こんにちは!武田塾香椎校です!
受験生はそろそろ志望校を決め、過去問演習に入り始めましたか?
この時期の過去問演習は、志望校の傾向や対策を把握する上で非常に重要です。
特に二次試験で世界史が必要な大学は、出題形式が記述中心か否か、どのくらい細かな知識が要求されるかを今のうちに把握しておきましょう。
過去問演習を含めた、世界史の進め方はこちらを参考にしてみてください。
一方疎かにできないのが共通テスト対策。国公立大学では、共通テストの出来で合否が決まる、といっても過言ではありません。
私立大学を受ける人も、共通テスト利用や共通テスト併願があるので、共通テストで高得点を取ることができれば、ワンランク上の大学も狙えます!
共通テスト対策はこちら(専門の講師が書いておりオススメ)
さて世界史は、共通テストの科目の中でも安定して高得点を狙える科目。今回は、世界史の共通テスト対策について徹底解説!
「センター試験の過去問で大丈夫なの?」
「独学でも大丈夫?今からでもまだ間に合う?」
「共通テスト世界史で満点を狙いたい…!」
こういった人に役立つ情報を丁寧に解説していきます!
共通テスト世界史の特徴
共通テストは、従来のセンター試験と比較すると、「思考力・判断力」を測ることを主眼においた試験。
センター試験時代の世界史は正誤問題が中心で一問一答を極めれば高得点を取ることができていました。
一方共通テストは、一筋縄ではいかない問題が増えてきています。
具体的には、
リード文や設問が長くなり、情報を正確に読み取る必要あり
センター試験時代の世界史は、リード文を読まずに設問だけ見て解くことができていました。(そのため私は15分で解き終わった)
一方共通テストでは、リード文と設問が関連しているため、リード文を正確に読み取り、どのようなことが問題のテーマになっているのか正確に把握する必要があります。
そのため文意を正確に読みとるという、現代文的な知識が必要になったともいえるでしょう。
また、問題の形式については、1問で完結する正誤問題だけでなく、2問以上連続した設問もあるため、問題を正確に読む必要があります。
センター試験の世界史に慣れている人は要注意!
資料を読み取り、世界史の知識と結びつけることが重要
こちらもセンター試験と大きく変わった点。以前から資料問題は出題されていましたが、資料問題の種類と量が格段に増えています。
建物や芸術品の写真だけでなく、グラフや回想録といった文章まで、様々なジャンルの資料が取り上げられるようになりました。
それらの資料が世界史のどの知識と関連しているかが分からないと解けません。
そのため、普段の勉強でも資料を意識することが必要でしょう。
具体的に見てみると、
この問題は、共通テストの特徴をよく表した問題。
問1では、20世紀前半の時代のヨーロッパで何が起こったか、を把握しておくことが求められます。
年号暗記などを用いて、出来事だけでなくどれくらいの時期に起こったのか、まで覚えるようにしましょう。
問2、問3は連続した問題で、問2の答えによって問3が変わる問題となっており、共通テストから導入された出題形式です(要注意)。
この問題では、絵画という資料を見て、絵画に出てくる人物がどの国に対応するかを掴む必要があります。
リード文をよく読むと、ポーランド分割をテーマにした絵画であることがわかります。ここでリード文を読む必要性が出てきます。
このように、
・リード文や設問が長くなり、情報を正確に読み取る必要あり
・資料を読み取り、世界史の知識と結びつけることが重要
であることが、共通テスト世界史の特徴。
共通テスト対策2つのポイント
共通テスト対策の勉強をする上で大切なポイントを2つ紹介!これらは今日からでも始められるので、ぜひ意識してみてください!
Ⅰ.因果関係を理解する
共通テストでは、世界史の出来事についてどのような背景があるかが問われます。
※例えば、
14世紀にかけて従来の封建的土地支配が崩壊したのは(結果)
貨幣地代の浸透、農民一揆、黒死病の流行などにより相対的に農奴の立場が上昇したため(原因)。
このように因果関係を意識しながら勉強をすれば、共通テストの対策に。
この例であれば、時代と人口推移のグラフが出され、14世紀あたりで人口が減っているのはなぜか、といった出題が考えられます。
このように、因果関係を把握することは資料問題の対策にも繋がるでしょう。
具体的には、
『詳説世界史』(山川の教科書)、『パノラマ世界史』などの講義系の参考書は、用語だけでなく因果関係まで分かりやすく書かれています。
そこで大まかな流れを把握して、一問一答などの問題集を解き、理解が甘いと思ったところは講義系の参考書に戻る…
というように進めれば、因果関係を理解しつつ世界史の知識が繋がります。これを繰り返せば、世界史が得意になりますよ!
