こんにちは!
武田塾河内松原校 講師の森榮です。です。
本日は、部活が忙しくて勉強時間が中々取れない人に向けて、周りの友達より勉強時間を増やすコツをまとめました。
僕は高校時代野球部に所属しており、年末年始以外に休みはありませんでした。
高校の偏差値が65~70くらい?と周りの学力が高いという環境の中で、なんとか落ちこぼれないようにして、勉強を進めていました。
そんな中で、僕が現役時代行っていた勉強法などを参考にしながら、いかに周りより勉強時間を増やすかについて話していきたいと思います。
目次 step1:勉強時間の作り方 ・無駄な時間を減らす ・スキマ時間を見つける ・早起きしてみる step2:計画的に進める ・無理な計画は立てない ・計画を徐々にきつくしていく ・スケジュールを達成することが目的ではない 最後に |
step1:勉強時間の作り方
まずは、自分の1日を振り返ってみましょう。
部活が忙しいは、部活に多くの時間を取られるため、勉強に当てられる時間が少ないので、勉強時間を自分で見つけて作ることがより重要になります。
自分の1日を振り返ったうえで、勉強時間を作る3つのコツを書いていきます。
無駄な時間を減らす
まず1つ目は「無駄な時間を減らす」ことです。
テレビやYou Tubeを見たり、ゲームやSNSを触っていると、気付いたら何時間も経っていたという経験は誰しも経験したことがあると思います。
このような時間は部活が忙しくて、ただでさえ時間がない人とっては特に無駄な時間だと言えます。
このような時間を削ってまで勉強に集中することができれば、かなり理想的ですが、やはり色々と難しいですよね、、、(笑)
なので、0にすることは難しくても、例えば、テレビやYou Tubeを見るのは夜ご飯の時間を含めて1時間(だいたい1時間で1番組?)といったように、時間を決めておくことで、無駄な時間を減らすことができます。
余談ですが、テレビやスマートフォンから発せられるブルーライトは目の疲労につながるようなので、この点からも、長時間のテレビやスマホの使用はおすすめできませんね。
スキマ時間を見つける
続いて2つ目は「スキマ時間を見つける」ことです。
スキマ時間とは、その名の通り、生活している中でできる空いた時間のことです。
例えば、電車等の移動時間、学校の休み時間、家に帰ってから夜ご飯ができるまでの時間、家を出る前にできる少し空いた時間などがあります。
長時間の移動を除いて、このようなスキマ時間は1回1回は数分程度、長くても、20分ぐらいと短いと思いますが、1日の中にスキマ時間の数は意外と多くあります。
「塵も積もれば山となる」のように、スキマ時間をたくさん見つけて、多くの勉強時間を確保していきましょう。
ちなみに、スキマ時間の使い方ですが、数十分かかる長文読解や数学等の記述問題ではなく、英単語等の単純な暗記をおすすめします。
理由は2つあり、1つ目は時間が限られているため、スキマ時間に多くの時間がかかるような勉強をすることはあまり効率的ではないこと。
2つ目は電車の移動中などは特にですが、暗記は基本的に筆記具なしでノートや参考書など1冊だけで完結するので、場所を選ばないことです。
電車で学校に行っているという人は特に、電車での通学時間は毎日必ずあるので、毎日の習慣にすることをかなりおすすめします!
早起きしてみる
最後の3つ目は「早起きしてみる」ことです。
夕方まで、学校の授業を受けて、放課後には部活をすると、かなり疲労が溜まりますよね。
そこから勉強となると、かなり厳しい人も多いと思います。
そこでおすすめするのが、家に帰ってからの勉強時間を思い切って減らしてみて、早めに就寝して、早起きしてみるという方法です。
その分、学校に行くまでの朝の時間に勉強時間を作れば良いです。
学校が早くから空いているという人なら、朝早くに登校するのも良いですね。
この方法のメリットは、朝は寝た後なので、疲労もほとんど取れていて、頭がスッキリした状態で勉強に集中できるということです。
寝起きが悪い人にはあまり向いていなかったりしますが、頭の中がスッキリした状態で勉強できるというのは、かなり効率的なので、試してみましょう!
