受験生のみなさんこんにちは、武田塾春日井校です。
本日は、今年度から導入される「大学入学共通テスト」と「センター試験」との気になる違いについて、お伝えしていきます。
「大学入学共通テスト」と「センター試験」のちがいは?
まず、形式的には記述式が未お送りになりました。結果としていままで通り、”全問マーク式には変わりがない”状況です。
ただ、問われ方は違っています。センターでは形式がある程度は違っていました。
共通テストでは型自体がなくなります。「融合問題」や「複数資料から読み解く問題」、「複数の正解を選ぶ問題」が出題されます。
「問題が会話文形式」になっているなど、実際の生活に近いシチュエーションからの出題も増えていきます。
(例) 今年のセンター試験「地学基礎」で地震やハザードマップについての出題がありました。これは高校で学んだ知識を実生活で使えるかどうかを試す問題で、今後も他教科でも出題されるようになると思います。 |
これまでは「知識の有無を試す」問題でしたが、これからは「知識を如何に使うか」という内容の問題に変わっていきます。
時代のニーズに合わせて知識や技能を組み替えて新しいものを生み出す力や、想定外の状況に直面した時に冷静に判断し、対処する力が求められています。
共通テストへの対策は?どうする?
基本的な学習方法はこれまでと変わりありません。何よりも大切になってくるのが初見の問題に出会った時に冷静に対処できるようにしておくことです。
今年のセンター試験の中は新傾向の問題は既に出題されていました。問題自体は難しいものではありませんでしたが、平均点は全体で大きく下がりました。必要な対策としては、「初見の問題に出会う経験」をたくさん積んでおくことです。これまでの過去演習での形式慣れだけでは、対処できなくなってきているのです。
これからは勉強本来のあり方に立ち返ることが大事になってきます。効率の良さだけを追求した勉強法ではなく、一見無駄に見えるようなところまで対処できるようにしておくことです。
これまでは「受験勉強」とは別だと思われていたような、授業でのディスカッションや興味のあるニュースについて自分で調べたりすることも、受験に活きてくることになりそうです。
ジャンルと限定せずさまざまな種類の文章に触れておくことも大事です。
最近、子どもの読解力が下がってしまっていることが問題提起されていますが、その傾向が受験生の中にも見られ問題文の主旨を読み解けない受験生が増えているとも言われます。
読解力の重要性今後も取り上げられると思います。共通テストでも、受験生の読解力を試そうとする意識は働いてくると思います。さまざなな問題に触れ、「初見の問題に出会う経験」を積んでいって欲しいと思います。
2021年の共通テストの難易度は?
過去のセンター試験や共通一次テストを見ると、初年度は易しい傾向にあります。ただ、形式の変更に対応できていない受験生が平均点を下げてしまうことも予想されます。
特に、英語ではリーディングの分量が増えるため集中力の続かない受験生は得点を伸ばすことが難しくなるかもしれません。
今年のセンターを経験した受験生が来年の共通テストで少し有利になるかもしれません。
いずれにしても初年度は問題自体は易しい傾向になると予想できます。
ただ、初見の問題、想定外の問題に慣れておくことが何よりも重要になってくると思います。
これからの時代に本当の強さを発揮する人というのは、むだに見えること含めて様々な経験をし、自分の頭で考えられる人だということです。
【参考】
最後までお読みいただきありがとうございました。今後も受験生に有益な情報を提供していきますので、よろしくお願いします。
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