ブログ

【映像授業編】大学受験予備校・塾選びのポイント

こんにちは!

松原市大学受験予備校・個別指導塾
武田塾河内松原校です。

本日は、「大学受験予備校・塾選び」に関して、映像授業型のメリットやデメリットについて書いていきたいと思います。

 

↓予備校・塾選びのポイントはこちらから↓

https://www.takeda.tv/kawachimatsubara/blog/post-191616/

 

↓集団授業についてはこちらから↓

https://www.takeda.tv/kawachimatsubara/blog/post-192386/

 

↓個別指導についてはこちらから↓

https://www.takeda.tv/kawachimatsubara/blog/post-193375/

↓武田塾についてはこちらから↓

https://www.takeda.tv/kawachimatsubara/info/post-172637/

 

目次

そもそも映像授業ってなに?
通塾型と非通塾型

非通塾型の特徴

通塾型のメリット・デメリット
メリット①自分のペースで進められる
メリット②講師の質が高い

デメリット①自己管理が難しい
デメリット②集中力が持たない(VS睡魔)

まとめ
映像授業に向いている人
映像授業に向いていない人

 

そもそも映像授業ってなに?

映像授業とは、予め録画された講義をスマホやパソコンなどで視聴し、自分で学習を進めていく授業スタイルです。

映像授業にも通塾型と非通塾型の2種類あります。

通塾型の場合は、
塾の教室にあるパソコンで講義を視聴します。

一方、非通塾型の場合は、
自分のスマホやパソコンで進めていくことになります。

 

非通塾型の映像授業は
メリットやデメリットが非常にはっきりしているため、先にこちらの話を簡単にしますね。

 

非通塾型映像授業の特徴

一言で言うと、自由です。

インターネット環境さえ整っていれば
時間・場所問わずいつでも勉強できます。

学習ペース、学習内容、復習時間、
誰にも強制されることなく自由に決められます。

そして、自分で決めたことに対して
文句を言う口やかましい指導者はいません。

 

そのため、「いつまでに」「なにを」「どのように」すればいいのかを明確に把握できている人でないと、映像授業のみで進めていくことは難しいでしょう。

サボらないように自分を律する力、
メンタル面のケア、
計画が狂った時にその原因まで追究し修正する力、
模試分析、過去問の効率的な使い方など、
高度な自律性が求められます。

 

やる気いらすとや

 

また、一部を除き質問対応もできません。

理解できない部分を放置し、そのまま進めていくと英語や数学等の基礎の積み上げが重要な科目の場合、後々に必ず響いてきます。

国公立志望や一部難関私大志望の受験生には英作文の添削も必要になってきます。

 

更に私が一番難しいと思っているのは、
客観的に現状を見極めることなんですね。

「間違っているわけがない」と思っている点が、
傍から見れば明らかに間違っていることもよくあります。

そのため、
常に自分の行動や考えを疑い続ける、
哲学のような姿勢が求められます。

・なぜ今その勉強をするのか?
・なぜ英語に何時間も使うのか?
・なぜ今日は英単語を100個覚えるのか?
と疑問を持ち、疑問に対し根拠つきで答えてください。

 

と、ネガティブ発言が多かったですが、
私個人の意見としては自律型のこのシステムは好きです。

もし私が今の知識を持ったまま高校生に戻れば、
映像授業のみで戦っていくことも十分考えるでしょう。

断定できないのは、メンタル面の弱さを自覚しているからです。

 

以上のことを踏まえ、学習面だけでなく、
性格面も考慮し、慎重に判断してほしいと思います。

 

向いている人からすれば、
徹底的に無駄を排除した効率の良い勉強ができるでしょう。

授業オンライン

 

通塾型映像授業

こちらは担任の先生(チューター)のサポートの元、教室のパソコンで授業を視聴するタイプですね。

担任の先生がいるというだけで、
一気に安心感が増したように思います。

どこまで手厚くサポートして貰えるのかは
その塾や予備校の方針によるので一概には言えないですが、あくまで自主性が重んじられます。

つまり、自分で考え、自分で行動する力が求められます。

 

メリット①自分のペースで進められる

これはメリットにもデメリットにもなります。

デメリットの場合、
先ほど非通塾型で挙げた内容とは異なるため、
後述したいと思います。

 

自分のペースで進められるメリットは、
参考書学習でも言えることですが、
苦手分野をじっくりと、得意分野はさらっと、
効率的に学習できる点だと思います。

予め録画されたものですから、
理解できなければ戻ったり、
得意分野は倍速で視聴したりと、
集団授業のような非効率性はなくなります。

 

メリット②講師の質が高い

大手予備校であれば有名講師の授業を、
自分の好きなタイミングで視聴できます。

当たり前のことですが、
非常にわかりやすいです。

 

その質の高い授業を自分の好きなタイミングで受けることができ、途中で止めることも、戻すことも、飛ばすこともできるんです。

なんだか無敵になったような気がしますね。

今でしょパロ

※フリー画像です。

デメリット①自己管理が難しい

自己管理、、、

イメージしにくいですよね。

もう少し噛み砕いて見ていきましょう。

私の口癖である「復習」と「スケジュール」についてです。

 

