昨今のグローバル化に伴い『海外留学』を志す学生も多いのではないでしょうか?
よく「地球が小さくなった」というような表現を使われますが、もちろん本当に地球の体積が小さくなったわけではありません。
要するにインターネットの発達や飛行機などの交通機関の発達で「海外が身近になった」という意味ですね。
実は僕も留学経験者なんです。
大学3年の秋に2カ月ほどイタリア(ミラノ)に留学していました。
ちなみに、僕の留学理由は語学ではなくサッカーです。
日本サッカー協会(JFA)の強化指定選手に選ばれ、ミラノの某有名クラブのプリマヴェーラ(日本でいうユースチームです)の練習に参加させていただきました。
2カ月間、ミラノ中心部のおばあさんが一人で暮らすマンションにホームステイし、ミラノ郊外にある練習場まで片道1時間半をかけて通っていました。
ちなみに、マンションの隣室に息子夫婦が住んでおり、孫は日本の某大学でイタリア語の講師をしているというとても親日家のご一家でした。
当時は中田英寿選手がセリエAで大活躍していた時期だったので、日本サッカーも「それなりの」評価をされつつある時でしたが、イタリアの高校生のレベルの高さに大学3年の自分が驚愕したのを今でも鮮明に覚えています。
ちなみに留学時の僕の一日は、朝9時からミラノ市内のイタリア語の語学学校に通い、夕方5時から9時までがサッカーの練習でした。
日曜日にはサンシーロスタジアムでサッカー観戦です。
ちなみに、中田英寿選手の活躍も生で観ましたよ。
忙しかったけど、なかなか味わえない貴重な経験ができたと今でもいい思い出です。
まぁ、僕の思い出話はどうでもいいのですが…、何が言いたいかというと、要するに「世界は広い」ということです。
「地球が小さくなった」昨今でも「世界は広い」のです。
グローバル化の加速も手伝い、近年では高校卒業後の進路で「留学」を希望する学生が増えているようです。
海外の大学に通い、見分を広め、語学習得にも非常に有益な時間になるのは間違いないと思います。
しかし、一部の職種や企業を除き、大半の海外の大学を卒業したという事実は、残念ながら日本での就職活動で必ずしも有利になるとは限りません。
そんな時代だからこそ、最近の流行で『必修科目に海外留学が含まれる大学(学部)』が増えているのは知っていますか?
有名なところでは、早稲田大学国際教養学部、法政大学グローバル教養学部、明治大学国際日本学部などがあります。
海外留学を経験しながら卒業に必要な単位まで取れてしまい、大学によっては留学費用も学費に含まれているところもあります。
期間は2週間程度の短いものから、1年以上の長期に渡るものまで様々ではありますが、「留学=海外の大学」という考えだけではなく、就職を考えると「日本の大学に通いながら留学が出来る大学を選ぶ」という選択肢も海外志向の強い学生にはいいのではないでしょうか?
余談ですが、『ハワイ東海インターナショナルカレッジ』というのは知っていますか?
分かりやすく言えば、箱根駅伝の常連である東海大学のハワイ校みたいなものです。
ここに1年半から2年半程度(語学力により推移)通うと、東海大学を始め世界各国の多数の提携大学に編入できるのです。
ちなみに東海大学への編入であれば3年生(希望学部により異なる)からになります。
俳優の坂口憲二さんがここの出身になります。
詳しくは、http://htic.pr.tokai.ac.jp/index.html をご覧ください。