みなさんこんにちは!!
勝田台駅から徒歩5分、
高校2年生の皆さんは、普段どのように勉強していますか?
「MARCHに行きたいので、とりあえず英単語を覚えている」「この参考書を終わらせるために一日1章ずつ演習している」
といった感じでゆるく計画を立てている人が多いかと思います。
しかし、ゴールだけ定めていても計画に具体性がなければ計画倒れに終わってしまいます。
逆に、細かく計画を立てて実行していたとしても、ゴールが見えないとモチベーションが徐々に下がってしまいますし、実行できたかどうかの評価ができていないと結果は伴いません。
そこで、本日のテーマは、
スケジューリングのコツ! ~長期計画と短期計画~です。
この記事では、勉強計画の立て方を解説していきます!
長期計画を立てる
基本的に、計画を立てるときは「大まかな目標」が必要で、これが長期計画のゴールとなります。
計画を立てようとしている人なら誰しもがゴールを持っているはずなので、ここは問題ないと思います。
「慶応大学に合格したい!」
「8月までには模試の偏差値60を超えたい!」
など、なんでも構いません。
また、どのスパンを長期とみなすのかも人それぞれです。1年を通しての計画であっても、3か月ごとの計画であっても十分長期計画といえます。
しかし、自分がその計画を実行する上での「スタート」を正確に把握している人は案外少ないです。
多くの人が、自分の状況を楽観視して、かなり実行が難しい計画を立ててしまいます。
例えば、先程の例の「慶応合格」のための計画を立てるとしても、今の時点で模試の偏差値が60の人と50の人との計画には大きな差があります。
計画のゴールと現時点の自分の実力との差が大きければ大きいほど、こなすべき内容は多くなり、計画もハードなものになります。
模試の結果などの客観的なデータを基にして、「スタート地点」を正確に把握しましょう。
あとは、スタートとゴールを共通の測定可能な数値に直してみましょう。
「模試でE判定だったけど慶応大学に合格したい」→「模試の偏差値を55から70に上げたい」→「マーク模試の点数を60点から90点に上げたい」
といった感じに目標を数値化することで、何をすればよいのかわかりやすくなりますし、評価方法も決めることができます。
短期計画を立てる
計画の内容を決める
長期計画を定めたところで、次に「いつまでに何をやるべきか」という具体的な計画を立てていきます。
勉強計画の具体的な内容は、参考書単位で立てていきます。
長期計画の段階で、自分と目標の差が分かれば、どのレベルの参考書を選ぶべきかは調べれば大体わかります。参考書によって分野・レベルが違うため、適切なものを選びましょう。
具体的な参考書名・参考書のジャンル・レベル・冊数・所要時間の目安は「武田塾チャンネルの動画」や「逆転.com」で紹介しています。
一応、過去の記事でも一部の参考書を(現代文・英語)紹介しています。
類似のものを既に持っていれば、代用しても大丈夫です。
所要時間を測定する
「どの参考書をやるべきか」が分かっても「どのくらいの時間がかかるのか」を見積もれなければ、計画を予定通りに進めることができません。
武田塾チャンネルの動画や他の記事には所要時間が載っていますが、これはあくまでも目安で、実際にこのペースで進められる人はあまり多くありません。
なぜなら、暗記が苦手で思ったより時間がかかってしまったり、そもそも勉強時間が取れなかったりするからです。
自分のスピードを知るためには、やはり「実際に測定してみる」しかないです。
例えば、1時間と時間を決めて単語を何個覚えられるのかを測ったり、100個の単語を覚える所要時間を測ったりすれば、自分の勉強スピードが分かります。
勉強内容と自分の勉強スピードが分かれば、一日の勉強時間と進める範囲を決めることができます。
一週間単位の日割りの計画を定める
1日1時間で英単語を100個覚えるという短期計画を立てたとしましょう。
システム英単語は約2,000語あるので、20日で終わる!
……とは残念ながらいきません。
なぜなら、人は忘れる生き物なので「復習」が必要だからです。
武田塾では、「4日2日ペース」で日割りの計画を決めています。
最初の4日間で勉強を進め、残りの2日間で進めた範囲の復習をするというものです。
また、参考書が終わるたびに「その参考書の全範囲」を復習するための週を設けます。
「進めっぱなし」状態を防ぐためにもどこかで復習をする必要があります。
厳密に4日2日ペースを守る必要はありませんが、とりあえず真似をしてみて、あまり合わなければ復習の割合を調整するのが理想的です。(2日1日ペースという配分もあります。)
短期計画はPDCAサイクルを回そう!
計画は、「PDCAサイクル」に基づくと良いと言われています。
P…Plan(計画)
D…Do(実行)
C…Check(評価)
A…Action(改善)
です。
短期計画を立てて実行したとしても、評価と改善をしなければ効果は半減です。
長期計画同様、短期計画も評価方法を決める必要があります。
再び単語を例に出しますが、単語の暗記は何をもって「できた」と判断するのでしょうか?
これを明確にしない限り、計画を実行できても成果は出ません。
大体の人は、「一度やって間違えた単語を一通り暗記できればOK」という基準だと思います。
しかし、単語を暗記するにしても、「しばらく考えてやっと思い出せる」のと「一瞬で複数の意味を思い出せる」のとでは実践上大きな違いがあります。
「できた」の基準は厳しくしましょう。
また、計画を実行できなかったときは、「原因を追究して改善する」ことも重要です。
まとめ
今回は勉強計画の立て方について取り上げました。特に、
・スタート地点を見極める
・評価方法を決める
ことができている人は意外と少数だと思います。
割とざっくりでも良いので、以上のポイントに気を付けて計画を立ててみましょう!
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