『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本』とは?
こんにちは。
武田塾春日原校の宮田です。
本日は、
『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本』(以下、『肘井の読解英文法』)についてご紹介していきます。
『肘井の読解英文法』がどのような参考書か知りたい。
英語(とくに長文)に苦手意識があり、どのように学習すればよいか迷っている。
そのような方々にお読みいただければ幸いです(^^)
『肘井の読解英文法』の特徴
特徴① レベルフリーで初級者から上級者まで対応
武田塾の英語のルートにも組み込まれている『肘井の読解英文法』。
一見、本格的な英語の学習を始めて間もない、初級者を対象とした参考書のように思えますが、本書の内容を精確に理解することができれば、大学受験レベルの英文であれば、およそ大部分を読解することが可能です。
本書では、入試で頻出のテーマを、「例題」→「確認問題」→「発展問題」の3つの段階に分けて学んでいきます。
初めの「例題」では、易しく短い英文を用いて、そのテーマの内容を学ぶことができます。単語も中学生レベルのものであり、注釈も載っていますので、単語の難易度に左右されず、文構造を把握することに集中することができます。
つぎの「確認問題」では、「例題」よりもやや難解で、接続詞や関係代名詞の含まれた少々長い文が採用されています。
この段階では、単語のレベルも多少高くなっており、共通テストのレベルに相当します。
最後に、「発展問題」です。ここでは、国公立の二次試験、私立の一般入試を問わず、実際の入試問題の英文が収録されています。
東京大学をはじめとする最難関レベルの英文にも対応できるような配慮がなされています。
このように、「例題」→「確認問題」→「発展問題」と、段階を経て、同一のテーマを繰り返し学習することが可能であり、初級者から上級者まで幅広い学習層に対応した構成となっています。
特徴②
本書では、つぎの5つの大項目を学習していきます。
序章「SVの発見で英語が読める」
第1章「意味のカタマリで英文が読める」
(例)名詞句/ 形容詞節 など
第2章「識別で英文が読める」
(例)to do の識別 / that の識別 など
第3章「構文で英文が読める」
(例)接続詞 / 倒置 / 省略 など
第4章「動詞の型で英文が読める」
(例)第4文型 / SVA for B 型 など
各章ごとに、小テーマが設けられており、それぞれに「例題」→「確認問題」→「発展問題」の3つの段階の問題があります。
通常の英文法書とは異なり、タイトル通り、「読解のための英文法」を学ぶことができます。
事実、英文法の知識が備わっている方でも、実際の英文を目の前にすると、構造が上手くとれず、正確な訳出ができない場合が少なくありません。
本書を用いて、「読解のための英文法」を学ぶことで、これまで学んできた英文法の知識の活用方法を知ることができます。
現状、大学入試の英語はその大半が「読解問題」ですから、読解に対応した練習を十全に積んでおく必要があります。
一般に、こうした作業は「英文解釈」と呼ばれることが多く、その名を冠した参考書はたくさん流通していますが、その多くは英文や単語のレベルが高く、初心者の方にとっては、少々難しいです。そのため、そうした参考書に取り組む前の準備段階として、『肘井の読解英文法』は最適であると言えます。
英文解釈の重要性 ―英文が読めない原因は?
以前、【新高3向け】どうして英語長文が読めない? ―その原因と対策でも紹介させていただきましたが、英語長文に苦手意識がある方は、何が原因で英語長文が読めないのか、ご自身の弱点を把握しておく必要があります。
想定しうるものの1つは、「語彙力の不足」です。
ここでいう「語彙力」は、英単語はもちろん、英熟語もその範疇に含まれます。語彙力が不足している状態では、英文をまともに読むことができませんから、まず受験における英語学習の出発点として、語彙力の強化を念頭に置いておくことが大切です。
その次に、「語彙力はあるが英文解釈力(構造把握力)がない」というパターン。
英文解釈力が乏しい、あるいはそれに特化した学習の経験がない場合、単語や熟語の知識が備わっていても、英文の構造を把握し、意味がつかめないという方は意外と多いものです。
たとえば、ある1文の中に、知らない単語はないという場合でも、構造把握ができなければ、精確な意味を掴むことは難しくなります。
たとえば、つぎの英文を見てみましょう。
I know the man Tom met in the park was a doctor.
単語のレベル自体は易しいものですが、構造把握力がなければ、精確に構造を把握し、訳をすることは難しいです。
登場人物は、I , the man , Tom の3人ですが、それぞれの関係が分かりますでしょうか。
I know (that) the man (who / whom) Tom met in the park was a doctor.
この文には、that(接続詞)と who / whom(関係代名詞の目的格)が省略されているため、 一見構造を把握することが困難になっています。
その点が理解できれば、スムーズに意味が分かります。
I know the man Tom met in the park was a doctor.
訳:私は知っている / トムが公園で出会った男性は医者であるということを。
→ 私は、トムが公園で出会った男性は医者であるということを知っている。
このように、英文の意味が把握できるかどうかは、語彙力はもちろんですが、構造把握力にも依存します。
「単語の意味は分かるから、なんとなく文の意味は掴めるけれど、精確にはわからない」。
そのような方は、文構造を把握し、その構造に即して意味を理解する「英文解釈」の練習を積んでおくことが大切です。
繰り返しですが、この練習に最適なのが、『肘井の読解英文法』であり、他の高レベルの英文解釈の参考書(『入門英文解釈の技術70』『基礎英文解釈の技術100』『英文読解プロセス50 ポレポレ』『英文読解の透視図』など)は、本書の学習後に取り組むことをおすすめします。
さいごに
『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本』についてご紹介させていただきました。
本書を入念に学習することで、英文読解の基礎~応用まで身につけることができます。
ぜひ志望校合格のために、活用いただければと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました(^O^)
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