担任の先生のサポートはありますが、
1から10まで全て教えてくれるわけではありません。

毎日の勉強量、自習時間の使い方は、
自分で考えなければいけません。

講座についても、自分に足りないものを把握した上で、取捨選択する必要があります。

 

更に、言われるがままに全て受講していれば、
恐らく復習する時間は足りなくなってしまうでしょう。

結果、授業を受けて理解したものの、
全く復習をしなければ翌日には半分ほど、
1週間後には9割以上は抜けているでしょう。

当日に復習したとしても、
翌日に違う授業を受けてその復習をし、
更に違う授業を受けて、、、、、

と伸びない負のスパイラルに陥ってしまいます。

落胆いらすとや♂

 

復習日は絶対に設けてください。

「映像でやっていくんじゃい」と決めた方、
映像授業には素晴らしい点がたくさんあります。

しかし、復習しなければ何の意味もありません。

授業をたくさん受け、
どれだけ理解を積み重ねようと、
復習しなければそこにあるのは満足感のみです。

大学側が求めているのは、
あなたの満足感ではなく点数です。

シビアな世界ですが、
裏を返せば点数さえ取れればいいのです。

その点数を取るには、正しい復習が必要不可欠です。

そして、正しく復習を行うには、
正しい計画が必要になってきます。

 

↓復習と計画についてはこちらの記事に書いています↓

https://www.takeda.tv/kawachimatsubara/blog/post-191859/

 

もし既に通われている方で
復習の時間が取れていない場合、
今すぐ先生に相談して下さい!

 

デメリット②集中力が持たない(VS睡魔)

自己管理の中に含めてもよかったのですが、
この点を軽視している受験生が意外に多いため、
映像授業で集中し続ける難しさについてお話したいと思います。

 

皆さん、少しイメージしてみてください。

学校を終え、そこそこの疲労が溜まっている中、
塾の椅子に座り、机の上に置かれたパソコンから流れる面白くない動画を何時間も見続けられますか?

「英語が好きで好きでたまらない!!」

「そんな使い方あったんだ!テンション上がるううう!」

「前回の続きが気になって学校早退しちゃいました!」

これぐらいの熱量があるなら、
恐らく年間を通して集中し続けられるでしょう。

 

それでも睡魔はやってきます。

例えば、
好きな動画を見ながら寝落ちしてしまうこと、
よくありませんか?

好きなものでも睡魔には勝てないのに、
それが講義となると勝てる訳がないんですよ。

映像授業、ライブ授業、自習、
それぞれに睡魔はつきものです。

しかし、映像授業の場合は
特に厄介なので他の二つと比べてみましょう。

居眠りいらすとや

ライブ授業と映像授業

ライブ授業でも眠たくなることはありますが、映像授業は監視者がいないため、緊張感が緩んですぐに眠たくなってしまうんですね。

中にはそうした対策として、
教室スタッフの方が巡回されている塾もあると思いますが、声をかけられたところで眠気は解消されません。

でも眠ったら注意されるため、
うとうとした状態で頭をかくんかくんさせながら
何とか聞いている振りをする。

 

なんのために通塾しているのでしょうか、、、

 

そうした場合は、素直に仮眠(15分程)を取り、スッキリしてから再開するのが効率的でしょうが、映像授業は監視者がいないため、緊張感が緩んですぐに眠たくなってしまうんですね。
(以下同文)

 

自習と映像授業

自習の場合でも、睡魔はやって来ます。

仮眠を取ってスッキリしてから再開させればいいのです。

 

中には「眠る=だらけている」と考える先生もおり、眠っている生徒を見かけると親切に起こしてくれますよね。

私は起こされたとき、本気で怒りました。
上下関係などフル無視です。

私は自分の体質を理解しており、
集中するには仮眠が15分必要で、
それ以上寝すぎることはなかったのです。

 

授業中の居眠りを注意するのはまだわかりますが、自習中の睡眠を注意するのは生徒の体質を把握し、必要な時にすればいいのです。

そのため、
もし自習中に不本意に起こされた場合、
きちんと自分の体質を説明し、
必要な時間なのだということを伝えて下さい。

それでも理解してもらえない場合は、
上下関係フル無視で怒りましょう。

いらすとや怒る

脱線してしまいましたね。

緊張感がないのは映像授業と同様の条件ですが、
自習は主体的に取り組むのに対し、
授業は一方的に聞いているだけなので、
頭の使い方が全く違うんです。

 

あと、体験だけで判断するのも危ないと思います。

大抵の人は最初の数回は、
慣れない環境下での緊張が上手く作用し、
眠気など一切感じずに集中して聞けると思います。

そのため、体験授業を受けただけでは実感しづらいのです。

 

もし映像授業を考えているなら、
Youtubuにプロの講義動画がたくさんあるため、お試しに二週間ほど継続してみてください。

最後に、普通に目がめちゃくちゃ疲れます(笑)

 

まとめ

映像授業に向いている人

・睡魔対策が確立されている。
・自分の足りない点を把握できる。
・既に復習する習慣が身についている。
・復習日を考慮した年間計画がある。

 

映像授業に向いていない人

・復習する習慣がない。
・授業でも睡魔問題に悩まされている。
・監視者がいないと甘くなってしまう。
・自分のレベルを客観的に把握できない。

 

今回は以上となります!

 

 

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる