こんにちは!
松原市大学受験予備校・個別指導塾
武田塾河内松原校です。
受験生の皆さんは充実した夏休みを過ごせましたか?
英語で言えば基礎を終わらせ、長文演習に入っている人も多いのではないでしょうか。
そこで、下のような壁にぶち当たる人も多いように思います。
「英語の単語・文法・解釈の基礎を終わらしたのに、英語長文が思うように解けない.........」
そういう英語の単語・文法・解釈の基礎を終わらしたのに長文ができない人は、自分がなぜ読めていないのか・解けていないのかの原因分析が必要になります。
今回は、長文ができない原因5つを解説していくので、これを通して、自分になにが足りないか、なにをしなければいけないかを見つけてほしいと思います!
長文ができない原因
①語彙力・単語・熟語に問題がある
長文ができない原因1つ目として、
・単語・熟語の意味がわからない
・単語帳なら覚えているのに、長文に出てくるとわからない
・時間をかければ意味が思い出せるけどすぐに意味が出てこない
・名詞形・形容詞系など形が変わるとわからない
などの語彙に問題があるケースです。
意外と落とし穴になりがちですが、長文で通用するように単語を覚えていないと意味がありません。
思い出すのに時間がかかるのであれば、即答できる練習をする必要があったり、
英単語帳の順番で覚えてしまっているのであれば、順番を変えたり、単語カードを使う必要があります。
長文で通用する覚え方をしているか、今一度見直しましょう。
②1文がきっちり訳せない
長文ができない原因2つ目として、
・単語はわかるけど、1文を訳してと言われると訳せない
・SVOCがふれない
・「that」「as」を訳し分けることができない
などの、一文をきっちり読むことができていないケースです。
「本文が読めています!」
「ゆっくりなら読めています!」
と思い込んでいていても、
全訳・全構文ができているかというと、怪しい人が多いです。
構文がとれていないと意味を取り違え、長文の言いたいことがわからなくなります。
長文では少しずれると内容が変わってしまうので注意していきたいポイントです。
③文章のテーマ・言いたいことがわからない
長文ができない原因3つ目として、
・1文は訳せるけど、文章で言いたいことがわからない
・文章を読むとき単語を目で追うだけになっている
・読んでいると前半の内容を忘れてしまう。
などの読解力に課題があるケースです。
英文解釈を頑張れば頑張るほど、長文の内容を理解することが疎かになっている人は多いです。
視野が狭く、目の前の単語やSVOCに執着してしまい、長文において一番重要な、なにが言いたいのかどんな話なのかなど、内容を理解することが疎かになっている可能性があります。
対策としては、段落ごとにメモを残すことです。
そうすることで、全体的な内容や筆者の主張を要約することができます。
④文章は読めているが問題が正解しない
長文が読めていない原因4つ目として、
・文章の内容は理解しているのに問題を適当に解いてしまう
・本文の解答の根拠となるべき場所を確認していない
・選択肢を1つ1つ吟味していない
などの、解く力に課題があるパターンです。
長文を解く際には、リーズニングが重要になってきます。
内容一致問題で1~4の選択肢を選ぶ際に、選択肢の内容が本文中のどこに書いてあるのか、1個ずつ確認を徹底して正解を導くようにすることで、なんとなく解くことを防ぐことができます。
一つ一つを現代文のように丁寧に解く意識ができてから、スピードを心がけると良いと思います。
⑤スピード
長文ができない原因5つ目として、
・文章を読むのが遅い
・シャドーイング(音読)の練習が不足している
などの速読力に問題があるケースです。
長文ができていないことを速読力のせいにする人は多いですが、速読力を鍛えるには語彙→文法・構文→本文の内容把握→問題を一問ずつ丁寧に解けるかをクリアしたうえで練習する必要があるので、段階を踏むことが重要です。
まとめ
基礎を固めたのに、長文ができない人は、上記の5つのうちに原因があると思います。
今回の5つの原因をチェックして、長文の苦手克服を目指していきましょう!
今回は以上となります。