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初学者向け! 数学のオススメ参考書と勉強法について

こんにちは!

武田塾河内松原校です。

今回は武田塾がオススメする、数学の参考書とその使い方について話していきますね。

しっかりポイントをおさえて勉強すれば、数学という教科は点数が伸びやすいので、なかなか点数が上がらないという人は是非見ていってください。

今回の記事は数学をイチから学びたいという初学者向けの記事になります。

数学という教科を攻略する上で参考書選びとその学習法は非常に大切なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

この記事の目次

・高校数学初学者が注意すべき2つのポイント

 1.各単元の定義をおさえる
 2.納得しないまま次に進まない

 

・初学者向けオススメの参考書とその使い方

 1.「初めから始める数学」シリーズ
 2.基礎問題精講 基礎編
   3.「合格る計算」シリーズ

 

・最後に

 

高校数学初学者向けの注意すべき2つのポイント

この章では、高校数学初学者に向けて、注意すべき2つのポイントを紹介していきます。

高校数学は、中学校までの数学とは違う部分が多々あります。

なので、予めその違いをしっかり押さえることで、素早く高校数学に慣れていきましょう!

 

ポイント①各単元の定義をおさえる

高校数学で、まず最初に苦労するのは、「各単元でよく使われる文字の意味が分からない!」ということではないでしょうか?

 

確かに、高校数学と中学数学の大きな違いとして、「各単元特有の記号」というものがあります。

 

例えば、三角比におけるsinθやcosθに代表されるように、高校数学ではアルファベットやギリシャ文字などで特定の意味を表すことが少なくありません。

 

高校数学初学者は、このような記号を「訳の分からないもの」として、十分に理解しないまま放っておく傾向があります。

 

実は、これが高校数学が途端に分からなくなってしまう大きな原因なのです。

 

特に、高校の授業は中学校よりも進度が速いので、この現象が顕著に起こり得るのです。

 

ですから、授業内で取り扱われる記号の一つ一つに目を向け、その意味を理解しようとすることが最も大事であり、高校数学を学ぶ上での基本姿勢となります。

しかしながら、この基本姿勢を維持することは意外と大変です。

 

なぜなら、一回一回の授業を受ける前に時間をかけて徹底的な予習と復習を行い、授業時には先生の板書の意味を理解し、疑問点を残さないようにする必要があるからです。

数学という学問は、基礎が大切なので、日々疑問点を残さないような勉強法を心がけていきましょう。

 

ポイント②納得しないまま次に進まない

ポイント①では、高校数学には多くの記号が登場して、それらを一つ一つ理解していくことには時間を惜しまないようにしようという話をしました。

この章では、高校数学と中学数学を大きく隔てる、もう一つの要因について言及していこうと思います。

結論からいいます。

それは「論理」です。

高校数学では、試験の場において受験生の論理を試されることが多いです。

 

論理力という風な言い方をされたりすることもあるかと思います。

それでは、論理力とは一体何なのでしょうか?

 

高校数学における論理とは、

「とある命題が正しいということを、理路整然とした文章と数式を用いて証明すること」を指します。

 

ここで、「理路整然とした文章」というところに着目してもらいたいと思います。

 

「理路整然とした文章」を言い換えると、

「客観的に物事の筋道が通っていて抜け目のない文章」になります。

 

すなわち、誰が見ても客観的に見て正しいと感じさせられるような答案でなければ、基本的には満点答案にはなりえない(減点される)ということなのです。

 

塾講師として働いていると、しばしば、生徒が数学の答案を持ってきて、採点をお願いされることがあります。

答案を添削すると、すぐに論理のヌケに気付きます。

生徒にその箇所について問いただしてみると、口をつぐみ、このように答えます。

「実は、ここの部分、自分でもよくわかっていなかったんです。だから、何となく書いてみたんです。」と…。

 

数学は、解答用紙に答案を記述させるとその人の理解度がはっきり出るようになっています。

だから、論理が身についている人は得点として表れやすいし、その逆もまた然り、ということになります。

 

一方で、論理力の鍛え方がよく分からないという人が多いと思います。

 

実は、論理力を鍛える簡単な方法があります。

それが、小見出しにも書かれている「納得しないまま次に進まない!」ということなのです。

普段から、このことを意識していると、論理力が培われていくのです。

さらに、論理力の向上は、そのまま得点の向上という形に表れやすいので、試してみる価値は大いにあると思います。

 

初学者向けオススメの参考書とその使い方

高校数学の勉強法においては、前述した中学数学との違いの他に大切なことがあります。

それは、どのような参考書で勉強するのかということです。

さて、ここからは高校数学で初学者向けのオススメ参考書を3冊紹介していきます。

 

①「初めから始める数学」シリーズ

「初めから始める数学a」の画像検索結果

この「初めから始める数学」シリーズは、高校数学初学者にとっては、聖書(バイブル)と呼ぶべき1冊です。

何といってもその特徴は、参考書自体が講義形式であり、前述した記号の定義や意味が理解しやすくなっています。

武田塾の生徒の多くも愛用しており、その人気は圧倒的といえます。

 

各単元ごとに、例題などで定義の確認もできて、定期テスト対策から大学入試問題にまで幅広く対応することが出来ます。

高校数学の基礎力を培うことが出来る珠玉の1冊と言えるでしょう。

②基礎問題精講 基礎編

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基礎問題精講 基礎編は、高校数学で頻出の内容・問題が多く収録されている1冊です。

 

この参考書は講義形式ではなく、青チャートのように例題とその答えが合わせて掲載されていて、各単元の定期テスト頻出問題を体系的に扱うことで、生徒自身が理解しやすい参考書になっています。

 

この参考書も「初めから始める数学」シリーズと同様に、武田塾の生徒の多くが愛用しており、その人気は高いです。

 

この参考書は、高校数学初学者が各単元における一通り理解した上で、さらなるステップアップが見込める1冊と言えるでしょう。

③「合格る計算」シリーズ

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安定して点数を取るためには、簡単な計算問題をしっかりと得点することが重要です。

分からない問題に何分も費やすよりは、しっかりと計算問題を合わせた方が得点にはつながりやすいです。

「合格る計算」シリーズは、そういった意味では、計算力の基礎を付けることのできるオススメ参考書の1冊であります。

 

最後に

いかがでしたか?

この記事を読んで、高校数学のさわりの部分だけでも理解してもらえたらと思います!

今まで苦手意識を持っていた人でも、意外にすんなり理解できたりするものですよ。

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