引退後から始める勉強法
こんにちは!金沢文庫校講師sです。
今回は部活生の皆さんに向けて引退した後の受験勉強についてお話ししたいと思います。 自分も高校時代はサッカー部に所属していました。毎日放課後は部活して、家に帰ってご飯を食べて、勉強もせずにベッドに入る。土日は遠征で丸一日つぶれてしまいろくに勉強もしない。こんな生活をしていた自分は部活を引退した時に初めて学力の低さを実感しました。いざやろうとした時の周りとの差や何もできない絶望感は今でもはっきりと覚えています。
部活生の皆さんも勉強が周りより遅れていたり、もしくは自分のようにゼロから始める人もいるのではないでしょうか?
ではこれから自分が引退後から守っていた5つのルールについて説明していこうと思います。
1.計画通りに勉強する
部活引退後、まずは何をしたらよいのかわからない人はいませんか?
大体の人がとりあえず何かやろうと思いやり始めますね。そんな皆さんは志望校が決まっていますか?もし決まっていないならまずはそこから始めましょう。志望校が決まったとします。次にやることは志望校と今の自分の差をしっかりと把握することです。そこで初めて自分がどんな勉強をするべきなのか、どれだけの時間が必要なのか理解できるはずです。それをもとに計画を立て、実践していきましょう。計画性のない努力よりも計画性のある考えられた努力は何倍もの効果があります。
2.まずは基礎基本から
これは遅れているからこそ基本を大事にしようということです。「受験は待ってくれない!」などとよく言われますが、だからといって基本を怠っていい理由にはならないはずです。どんな理由があれど遅れたのは自分の責任です。急がば回れの精神でコツコツとやっていきましょう。
3.自分は自分は、他人は他人
これは決して周りの意見を受け入れるなというわけではありません。周りの意見を受け入れない人間は受験では勝てないと言っても過言はないでしょう。時には周りを頼り、素直になることも必要です。この言葉の意味は焦るな!ということです。先ほど申しあげたように基礎から始めれば尚更周りから遅れを取ります。
過程でどれだけ遅れても最終的に合格すれば、受験では勝ちを意味します。目の前の敵ではなくもっと広い視野で受験に臨みましょう。もし遅れていることを馬鹿にされることがあったら、受験本番で見返せるようもっと勉強して見返してやればいいだけです。
4.学校の授業を大切に!
引退後の学校の授業は受験に向けた取り組みをされているところも多いと思います。授業こそ皆さんの勉強時間の大部分を占めていることに気がついていますか?
受験生のなるにつれてだんだんと皆さんは学校の授業は意味がないと考えがちです。せっかく学校の先生が、勉強のプロが教えてくれている授業がどれだけ大切なのか考え直してみてください。特に遅れがちな人たちにとって最高の教材となるはずです。自分もありがたくその教材を使わせていただきました。
5.1日7時間は寝ること
自分は毎晩11時に寝て、6時に起きるという素晴らしく健康的な生活をしていました。睡眠不足が受験では命とりです。眠いまま勉強しても効果が果たしてあるのでしょうか。そもそも受験は量より質です。どんなに夜遅くまでやっても集中していなければ意味がありません。定期テストのように一夜漬けしたからといって結果につながらないのが受験です。8時間寝ろとまでは言いませんが健康的な生活がとても大切です。早寝早起き、一日三食は心がけましょう。
以上が自分が心がけていた5つのルールでした。部活生にとって引退後どれだけ早く受験モードに入れるかが大きく受験を左右します。できるだけ早く計画を立て、勉強していけるようにしましょう。