Ⅱ.図表、資料集を用いる
世界史の学習の際は、常に図表や資料集をそばに置き、該当するテーマのページを開いておけばそれだけで知識が深まります。
図表を用いる最大のメリットは、資料問題の対策になること。先にも言いましたが、共通テストは資料問題が多く出題されます。
特に文化史系の資料問題では、絵画や建物を覚えておかなければにっちもさっちもいかない問題があるので、一度は目を通すようにしておきましょう。
また、資料問題だけでなく、地図問題の対策にもなるのが図表のいいところ。
共通テスト試行調査では、地中海地域の民族の移動を矢印で示し、それぞれの民族について問われた問題が出題されました。
みなさんも、模試で地図と矢印を組み合わせた問題を見たことがあると思います。
図表には、このような人やモノのやり取りが、同じように矢印で書かれています。このようなページを見ておくだけで、1問確実に正解できるようになるのでぜひ図表を使ってみてください!
※こういった問題がよく出ます
オススメの参考書
ここからは共通テスト対策でオススメの参考書を紹介します!これらの参考書をしっかりこなせば、共通テスト九割を狙えるでしょう。
2021年用共通テスト実戦模試世界史B
この問題集は、共通テスト実戦形式の問題集です。
Z会が独自に作成した共通テスト型の問題を四回分収録しており、一つ一つの問題も学習効果が高い問題が揃っています。
今年は共通テスト元年、先程説明したように、従来のセンター試験とは異なった傾向の問題が出題されます。
そのため、センター試験の過去問に加え、これらの予想問題で演習を積み重ねることで安定して高得点を狙えるようになるでしょう。
共通テスト本番までに一度は解いておきたい問題集ですね!
ハイスコア! 共通テスト攻略 世界史B
これもZ会の参考書で、以前Z会から出版されていた『9割をねらえ!解決センター世界史B』の共通テストバージョンとなっています。
この参考書は、世界史を細かく100ほどのテーマに分け(ローマ史1、魏晋南北朝時代など)、それぞれのテーマについて、用語の確認とセンター試験一問一答がセットになっています。
そのため、用語の確認のページで知識をインプットしたら、すぐに共通テスト形式の一問一答で知識の定着度を図ることができ、最短で共通テストの点数を向上させるのに適した参考書です。
例えば他の参考書であれば、ローマ史の勉強をして、ローマ史分野だけをセンター試験から探すのは大変。
しかしこの『ハイスコア!共通テスト攻略世界史B』であれば、ローマ史の知識の確認をした後、すぐに40問ほどセンター試験の過去問で演習することができます。
1つ1つの問題も良問がそろっており、共通テスト対策に特化した参考書といえますね!
もうあまり時間がないけれど短期間で点数を上げたい、と思っている人にもおすすめできる参考書。
この参考書で知識の確認をした後は、センター試験の過去問や、共通テストの実践模試を沢山こなし、知識の漏れがないかを確認しましょう。
センター試験の過去問
今年から共通テストが始まったので、共通テストの過去問のストックがありません。
そのため、対策にはセンター試験の過去問が有効でしょう。
共通テストは傾向が変わった、と言いましたが、一方で正誤問題や並び替え問題は従来と同じ形式となっています。
また、問題の難易度自体は共通テストとセンター試験では異なりません。
まずは『2021年用共通テスト実戦模試世界史B』などの予想問題を進め、余裕があればひたすらセンター試験の過去問を解き、知識に抜け漏れないか確認しましょう。
さいごに
今回は、世界史の共通テスト対策について解説しました。
まず共通テストは、従来のセンター試験に比べると出題の幅が広がっていることを説明しましたね。その後、学習のポイントとして、
Ⅰ因果関係を理解する
Ⅱ図表を用いて学習する
の2つを紹介しました。
最後には、オススメの参考書を3つ解説。
もし不明な点や、相談したい点、もっと詳しく聞きたい点などあれば、気軽に最寄りの武田塾の無料受験相談にいらしてください。参考書の使い方や、どのようなペースですすめるかなど、より詳しく説明しますよ!
ぜひ世界史マスターになって、志望校合格を掴んでください!
武田塾チャンネル、共通テスト対策についての動画↓↓
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