「現代文の記述問題の対策をどうしたらいいか分からない」
「記述問題の書き方が分からない」
この記事はそんなことを思う方へ向けて書いています。
こんにちは!
金沢駅より徒歩5分、大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 金沢校」校舎長の酒見です。
みなさん、共通テストが終わり、今は二次試験対策に追われていると思います。
ところで、二次試験では記述問題が出題される大学も多いです。
しかし、記述問題の対策は何をしたらいいのか分かりにくいと思います。
特に現代文では、そう感じる受験生は多くいるのではないでしょうか?
だから、今回は何をしたらいいのか分からない人が多い現代文の記述問題の対策についてご紹介します!
現代文の記述問題の解答のポイントとその学習方法について解説しちゃいます!!
それではどうぞ!
目次
1. 記述問題は対策が難しい!?
2. 記述問題で身につけるべきスキル3つ!
2-1. 設問に「正しく」答えられること
2-2. 「要素」をきちんと抑えること
2-3. 「言い換え」をできること
3. 記述対策で外せない学習法
3-1. 解答を一晩おいて見直しする
3-2. 何度も書く
4.まとめ
1. 記述問題は対策が難しい!?
改めて、「記述問題は点数が取りにくく、対策がしづらい」と思う方は多いのではないでしょうか。
たしかに、学校では記述対策として、自分が書いた記述解答に対して先生に指摘してもらうことはできますが、
そもそもどのように書けばよいのかを学ぶ機会は少ないでしょう。
だから、記述問題は点数が取りにくく、対策がしづらいと思う方が少なくないのは頷けます。
しかし、記述問題も、才能や運で点数が決まるわけではなく、身につけるべき能力を意識してきちんと学習すれば、対策できるのです!
記述問題で身につけるべき基本的な3つのスキルや、対策の基本をご紹介していきます!
2. 記述問題で身につけるべきスキル3つ!
この章では、記述問題で身につけるべき基本的なスキルを3つに絞ってご紹介いたします!
それではどうぞ!
2-1. 設問に「正しく」答えられること
まず一番大切なスキルは、設問の条件をよく読み、それに対して適切な答え方ができることです。
「~はなぜか?」という問いに対する答え方は、「~から」という形式が好ましいです。
しかし、「~を説明せよ」という問いに対し、「~から」と答えるのは危険です。
当たり前だろうと思うかもしれませんが、記述問題で失点する人は、設問に対し適切に答えられていない場合が多いです。
設問に対する適切な答え方が何なのか?を確認して、それに対して適切な答案を書ける
ことは、記述問題の最も重要な身に着けるべきスキルになります。
これを身に着けるには、記述問題を解くときはいつも、
設問の条件をよく読んでから記述し、模範解答と照らし合わせて自分の答え方との違いを明確に把握していくこと
を徹底しましょう!
2-2. 「要素」をきちんと抑えること
次に大事なスキルは、解答に必要な要素を抑えられることです。
特に傍線部の説明問題においては、どれだけ過不足なく要素を抑えられるかがカギになります。
傍線部の言葉(たいていは極めて難しい言葉)を過不足なく説明することが求められますが、
説明に必要な要素は2つ~3つあることが多く、要素の抑え方次第で大きく点が変わってくるわけです。
要素の位置は、文脈に応じて変化しますが、たいていの場合、傍線部の前後に一つは提示されています。
また、段落のはじめか終わりにある「~のである」や、「~だ」という文章は、要素となる場合が多いです。
日々の学習の中で、
これらのコツをを意識して問題を解き、模範解答を見て必要な要素は本文のどこにあったのか?を毎回確認すること
で身に付きます。
2-3. 「言い換え」をできること
3つ目に身に着けるべきスキルは、解答の制限字数に応じて適切に言い換えられることです。
本文の文章をそのまま使って解答してしまうと、字数を圧迫してしまい、要素を十分におさえきれず、部分点しか稼ぐことができません。
ここで解決するのに必要になってくるのが、言い換えの技術です。
文中の表現を、同じ意味のより簡潔なものに言い換えることで、字数を減らすことができます。
言い換えの技術は、とにかく工夫して書くよう試行錯誤することで身につきます。
3. 記述対策で外せない学習法
この章では、記述対策をするうえで絶対に外せない学習法をご紹介します。
誰かに添削してもらうことは当然として、独りで自学自習するときに大切な内容です。
それではどうぞ!
3-1. 解答を一晩おいて見直しする
自分の解答は、考え抜いて書いたものほど完ぺきに見えてしまうものですよね。
ですから、解いた後そのまま見直ししても、どこが足りないのかわからないことが多いでしょう。
この場合、添削指導を受けるのがいちばんよいのですが、
時間が足りない場合は、解答を解いた後時間が経った後に見直すのがよいでしょう。
これは、複数の本で指摘されていることですが、解いている最中の頭と解いた後時間が経ってからの頭では、見える景色が全く異なります。
昔の作家も、しばしば原稿を寝かせるということはあったそうです。
少し時間をおいて、リラックスした後見返すと、解説がしっくりくる場合はよくあります。
3-2. 何度も書く
最後に大切なのが、何度も手を動かして書くことです。
記述する技術は、とにかく問題を解くことで培われます。
筆者は100問以上記述問題を解き続けた結果、河合の記述模試では偏差値70を記録しましたし、某私立大学の入試では現代文で満点を記録しました。
【2.記述問題で身につけるべきスキル3つ!】で述べた3つのスキルを意識して、何度も学習していきましょう!!
4. まとめ
いかがだったでしょうか。
記述問題で必要とされるのは、センスや才能ではなく、
・ 設問に「正しく」答えられること
・「要素」をきちんと抑えること
・「言い換え」をできること
の3つのスキルです。
二次試験にチャレンジできるほど基礎が整っている皆さんなら、地道な努力で結果は出ます!
ファイティング!
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