みなさんこんにちは!!
勝田台駅から徒歩5分、
本番が近づくこの時期、多くの受験生は必要な基礎知識を学習し終わり、過去問演習を進めていると思います。
(過去問の使い方はこちらの記事で紹介しています!今回の記事はその続きです。)
基礎知識が入っている(志望校のルートを終えている)状態で過去問演習を続けていくと、
「合格最低点ギリギリだから、もう少しだけ点数がほしい」
という場面があるはずです。
そこで、本日のテーマは、
過去問の点数を5点アップさせる分野別対策!です。
この記事では分野別対策をご紹介します!
1点が合否を分ける入試において、少しでも多く点を取ることはとても大切です。
しかし、特定の大学で、しかも2~3問ほどしか出ない分野の対策に集中するのは非効率であることも事実です。
なので、基礎知識を入れ終わって、少し余裕がある方は是非行なってみてください!逆にまだ基礎が終わっていない方は基礎の学習に集中することをおすすめします。
英語
英作文
英作文といえば、国立大学にしか出ないイメージですが、早稲田大学商学部や政治経済学部などの私立大学でも出題されます。
英作文と言っても
・和文英訳
・自由英作文
の2種類があります。
和文英訳が必要な方は和文英訳の参考書として、「英作文ハイパートレーニング 和文英訳編」が分野別対策のルートに入っています。現在完了と過去のニュアンスの違いなど、英作文初心者が戸惑いがちなポイントがまとまっています。
一方、自由英作文の対策も和文英訳の対策から始まります。
和文英訳を対策していないと、「副詞なのに前置詞をつけてしまう」「自動詞なのに目的語を直後に書いてしまう」などの初歩的なミスをして減点されてしまう可能性があります。
英文を正しく書けるようになってから、自由英作文の対策に入りましょう。
自由英作文の対策には、「英作文ハイパートレーニング 自由英作文編」がおすすめです。
英作文のテーマはある程度決まっているので、書く練習をすることで時間内に書き終わることができるはずです。
また、英作文(賛成/反対タイプ)の心構えとして、「自分の考えと同じ方ではなく、書きやすい方の立場に立つ」という気持ちを持っておくのも意外と大切です。
発音・アクセント
センター試験が廃止されたことで重要度は下がりましたが、いまだに出題する大学はあります。
発音・アクセントは「Next Stage」や「Vintage」などの文法系参考書の後ろの方に載っています。そこを見てルールを覚えましょう。
とはいえ、網羅的に覚えるのが厳しいことも事実です。参考書には附属CDがついているので、そのCDでネイティブの発音を聞いて覚えると印象に残りやすいです。
そもそも、発音・アクセントは問題のバリエーションが非常に多く、対策しても点数につながりづらいです。
とりあえず、「日本語での発音とのギャップがある英単語」は出やすいので、そこだけ押さえておきましょう。
例えば、「wool:羊毛」はどのように発音すると思いますか?答えは「ウル」です。「ウール」という風に伸ばしません。
また、「smooth:滑らかな」の発音はどのようになるでしょうか?答えは「スムーズ」で、「スムース」ではありません。こちらは日本語の発音が意外と合っているパターンです。
アクセントは、最低限「名詞が前、動詞が後になることが多い」ということだけ知っておきましょう。
例えば、「export」は「エ↑クスポート」と発音すると輸出という名詞ですが、「エクスポ↑ート」と発音すると輸出するという動詞になります。
国語
古文常識
大学によっては、古文常識が問われます。といっても直接問われないパターンもあり、出る/出ないの定義が難しいです。とりあえず、出題パターンは以下の通りです。
・和歌の知識
・古文単語の読み方
(・問題には出ないが、長文が古文常識の知識を前提としている)
古文常識は、「古文単語帳の後ろの方」や「マドンナ古文常識」、学校の国語便覧で対策できます。
とりあえず古文単語帳の後ろの方を読んで、それでも知識が足りない場面があったらマドンナ古文常識を使うというイメージです。
これらは知識さえあれば安定した得点源になるので、過去問にあれば対策しましょう!
文学史
現代文で文学史が出る大学もあれば、古文で出る大学もあります。いずれにせよ、1問ほどしか出ません。
しかし、こちらも対策すれば点が取れるタイプのものです。
文学史は通常ルートに入っていて、Z会の「SPEED攻略10日間 国語 文学史」で対策します。この参考書で現代文・古文両方の文学史に対応できます。
通常ルートに入っているので、ずいぶん前に学習を終えた方も多いかと思いますが、この時期にもう一度見ておくのがおすすめです。
世界史・日本史
テーマ史・文化史など
テーマ史・文化史というよりは、「マイナーなテーマ」です。
常にマイナーな部分を出す大学はありません。たまに出す大学がほとんどですが、たまたまその年に当たってしまったら不幸です。余裕があれば対策しておくと不安が薄れます。
マイナーなテーマ、といっても色々あります。
・文化史
・テーマ史(視点がマイナー)
・地域史(地域・時代がマイナー)
筆者は世界史受験者なので、世界史しか例に挙げられませんが、テーマ史だと交通・紙・文字の歴史、地域史だとアイスランド史・南米現代史などを見かけたことがあります。(自分の受験年に出なくて本当に良かったと思います)
文化史やテーマ史は単語帳や問題集に載っていますが、辺境の現代史は扱っていない問題集がほとんどです。
参考書にはきちんと載っているのに読んでいない人がほとんどだと思うので、過去問演習で見かけたら読んでおきましょう。
まとめ
志望校のレベルと自分の実力が大体等しい場合、1点が大切です。
この問題が取れていたら合格だったかも、という人は毎年いると思います。(配点や得点の分布が開示されないため、どのくらいの人数なのかは分かりません)
ただし、入試において「みんなが出来ないことが出来る」メリットよりも「みんなが出来ることが出来ない」デメリットの方が圧倒的に大きいです。まずは基礎を勉強してから、分野別対策を始めましょう。
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