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大学入学共通テスト 数学ⅠA は問題文がかなり長くなるかも・・・

こんにちは!

武田塾河内松原校です(*^_^*)

 

今回は2017年11月に実施された「大学入学共通テストのプレテスト」の内容を基に、大学入学共通テスト 数学ⅠAの分析とこれからすべき対策について考えていこうと思います!

まずはプレテストの内容から見てきましょう。

 

大学入学共通テスト 数学ⅠA プレテストの特徴

 

事前のアナウンスの通りに解答時間が70分となり、マーク式に加えて記述式の問題が数問追加されました。

プレテスト 数学1Aの主な特徴は以下の4つです。

1.  問題文が長い
2. PCやタブレットなどを使っている描写が問題内に多数存在する
3. 生のデータを使用している
4. 問題自体の難易度はそれほど難しくはない

 

これから上記の4点について説明していきたいと思います。

まずはこの問題を見てください。

大学入学共通テスト 数学1A

大学入学共通テスト 数学1A

 

センター試験と比べて明らかに問題文が長い上に、問題文が分かりにくく誤解を招く可能性があります。

この問題を解く上で必要なことは、必要な情報だけを読み取って問題を理解する力でしょう。

普段から長い文章を読みなれていない人には難しい問題かもしれませんね。

 

次にこちらの問題を見てください。

大学入学共通テスト 数学1A 大学入学共通テスト 数学1A

2問ともPCのソフトを使っている描写がありますが、問題自体にPCの操作が絡むことはほとんどなく、ただの平行移動と図形の問題です。

なぜわざわざこのような描写をするのかよくわかりませんが、これらの問題については特に対策をする必要はなさそうですね。

 

最後にこちらの問題を見てください。

大学入学共通テスト 数学1A

表1の台数の部分に注目すると、1183や1008など、実データを使っているように思われる部分があります。

他の問題にも実データを用いているような部分が多々あったので、大学入学共通テストでも、実データを用いた問題がいくつか出題されるのではないでしょうか。

しかし、実データを使うということは当然・・・

計算がややこしい!!!

より実践的な人材の育成のために生のデータに触れさせたいのは分かりますが、わざわざ試験でややこしい計算をさせる意味があるのか?と思ってしまいました。

 

このプレテストの平均点はかなり低かったため、難しくなった?という声を聞きますが、実際のところセンター試験で出題されていた以下の問題が出題されていないため、問題自体は易しくなっています。

・最大最小
・余弦定理
・三角形の面積
・反復試行
・チェバの定理・メネラウスの定理・方べきの定理・接弦定理

平均点が低かったのは単純にこのような形式の問題に慣れていなかったからでしょう。

しっかりと対策さえすれば解ける問題ばかりです。

 

大学入学共通テスト 数学ⅠA の対策

 

大学入学共通テストに向けて行うべき対策は主に以下の3つでしょう。

・読書をする
・長い文章から必要な情報だけを読み取る練習をする
・データを読み取る力を身につける

読書は読む力を高めるために習慣的に行うべきですね。

読書の重要性については以下の記事で紹介しています。

読書の記事はコチラ → 【過去記事】読書をしよう!

また、問題文は長いものの、問題自体はさほど難しくないので、高1、高2のうちから長文の問題を簡潔にすることで内容を理解し問題を解く、というような練習をすることで対応できるようになるのではないでしょうか。

さらに、データを扱う問題が増えたことから、データを読み取る力が必須になってくると思われます。

しっかりとデータを読み取って扱う練習をして試験に臨んだ方が良さそうです。

 

次回は大学入学共通テスト 数学Ⅱ・Bの対策を予定しています!

お楽しみに!

 

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