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【世界史】膨大な範囲の内容を整理整頓するコツは?

みなさんこんにちは。

武田塾加古川校です。

受験に社会が必要な人!何で受験予定でしょうか。

世界史を選んだ人居ますよね!あの膨大な量、整理整頓できていますか?

今回は世界史の内容整理のコツについてお話しようと思います!

世界史を選んだ理由は...?

まず、あなたが世界史を選んだ理由は何ですか?

「世界史が好き」「世界史に興味がある」「世界史が得意」

こういった人たちは割と勉強へのモチベーションが高いです。

しかし、

「漢字ばかりの日本史が嫌だった」という理由で世界史を選んだ人も多いのではありませんか?

そんな人には「世界史を侮ることなかれ!」と言いたくなります!

世界史を学ぶ上で外せないのは「中国史」です。もちろん漢字のオンパレードとなります。日本語と違って読み方すら分からないものも多いです。試験が記述式だという人は注意が必要です。では、漢字の範囲でなければ良いのかというと...それはそれで厳しいと言えます。世界史に出てくるカタカナは音になじみがあるものが少なく、非常に覚えずらいです。一般的な人が聞いたことがある用語が比較的多いのは、おそらく先史時代と近代史の範囲くらいでしょう。

では世界史を選ぶことをお勧めしないのかというと、そんなことはありません。世界の歴史ですから当然範囲も膨大なのですが、きちんと内容を整理することで、得点率を上げることが出来ます。

また、英語の長文読解に世界史の内容が登場することもしばしばなので、世界史選択の人がラッキーな局面もたまにあります。入試問題で目にした中には、シルクロードやボストン・ティーパーティーなどがありました。世界史の内容はニュースで耳にすることも多いでしょう。最近で言えば、ロシア・ウクライナ情勢なんかがその一例ですね。

世界史を整理整頓するコツ

世界史の勉強を進めるうえで重要なことはいくつかあるのですが、その中でも私が特訓中に特に大事だと感じたポイントを以下に列挙してみます。

①流れ・時代背景・根拠を掴む

章ごとに暗記に励んでいると、どうしても用語ごとの暗記に力を入れるあまり、時代背景や流れが見えにくい状況になってしまいます。例えばですが、イギリスが三角貿易によって得られる利点は何なのか、先史時代において獲得経済から生産経済に移行した理由は何なのか、など。やみくもに用語を覚えるだけではなく、「何をきっかけにそれが起こったのか」「誰が即位しているときにそうなったのか」「何のためにその条約が結ばれたのか」などキーワード一つ一つの関連性を大事にし、出来る限り繋げて覚えるように努めると歴史の流れを掴むことができます。「一つの用語について説明が出来ている」だけでは、横や縦の繋がりが捉えられておらず流れが掴めていないので、参考書が変わったり、模試や過去問を解いてみると自分の習熟度が甘いことに気がつくと思います。特に、一問一答ベースの参考書にばかり取り組んでいる人は注意が必要です。

②場所を把握する

世界史の参考書や資料集の説明には必ずといってよい程、地図が載っています。恐らくは地理選択者ではないので、あまり意識していない人が多いのではと思います。また、世界の国々の大まかな位置すら分かっていないという人も珍しくはありません。しかしながら、世界史においては、場所を把握することによって物事が整理整頓しやすいという事象が発生します。ヨーロッパであれば、北欧、東欧、西欧、南欧とは具体的にどの国を指すのでしょうか。「植民地にされた国々はどこにあるのか」「貿易はどことどこの間で行われていたのか」「その国が侵略に向かたのはどの方向か」「その国はどこまで領土を広げていったのか」など。例えば、「リスボン」というキーワードが出てきたとします。まず、リスボンとは何か。ポルトガルの首都だと分かれば、次にポルトガルはどこにあるのか。など①であ説明した内容とも重複する部分があるのですが、とにかく一つ一つが繋がりをみせてきます。その出来事の舞台は一体どこなのか、一度意識して勉強に取り組んでみてください。

③ジャンルごとの流れも掴む

歴史物の勉強で大切なのが、ジャンルごとの流れを掴むことです。例えば、文化・文学・産業・宗教などです。どれも初めはそれぞれの時代ごとに勉強すると思いますが、内容が粗方掴めてきた段階で、ジャンルごとに内容を整理し流れを掴むことで、それぞれの分野がどのように発展してきたかという具体的な内容が見えやすくなります。特に、宗教は戦争や紛争、宣教活動などとの関係性をみても、様々なところを舞台に話が展開してきましたよね。

⓸数字には注意する

ここでの数字とは、年代というよりは、○世や、第○次、○月革命などを指します。もちろん、特に印象的な出来事や偉業がなければ登場しないものもありますが、紛らわしいものは必ず比較して覚えましょう!確認テストを実施していても、この手の問題ではミスが目立っています。入試はなからず痛いところをついてきます。紛らわしい・覚えにくいものほど大学側が出題したい部分だと捉えて必死に覚えるしかありません。

⑤言葉の意味が分からないまま覚えない

言葉の意味が分からないものというのは、英単語などと同様にどうしても覚えずらいです。例えばですが、「議定書」という意味がいまいち分からない場合、放置せずに意味を調べてみてください。「条約」「議定書」など、それぞれの違いは一体何か質問されることがよくあります。どちらの方が意味合いが強いのか、そういった言葉の意味を知ることで内容が整理しやすい場合もあります。もっと基本的なことですが、「難民」と「移民」や「戦争」と「紛争」などはどうでしょうか。このように、言葉の意味は大体わかるが区別ができないものも調べておくと良いです。内容を掴みやすくするためです。

最後に

いかがでしたでしょうか。

歴史科目は一度選んでしまった後に変えようとすると、どうしても遅れをとってしまいます。基本的には、どれを選んでもそれぞれ大変だと思ってください。

また、歴史科目は過去問演習に取り組みだしてから焦りを感じる人が多い印象があります。理由としては、どこまで内容を暗記しておくべきかというところに学校によってかなり差があるからです。「えっ!こんな備考欄の内容まで?」と驚かされる受験生も居ますよね。なので、夏休み頃には自分の出来に関係なく過去問に触れておくべきなのです。自分の志望校はどのレベルなのか。どこまで仕上げなければならないのかを知っておけば、ある程度それに向けて対策していく時間が取れます!

歴史科目は出題される範囲によっても合否が左右されやすいです。そうならないた

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