秋に向けての受験準備をご紹介します！【夏の終盤】

こんにちは！
武田塾川口校です。
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夏休みも残り1週間となりました。
中学生、高校生の皆さんはたくさん時間の取れるこの時期で回りに差をつけられるよう必死に頑張ってくれていると思います。
一方で、浪人生もここで現役生に追いつかれないように頑張ってくれているのではないでしょうか？

この夏を終えて一皮むけた状態で秋を迎えることになりますが、ここから始めておかなければならない準備があります。
入試から逆算して、今やっておかなければならないことを知っておきましょう！

課題発見と大学のリサーチ！

入試に向けて勉強をすることはもちろんながら、実はそれだけではありません。
自分の実力から考えて、どの大学が併願校としての候補になるのかなど大学のリサーチも必要になってきます。
もちろん現時点で確定しなくても候補レベルで構いません。

入試が近づくにつれて勉強に対する比重やプレッシャーがかかってくることでしょう。
その時に大学のリサーチのような余計なことに気を取られないためにも夏～秋にかけて大雑把にでも大学のリサーチを完了させておく必要があります。
(大学調べも余計なことではないんですけどね笑)

まずは大学リサーチから紹介していきます！

安全校(滑り止め)の確保

多くの受験生は第一志望は決まっていて、そこに向けて勉強していることでしょう。
もちろん、併願校となる第二志望や第三志望まで決まっているかもしれません。

ここで意外と盲点なのが安全校(滑り止め)のリサーチです。
受験生の中には浪人を回避するために、どこまでレベルを下げようとも現役での進学を目指している人もいます。
そのような人は、「正直、現時点では眼中にない」というような大学であっても受験することを視野に入れていかなければなりません。
皆さんは自分の大学リサーチを振り返ってみてどうでしょう？
「行ってもいいかな」と思えるような大学しかリサーチしていない人も多いのではないでしょうか？

例えば偏差値60の生徒にとって安全校といえるのは偏差値45～50程度の大学です。
これはMARCHレベルの生徒が大東亜帝国レベルをリサーチすることと同じくらいなのですが、実際にMARCHレベルの実力を持っている生徒はだいたい滑り止めで日東駒専レベルくらいまでしか考えていないことがほとんどです。

MARCHレベルの生徒が日東駒専を受験するのであれば滑り止めとしては十分と思われるでしょうか？
実はそんなことはありません。
実際の入試の緊張感や焦りで本来の実力が発揮できずに日東駒専レベルでも足をすくわれることは大いにあります。

また、レベルの高い大学ほど入試は終盤に集中しています。
裏を返せば滑り止めレベルの大学ほど前半に集中するということなので、本命の大学の前に併願の大学を受験することとなり、早ければ本命大学の試験前に併願の大学の合否結果が出ることになります。

出題傾向や時間配分などのリサーチが甘かった結果として日東駒専レベル大学に合格できなかった場合、本命の大学の受験前に日東駒専の不合格という事実を抱えてMARCHを受験することになります。
「日東駒専も合格できなかった自分がMARCHに合格できるだろうか？」という不安に押しつぶされそうになりませんか？

私は中学時代、滑り止めだと考えていた法政大学付属高校に不合格であった状態で本命の高校を受験することになりました。
あの時のメンタルは正直つらかったです。
受験しながら「多分ここも落ちるんだろうな」と思っていました笑
幸いなことに出題が得意な分野に集中してくれていたのでなんとか合格できましたが、もしあの時不合格だったらと思うととても今の自分はなかったのではないかと思うくらいです。

大学受験は高校受験とは違って最終学歴となる可能性が高いこともあり、不合格一つに対する不安や焦燥感も計り知れないものになるでしょう。
だからこそ、確実に合格できる大学を見繕っておく必要があります。
ただし、MARCH以下なら浪人と決めているような生徒にとってはその限りではありません。

具体的なリサーチとしては
①偏差値
②アクセス
③雰囲気
④出題傾向
の4つが挙げられるかと思います。

偏差値のリサーチはもちろんのこと、アクセスや大学の雰囲気も非常に重要です。
仮に第一志望校に進学できるとなれば毎日片道2時間かけてでも通学する価値を感じるかもしれません。
ですが、現時点で正直興味もないような大学に通うために同じだけの時間をかけられるでしょうか？
個人差はあると思いますが、私には無理です。
最悪の事態として、そこに通学するとして我慢できるレベルを探す必要があります。
自分の勉強したい学問が学部学科として設置されているか、楽しいキャンパスライフを送れそうか、交通の利便性は悪くないか、など万が一進学することになったときに困らないかどうかが判断基準となるでしょう。

