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【偏差値の上げどころ!】応用問題への取り組み方を紹介します!

 

こんにちは!
武田塾川口校です。

夏が終わり、知識の習得のようなインプット作業はできてきたと思います。
これからは演習問題を重ねていってインプットした知識を利用、すなわちアウトプットの作業へと移行していきます。

演習問題への取り組み方

これからは、問題集や過去問を通して初見問題の演習を中心にやっていくかと思います。
ここで躓いてしまう人も多いのですが、どのように演習をおこなえばしっかりと着実にレベルアップが見込めるのでしょうか?

 

応用問題は基礎知識の融合!

まず第一に認識しておくべきことは、応用問題は基礎知識がいくつか重なり合った融合問題であるということです。
今まで扱ってきた参考書は、いわゆる単元別問題が多かったのではないでしょうか?

具体的に言うと、仮定法の単元を学習する際には参考書で仮定法の説明文を読んで仮定法の問題を解くといった流れになります。
ですが、実際の入試問題では「この問題では仮定法の知識を問うよ」と予告してくれません。

仮定法や比較、時制など自分の持っている英文法の知識を総動員して「この問題では仮定法の知識が問われているな」と気づくことが大切です。
多くの受験生が応用を苦手にしている原因の一つに、無意識のうちに勉強中の単元の知識を利用していることにあります。

要は、問題を見たときに「今は仮定法の分野の勉強をしているから、この問題は仮定法の知識を使えば解けるだろう」と思いながら取り組んでいるという状態です。
このような勉強法ではいくつもの文法単元がある中から出題されている入試問題で戦える状況とは言えません。

さらに、入試問題では仮定法の知識一つで解けるような問題ばかりではなく、いくつかの文法単元を複合して出題されているものも多いので一つ一つの知識が確実に備わっており、かつ、どの知識を取り出せばとけるのかを自分で吟味していくスキルを必要とされています。

 

複合されている知識に気づくことが重要

さて、以上のお話から応用問題が解けるようになるためには「どの知識が複合されているのか」を見極めるところから始まります。
上記で説明したような文法問題の例では「仮定法と不定詞の融合だ!」と気づいて、両者の知識を引っ張り出して回答までたどり着くことを目標とします。

もちろん基礎知識が備わっていることが大前提ですが、まずは問題文や選択肢を眺めての知識について問われているのかを分析してみることから始めましょう。

最初は大雑把な分解からで構いませんが、慣れてきたら徐々に細かな分解をしていきます。
大雑把に「仮定法の知識が問われている」という認識から「仮定法の中の、仮定法過去完了の知識が問われている」といったように、一つの単元の中の小トピックにまで分解できるようになれることが理想です。

 

理系科目は解答までの道筋をたててみよう

特に数学では綿密な分解を必要とします
例えば「不等式の証明」という単元において、(左辺)>(右辺)を証明したい場合、(左辺)ー(右辺)>0を示すことを目標としますが、その方法にはいくつかあります。
①平方完成などで正の数の和を作り出す
②微分して増減表を作成
③数学的帰納法
etc.

このように、計算や証明をする過程で用いる知識はいくつかの通りが存在します。
証明したい式の性質などを見極めながら、どの方法を選択すべきかということを考えてみましょう。

オススメの勉強方法としては解答までのフローを想像してみることです。
問題文を見てすぐに計算を始めるのではなく「公式Aを用いて等式aを出す、そののちに公式Bをつかって等式aを変形すればできるかも」といったように、どのようなステップを踏めば解答まで到達できるかを頭の中に思い浮かべてみるといいでしょう。
頭に思い浮かべた方法で計算を進めてみて、途中で詰まるようでしたら別の知識の利用を考えます。
慣れてくれば常に最短ルートを選択できるようになり効率のいい勉強が実現できます。

また、解答への道筋は最短ルートの一通りとは限りません。
最短ではないものの別のルートでの解法、すなわち別解を考えることで数学力というのは大きく向上してくれます。

 

解答・解説は理解と納得をするように

問題が解けなかった場合には解答・解説を眺めてその問題の解き方を学びます。
解答・解説を参照する際のポイントは理解・納得を伴うことです。

成績の上がらない人の多くは納得を伴った勉強ができていません。
解説に「公式Aを用いて答えは〇〇だよ」と教わったとき、「へー、公式Aを使えば解けるんだ」という段階は理解するだけにとどまっています。
ここで止まっている生徒は同じ問題を復習したときにその問題しか解けるようになっていません。
なぜなら使うべき公式を知っているだけだからです。

模試や初見問題、入試問題では参考書で勉強したときと同じ問題が出てくることはありません。
条件や問い方を変えて受験生を惑わせてくるでしょう。
理解しただけで終わっている生徒はきっとこう思い落ち込むことでしょう「微分の単元をしっかり勉強したのに微分の問題が解けなかった。。。」

これを回避するために重要な要素が納得を伴わせることです。
上記で紹介したように「不等式の証明」という一つの単元でも解答までの到達ルートには複数の候補があります。
この問題が解けなくて解説を眺めたときに「なぜこの問題では公式Aを用いるという発想になるのか」という、公式を利用する理由まで理解することがここでいう納得です。

この納得まで伴ったとき「なぜ公式Aを使わなければならないのか」「公式Aを利用する場面」を知ることになるので初見問題の模試や入試、他の参考書の問題でも同様の発想力を発揮できることになります。

 

今後への意識

インプットでも重要でしたがアウトプットの作業になるとより重要性を増してくるのが量です。
合否の差は演習量の差といっても過言ではないくらいに演習量で力の差は歴然となります。

 

