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受験は戦略

厳しい大学受験を勝ち抜くのに、最も大切なのは『努力=自学自習』です。 同じ授業を受けていても、テストをすれば順位や合否が判別されます。 その差が、個々の努力の差にあるのは明らかです。

しかし大学受験は、残念ながら努力だけでは限界があります。 このブログを最初から読んでくれている人は分かると思いますが、なぜなら大学受験は現役生の何倍も努力している浪人生との戦いだからです。

そこで努力の次(?)に大切なことを教えます。 それが『戦略』です。

では受験する上での戦略とはなんなのでしょうか?

例えば、学校から帰ってから『1日3時間の勉強』を日課にするとします。 皆さんは3時間でどの教科を勉強しますか? 文系志望の学生は、「やはり一番大事なのは英語かな?」という考えで、英語を重点的に勉強する人が多いのではないでしょうか? もちろん、中には「苦手な古文や漢文」を頑張る人もいるでしょうね。

理系であれば「大好きな数学」を頑張る人も多いでしょうし、理系では「数数ない暗記科目である生物」を頑張る人もいるでしょう。

これらの頑張りを一概に間違っているというつもりはありません。 しかし『戦略』に基づいたベストの学習であるとは断言できないのです。

皆さんは『配点ウェイト』や『合格最低点』という言葉を聞いたことがありますか? 例えば青山学院大学(以下、青学)の文学部の配点は英語が200点、国語が100点、社会(日本史or世界史)が100点で合計400点満点になります。 ほとんどの大学の合格最低点が約60%から高くても70%くらいになります。 ちなみに青学文学部英米文学科の2011年度の合格最低点は277点(約69%)、2010年度は262点(63%)になります。

※合格最低点は『赤本』に載っていますので、志望校の合格最低点が何点なのかは事前にチェックしましょうね。

この合格最低点に到達すれば『合格』で、1点でも足りなければ『不合格』なのが大学入試なのです。

極端なことを言えば、英語が得意な生徒は英語で満点(200点)を取れれば、国語と社会を合わせて200点満点中たった80点(40%)を取れれば合格できるのです。 もちろん難関大学の入試で満点を取るのはほぼ不可能に近いことにはなりますが、仮に得意科目で80%、その他の科目を60%を取るという『戦略』を立てたとしましょう。

☆英語が得意なA君の場合 得意な英語が80%で160点、国語と社会がそれぞれ60%だとすると120点、合計280点で、晴れて合格になります。

★国語が得意なB君の場合 得意な国語が80%で80点、英語と社会が60%だとすると、200点満点の英語は120点、100点満点の社会は60点、合計260点で残念ながら不合格になります。

同じ得意科目80%、苦手科目60%でも配点ウェイトにより、合否に差が生まれるのです。

では、同じ得点ウェイト(得意科目で80%、その他は60%)で明治大学(以下、明大)の情報コミュニケーション学部(以下、情報学部)を考えてみましょう。

明大情報学部の配点ウェイトは英語・国語・社会がそれぞれ100点満点で合計300点満点になります。 合格最低点は2011年度が186点(62%)、2010年度は196点(約65%)でした。

☆英語が得意なA君の場合 英語が80%で80点、国語と社会がそれぞれ60%で120点、合計200点で合格。

☆国語が得意なB君の場合 国語が80%で80点、英語と社会がそれぞれ60%で120点、合計200点でこちらも合格となります。

では、仮に社会の配点ウェイトが高い大学の場合はどうなるでしょう? 社会が200点満点で、国語と英語が100点満点だとします。 仮に合格最低点が70%の280点だとすると、英語が得意なA君は英語が80点、国語が60点、社会が120点となり合計260点、国語が得意なB君は国語が80点、英語が60点、社会が120点でこちらも合計260点となり、残念ながら二人とも不合格ということになります。

つまり、同じ『勉強をする』にしても、志望大学や学部によって本人の好き嫌いや得意不得意を問わず、力を入れる科目が変わってくるのです。

逆を言えば、志望校選びも配点ウェイトを踏まえて考えてみると、自分の思っていたランクよりも1ランク上に合格できるかも?

先輩などに第一志望に合格したけど、第2志望に落ちちゃった人などはいませんか? ひょっとしたら配点ウェイトの関係かもしれませんよ。

 

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