また、確実に合格するためには出題傾向の把握も重要です。
滑り止めの大学の対策のために余計な労力を払わないようにしましょう。
例えば第一志望や第二志望の大学ではマーク式なのに、滑り止めの大学だけ記述式の入試問題だったりした場合には、それ用の対策が別途必要となってきます。
正直言って、ここに払う労力は無駄といえるでしょう。
注意しておきたいのは女子大です。
MARCHはマーク式がほとんどですが女子大は英作文や英文和訳問題などが出題されることが多々にしてあります。
これが余計な対策になるくらいであれば女子大の併願を回避する要因になるかもしれません。

1ランク下の大学までは過去問に目を通そう

次に勉強のお話です。
コロナのご時世で模試なども自宅受験されている方が多いのではないでしょうか？
実際に受験生に囲まれながら模試を受けるということも少ないので実践感や正しい実力がイマイチ把握しきれていないこともあるかと思います。

そこで一度、自分の志望校・および志望校の1ランク下くらいの大学の過去問を1か年分解いてみてください。
これでもまだ実践感を養えるようなものではありませんが、現状の自分の実力と併願校・志望校との差異を図ってみてください。
ここから、自分に必要な対策や努力量が見えてくるでしょう。

多くの大学では合否のボーダーラインが6割といわれています。
成績標準化という補正が入るので実際の正答率は7割以上ほしいところです。
さらに、自宅や塾の自習室で過去問を解く場合には緊張感のような補正もない状態で取り組むので7.5割ほど取れれば現時点では十分といえるレベルではないかと思います。

まだ夏休みも残っているので、ここでインプットの作業を完璧に終わらせてから取り組むのがおススメです。
志望校の1ランク下のレベルくらいであれば現時点で7割近く取れればOKです。
ただし、点数に一喜一憂するのではなくて自分ができなかった分野の発見と対策、今後の学習指針の決定を意識して復習や学習計画の設定に取り組んでほしいと思います。

また、過去問研究の中では出題傾向を確認するようにしましょう。
英語であれば並べ替え問題や英作文など、大学によって出題する問題の傾向は様々です。
一般の参考書で一通りの学習を終えたら次は志望大学の出題傾向に特快下対策用の参考書に着手し始める必要があります。
志望校で並べ替え問題が出題されるなら並べ替え問題対策用の参考書、会話文が出題されるなら会話文対策用の参考書といったように分野別の対策が待っています。
志望校に合格するだけの偏差値を持っているというだけでなく、その大学の出題傾向まで知っているうえで対策までしっかりとできている人に合格は待っています。

まだまだ実力を伸ばす期間はあります。
早いところ基礎を完成させて実践演習に取り組めるように頑張りましょう。

最後に

皆さんは今、受験勉強に焦りを感じていますか？
まったく焦りを感じていないのもどうかと思いますが、焦りすぎても勉強効率は上がりません。
入試も勉強も程よい緊張感の中で取り組むのがいいですよ！

気の抜けた勉強をしてケアレスミスを頻発したり、緊張しすぎて頭が真っ白になってしまったり、極端な状態ではベストパフォーマンスは発揮されにくいものです。
肩に力を入れすぎては脳も体も固まってしまうので、肩の力は抜きつつもリラックスしすぎない程度に。
「この問題間違えたら翌日のスマホの使用禁止」くらいの緊張感の中でやってみるといいのではないでしょうか。

私は現役時代には家で勉強をしないと決めて自習室でやるタイプの人間でしたが、1日にケアレスミスが3個以上発生したら家に帰って勉強するというペナルティを自分に課していました。
3日に1度くらいは自宅学習することになってしまいましたが笑
それでも、どうしても家で勉強したくない気持ちから、気を付けるという習慣は出来上がったと思います。
自分の中にルールを決めて、それに従って勉強してみるのもおすすめです！

＜川口校2019年合格速報リンク＞
【武田塾川口校2019年合格速報①】早稲田大学法学部に逆転合格！
【川口校2019年合格速報②】中央大学理工学部にセンター利用で合格！
【川口校2019年合格速報③】獨協大学経済学部にセンター利用で合格！
【川口校2019年合格速報④】東京農業大学完全制覇！
【川口校2019年合格速報⑤】立教大学経済学部合格！！
【川口校2019年合格速報⑥】東洋大学にセンター利用で合格！
【川口校2019年合格速報⑦】東北大学経済学部合格！

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