量をこなして慣れよう

入試問題はいくつもの知識が重なり合って一つの問題を形成しますが百何年もの入試の歴史から考えると、毎回毎回新傾向の問題を作成することは困難といえます。
つまり、同じ大学の過去問や別の大学の入試問題などでは類題と呼ばれるような問題が数多く存在します

数学だと設定されている値が変わってはいるでしょうが、使うべき知識や問われ方が過去に学んだことのある問題と酷似している場合があります。
このような場合においては、その問題を演習したことのある生徒にとっては非常においしいサービス問題と変わってくれるでしょう。
一方で演習量が不足していて、その場で初めて試行錯誤を繰り返す羽目にあっているライバルたちはこの問題で大きく水をあけられてしまう形となってしまいます。

英語もほぼ同様です。
英作文などでは過去に見た問題とほぼ同様の表現が問われることがありますし、可能性としては低いですが長文読解では全く過去に見た文章とまったく同じ文章が扱われていることもあります。
実際、私は現役時代に学んだ長文の問題が大学入試で出たことがありました

 

スピードを意識して取り組もう

時間というのは全受験生に同様に与えられています。
限られた時間でほかの受験生よりも多くの問題を演習するためには当然ながらスピードを上げることが重要です。
他の受験生が10学んでいるときに自分が11学ぶことができれば10%もの差をつけることができます。

また、最近の入試問題はスピードを重視させた問題形式が多くなりました。
以前は長い時間の中で3つくらいの難問を解かせることが多かったのですが、最近では同じ時間でシンプルな問題を5~6問解かせるという形式が目立ってきました。

限られた時間内にケアレスミスをしないで解くということがトレンドになっているのでスピードを意識した勉強は入試対策に直結します。
1問ずつに時間制限を設けてみたり、かかった時間を記録しておくなど時間を意識した勉強をしておきましょう。

 

過去問対策

演習問題の代表格が入試の過去問ですが、この過去問には様々な使い道があります。
入試が近くなってくると問題形式や大問の数など、昨今の入試の傾向の分析に使用されることがあります。

応用力の養成、時間内での処理、傾向の把握など様々な取り組み方がありますが優先順位は以下の通りになります。

①時間無制限で解法を考える

まずは時間を一切気にせず一問一問に対してじっくりと思考を巡らせましょう。
数学の勉強法でお話しした別解の考察であったり、英語は一文一文の精読など「時間無制限なら十分合格点をとれる」というレベルの応用力を身に着けることを目指しましょう。

 

②制限時間内に解く

時間無制限で合格点が取れるようになれば、次は時間内に解き終われるようになることを目指します。
ただし、スピードを気にするあまり精度が落ちては本末転倒です。
量を重ねることによって質を落とさずに時間内に処理できるよう取り組みます。

スピードを出すことと焦ることは混同しがちになりますが、焦ってペンを動かすのではなくて冷静さは失わないように心がけましょう。

 

③出題傾向の把握

志望校の出題傾向の確認は、過去問演習の総仕上げで構いません。
一通りの過去問演習が終了したら、どのような形式で出題されるのかを調べましょう。
しっかりと対策しておくことによって心に余裕が出てきますし、それが結果として冷静さを失わないスピード感につながってきます。

 

まだ間に合います!

夏の勉強で思うようにいかなかった人もまだ間に合います!
もちろん、夏にしっかりと仕上げてきた受験生たちに追いつき追い越すのは容易なことではありません。

しかし武田塾では生徒の実力や志望校にあった学習カリキュラムを毎週の宿題という形で支持していきますので個人個人の考える逆転合格をサポートさせていただきます。

夏の勉強は失敗したけどまだ第一志望はあきらめたくないという受験生の皆さん、川口校にお話を聞きに来てみませんか?
スタッフ一同、皆さんの逆転合格をかなえられるように惜しみなくサポートしてまいります!

 

<川口校2020年合格速報リンク>
【川口校2020年度合格速報①】昨年度不合格の薬学部に逆転合格!
【川口校2020年度合格速報②】獨協大学をセンター利用で合格!!
【川口校2020年度合格速報③】まずは押さえの明星大学に合格!!
【川口校2020年度合格速報④】センター利用で成城大学に合格!!
【川口校2020年度合格速報⑤】現役時代のリベンジで日大合格!!
【川口校2020年度合格速報⑥】第一志望群!芝浦工業大学合格!!
【川口校2020年度合格速報⑦】第一志望!共立女子大学合格!!
【川口校2020年度合格速報⑧】法政大学に逆転合格!!
【川口校2020年度合格速報⑨】現役時全滅からの法政大学合格!
【川口校2020年度合格速報⑩】立教大学に逆転合格!!
【川口校2020年度合格速報⑪】立教大学に逆転合格!!
【川口校2020年度合格速報⑫】入塾時偏差値30代前半から半年で日大に逆転合格!!
【川口校2020年度合格速報⑬】センター利用で成城大学合格!
【川口校2020年度合格速報⑭】法政大学法学部に逆転合格!
【川口校2020年度合格速報⑮】全滅危機から第一志望に逆転合格!

<川口校2019年合格速報リンク>
【武田塾川口校2019年合格速報①】早稲田大学法学部に逆転合格!
【川口校2019年合格速報②】中央大学理工学部にセンター利用で合格!
【川口校2019年合格速報③】獨協大学経済学部にセンター利用で合格!
【川口校2019年合格速報④】東京農業大学完全制覇!
【川口校2019年合格速報⑤】立教大学経済学部合格!!
【川口校2019年合格速報⑥】東洋大学にセンター利用で合格!
【川口校2019年合格速報⑦】東北大学経済学部合格!

 

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