step2:計画的に進める
前半のstep1では勉強時間を作ることにフォーカスをあてて、話していきましたが、後半のstep2では、その勉強時間の中で計画的に進めることについて話していきたいと思います。
人間は誰でもさぼりたくなるので、始めに自分との約束を作り、計画的に進めることで、作った勉強時間の中で、きちんと勉強することができるようになります。
ノートなどの残るものにスケジュールを書いていけば、入試直前に自分はこんなに頑張ったんだから大丈夫というような自信になるかもしれませんね。
ここでは、計画的に進める上での注意点3つを話していきたいと思います。
無理な計画は立てない
まず1つ目は「無理な計画は立てない」ことです。
少し、後ろ向きなことのように聞こえるかもしれませんが、実はかなり重要なことです。
例えば、就寝時間を3時間にしたり、お風呂と夜ご飯はまとめて10分で済ますなど。。。
この例はかなり極端かもしれませんが、いずれにせよ、自分が無理のない計画を立てることです。
無理な計画を立てて、達成できず、罪悪感から勉強出来ないとなると、計画を立てた意味が無くなりますよね。
まずは、無理のない計画から始めて、その計画を達成することから始めましょう!
計画を達成することで、達成感ができて、さらにモチベーションが上がっていくことにも繋がります!
計画を徐々にきつくしていく
続いて2つ目は「計画を徐々にきつくしていく」ことです。
最初のうちは無理のない計画を立て、そこから自分の可能な限り計画を徐々にきつくしていくこと(=勉強時間を増やす)ことが重要です。
ポイントは”徐々に”です。
例えば、今まで部活も何もない休日に1時間、2時間しか勉強に当てられなかった人が急に1日7時間、8時間もの時間を勉強に当てるのは難しそうですよね。
受験は長距離走や登山のようだと例えられるように、自分のペースに合わせて徐々に進めていくことが重要になります。
かといって、決してサボり続けていいということではありませんよ(笑)
スケジュールを達成することが目的ではない
最後に3つ目は「スケジュールを達成することが目的ではない」です。
step2ではスケジュールを立てることによって、計画的に勉強を進めることについて話していきました。
ですが、最後に1つ受験生がハマりがちなワナがあります。
それが、「スケジュールを達成することが目的になってしまう」です。
どういうことかを説明すると、スケジュールを立てて計画的に勉強を立てるのは、効率的に志望校に合格するという”目的”のための”手段”に過ぎないということです。
スケジュールをこなしたから学力が上がるのではなく、勉強した内容が身につくことで学力があがりますよね。
これは他のことにもつながる話です。
例えば、「○○問題集を終わらせた」、「過去問20年分解いた」からといって、全く身についていなければ、何も勉強してないのとほぼ変わらないですよね。
何度も言いますが、以上のことは学力を上げる手段の1つですから、勉強したことを身につける(例えば、間違えたところはできるようになるまで繰り返す、集中して勉強を行うなど)を意識して勉強を進めていきましょう!
さいごに
今回は部活で忙しい人に向けて、「周りの友達より勉強時間を増やそう!」ということについて話しました。
勉強時間の面だけで考えると、部活が忙しい人は勉強時間を中々増やせないという点において不利かもしれません。
しかし、部活によって鍛えられた精神力、継続力などは受験はもちろんのこと、これからの人生においても必ず自分の武器として残ります。
なので、悲観的にはならず、最後までやり抜いて、学生時代の大きな経験として誇りを持ちましょう!
そして、自分が忙しい間に身につけた勉強法を、部活引退後の時間があるときにも実践していけば、ライバルをどんどん抜いていけますね!
明日とか明後日からではなく、今日から実践して志望校合格へと突き進んでいきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!