みなさんこんにちは!!
勝田台駅から徒歩5分、
出願まであと1ヶ月半ほどとなりました。
武田塾勝田台校では10月末から順次、今年度最後の面談を行いましたが、この時期になってもまだ受験校が決まっていない・上手く選択できていない生徒さんは意外と多いものです。
浪人を覚悟しているのであれば自由に選択し全力で駆け抜けてほしいところですが、そうでない方が多いのもまた事実です。
しかし、まだ出願前なので、今からでも志望校を再検討する余地はあります。
そこで、本日のテーマは、
志望校ってどうやって決めるべき?です。
この記事では、志望校の選び方をご紹介します!
受験生でなくても、大まかな目標を立てた方が勉強のモチベーションになるので、参考にしてみてください!
①志望校選びの基準
①-1 レベル
まず第一の基準が「レベル」です。
武田塾のカリキュラムのレベルの基準になっているように、
偏差値50後半~60前半…日大レベル
偏差値60後半~70前半…MARCHレベル
偏差値70以上…早慶レベル
というのが割と一般的な基準です。
国立大学は、地方国公立が大体MARCHくらい、旧帝大などが早慶以上というイメージです。
さて、志望校選びのコツは、
・チャレンジ校(自分のレベルより上、D判定以下の場合が多い)
・実力相応校(自分の偏差値とほぼ同じ、C判定くらい)
・安全校(自分の偏差値より5ほど低い、B判定以上)
この3種類の大学を受験することです。
それぞれ2校ずつ受験するのが理想的です。(多少増減があっても大丈夫です)
同じ大学の学部違い/受験形式違いもアリです。
実力相応校=第一志望という風に、チャレンジ校は無くても構いませんが、安全校は必ず受験しましょう。
①-2 受験日
志望校選択の際、同じ日に2つ以上の試験は受けられないため、試験日程が被らないように注意しなければなりません。
また、筆者の経験上、3日以上連続で本番は厳しいです。連続するにしても2日連続までで済むように気を付けた方が良いです。
受験日の大体の目安は、
女子大:1月最終週~2月第1週
日大レベルの大学・上智:2月1~10日
MARCHレベルの大学:2月10~20日
早慶:2月20日前後(国立の少し前)
国立:2月25日あたり
というイメージです。
「レベル別」に志望校を定めることが出来ていれば、そこまで調整は大変ではありません。
ただ、同じレベルの大学は受験日が被りやすいため、入試要項を見て確認しましょう。
もし被っていれば、受験形式や科目型を変更するなどして対処する必要があります。
①-3 立地
個人的に一番大事なポイントだと思っています。
突然ですが皆さんは、”明治大学”の文系学部がどこにあるか分かりますか?
私は、「お茶の水」にあるきれいなビルだと思っていましたが、正しくは「お茶の水・和泉」です。
お茶の水に通うのは3~4年生で、1~2年生は和泉キャンパスに通うそうです。
このように、大学のキャンパスは学部や学年によって位置が異なります。
調べてみないと意外と分からないことが多いので、しっかりと調べましょう。(大学HP→学部HP→アクセス で調べられます。)
また、大学の1限は9時から始まります。なので、「1限に出るとしたら何時に家を出る必要があるか」を逆算し、あまりにも早い時間に出なければならない場合は、一人暮らしを検討する必要があるかもしれません。
②気を付けてほしいこと
②-1 受験形式
最近は、大学の受験形式は多様化してきています。
大体の私立大学は、以下の受験形式があります。
・一般(A方式、学部別方式と呼ぶ大学もある)
・全学部(T方式、統一方式と呼ぶ大学もある)
・共通テスト利用
・英語外部試験利用(文系のみ)
・AO(自己推薦)・学校推薦
基本的には、一般を受けるのがおすすめです。理由は「募集人数が一番多いから」です。
全学部に比べて問題が難しいため、得点率の高い全学部を受験しようとする人がいますが、一度「パスナビ」で受験倍率を調べてみてください。一般の方が倍率が低い場合がほとんどです。
日程が合わないなど、よほどの理由がない限りは一般で受験することをおすすめします。
また、英語外部試験利用も割とおすすめです。事前に英語のスコアを提出するため試験日の負担を減らせることと、大学によってはまだ始まったばかりの形式なのでそこまで浸透していないというメリットがあります。
共通テスト利用は、国立志望の人にはおすすめです。利用科目が多いほど倍率と合格点が下がるので、国立の一次試験で5教科を受けた経験が役立ちます。
同じ大学の同じ学部でも、受験形式で合格しやすさに大きな差があるので、倍率や自分の状況を考慮して決定しましょう。
②-2 有名校だけが全てではない
筆者の経験上、ろくに大学を調べないまま人気・有名大学ばかりを受験する人ほど、失敗する傾向にあるような気がします。
首都圏にあるMARCHレベルの大学は、GMARCHだけではありません。これらの大学は「総合大学(文理両方の学部があり、学部数が多い)」なので知名度が圧倒的に高いです。
世の中には、単科大学(限られた分野の学部しかない)もあり、単科だと知名度が下がります。しかし、レベルは総合大学とそこまで変わらないところもあります。
受験成功の定義は人によって異なるため、「とにかくネームバリュー重視!」というスタンスなら良いのですが、「できるだけレベルの高いところに行きたい」のであれば、総合大学以外も調べてみましょう。
まとめ
世の中の受験体験談は成功の話が圧倒的に多いです。
そのため、バイアスが働き、レベルが高くても色々受ければ受かるかも、という感覚が生まれます。
しかし、現実は第一志望に受からない人の方が多いと思います。(筆者もその一人です。)なので、受験校を合理的に選ぶことが重要です。
受験校選びで大切なことは「挑戦とリスクヘッジのバランスを取ること」と「現実的に受験・通学可能か検討すること」の2つです。
この時期が考える最後のチャンスです。後悔の無いように、じっくり考えましょう!
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