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【ボランティア活動】総合型入試(旧AO入試)で役に立つの?

こんにちは武田塾唐津校です!

今回は近年、総合型入試(旧AO入試)・推薦入試が増えている中で、どのような活動実績をもとにアピールしたらよいか悩んでいる学生向けに特にボランティア活動について紹介していきます!

高校1,2年生はぜひ受験計画を早期に立てて日々の行動に移していきたいですね!

目次

1.  総合型入試(旧AO入試)・推薦入試の評価対象とは?
2.総合型入試(旧AO入試)・推薦入試にボランティア活動実績は必要か?
3.ボランティア活動事例
4.ボランティア活動に際して注意しておくべきこと
5.まとめ

 

1. 総合型入試(旧AO入試)・推薦入試の評価対象とは?

AO・推薦入試における評価対象となる活動は大きく分けて2つに分類することができます。

学校内の活動」と「学校外の活動」です。

入試において活動報告書を書く際には次のような点を中心に記述していきます。

学校内の活動

  • スポーツ、部活動
  • 文化的な活動(クラブ活動、サークル活動、ボランティア)
  • 生徒会活動
  • 特に強く興味のある教科に関する学習
  • インターンシップ(就業体験)
  • 資格取得

学校外の活動

  • 海外留学・語学留学
  • ボランティア活動
  • NPO法人などでの活動
  • 市民団体での活動
  • 家事・家業
  • スポーツ
  • 芸術・文化活動
  • 趣味・特技

現時点で皆さんはどの項目についてしっかりと書くことができそうでしょうか?

私が学生の時は環境サミットで英語でディスカッションした記憶があります!(地球温暖化がテーマだった)

学生の皆さんを見ていると部活動に一生懸命で、なかなか足を運んで学外の活動に従事する機会はないのかな?と思っていますが

今回はそんな皆さんにボランティア活動に絞って紹介していこうかと思います!

2. 総合型入試(旧AO入試)・推薦入試にボランティア活動実績は必要か?

結論から申し上げますとボランティア活動実績は「無いよりはあったほうがいい」という評価になります。

ここだけ聞くと「あまり評価されないのかな?」「一応やっておくか」といった話になってしまいそうですが

大切なことは「受験のためのボランティア活動になっていないか?ということです。

こんな記事を書いておいて何を言い出すのかと思われるかもしれませんが、続きをしっかり読んでもらえると意味が分かってくると思います。

 

そもそも総合型選抜AO入試はアドミッション・ポリシー(大学の求める人物像)にふさわしい人を選抜する入試であって

例えば理系では、国際科学オリンピックで一定の成績を修めた人を対象としたAO入試や推薦入試を実施している大学もあるほどです。

つまり近年の教育改革の中で思考力・判断力・表現力」が強く重視されてきたように

AO・推薦入試においては「主体性・専門性」のある活動が高く評価を受けます。

希望している大学に合った高い専門性を学外活動で獲得、発揮している生徒は大学側にとって非常に好印象となるわけです。

 

したがって学外活動としてボランティア活動を高く評価してもらうためには

一年以上の長期にわたる活動実績

主体的に活動を率いた実績

などがあるといいでしょう!具体的な内容は次項で触れていきます。

 

3. ボランティア活動事例

教育支援ボランティア

内容:学習支援(小学生~中学生を対象に勉強を教えます)、保育園支援、学校支援など

参加者の声:「暇だったので、学校で募集されていた小中学生に勉強を教えるボランティアを体験。真剣に勉強している姿を間近で見て、自分ももっといろいろなことを頑張ろうと思えました」

「保育士になる夢のために保育園ボランティアをしましたが、自分が感じているよりも先生たちが苦労していることがわかりました。いつでも子どもの目線に合わせたり、注意したり、ケガをしないように見守らなければいけないところに大変さを感じました」

 

昨今のニュースで「子どもの貧困と教育格差」をよく目にすることだと思います。2014年のOECDのまとめでも、日本の子どもの貧困率は、先進国34ヶ国中10番目に高い数字でした。「子どもの貧困」の問題は、もはや海外だけの問題ではありません。

こういった問題について知見を広げながら活動ができると入試において大きく評価されるかもしれません。

災害復興ボランティア

内容:自然災害に見舞われた地域の清掃活動

参加者の声:「災害復興のボランティアで、すごくよろこんでもらえて、人助けができたことにやりがいを感じました」

「活動を通じて、人と人との繋がりの大切さを感じました。地元のみならず日本全国から老若男女、様々な人たちが支援に来ていました。」

 

平成23年の東日本大震災から毎年のように豪雨災害などが続く日本ですが、毎年数十万人のボランティアが被災地で活動しています。

困っている人を助けるというもっともシンプルなボランティアであり、人の役に立つことを強く実感できることだと思います。

現場ではグループに分かれて活動することからも人とのコミュニケーションを磨く良い経験にもなることでしょう。

訪日外国人観光客向けの道案内

内容:日本に来訪している外国人を相手に道案内をするボランティアです。

参加者の声:「単に道を案内するだけでなく、要望がある時は明治神宮内を外国人観光客と一緒に1時間前後かけて参拝することもあります。思いもよらぬ質問をされたり、新たな発見があったりと毎回非常に良い経験が出来ます。」

「おもてなしあふれる東京を感じてもらい、良い思い出を作って帰国してほしいと思って活動しています。」

 

現在開催中の東京オリンピックに向け東京都などが外国人おもてなし語学ボランティア』を進めてきました。

話す・聞く技能が重要視され始めた英語力を養いながら、国際交流の中で文化を意識でき、自身の成長につながることでしょう。

観光地には同様のボランティア団体があるようですので、身近な観光地で参加してみましょう!

 

4. ボランティア活動に際して注意しておくべきこと

応募する際の事前確認として次の点を見ておきましょう。

『認定NPO法人(認定特定非営利活動法人)』『公益財団法人』『公益社団法人』といった法人格をもった団体かどうか

上記のような法人格は厳しい審査を受けないと取得できないため、信頼できる団体であると言えます。

ボランティア団体のホームページを見て、『最新の情報が発信されているか』『活動報告がきちんと行われているか』『団体の連絡先や代表者名などがきちんと公開されているか』を確認しましょう

活動意義や活動報告が行われていない場合、注意して申し込む必要があります。

 

またボランティア活動に参加するにあたって次のような心構えで臨みましょう。

相手の気持ちになって取り組もう

ボランティア活動は、そのほとんどが対人間への活動です。いいかえれば、「人と人との関係」の上に成り立つものです。ボランティア活動は、ひとりよがりであったり、押し付けであったりしてはいけません。常に相手の気持ちを考えて活動しましょう。

最後まで責任をもっておこなおう

活動をはじめたら、「活動には責任を持つ」という心構えが必要です。"自発的にやるのだから、やめるのも自発的に"というのでは困ります。

 

5. まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回紹介したボランティア以外にも社会に求められている活動は多数あります。

教育・国際協力・貧困・福祉・障がい・難病・高齢者・環境・医療・動物・災害・地域活性化・スポーツ・文化といったキーワードから興味のある分野を見つけ、長期的に意味のある活動を続けたいですね。

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