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【受験対策】模試を有効活用&模試で大切にしてほしいこと

みなさんこんにちは。

武田塾加古川校です。

特に高3生を担当していると、模試を受けたという生徒にすごく頻繁に出会います。努力が結果に見られて更にやる気が出る人も、結果が思うように行かずスランプに陥る人も居ますよね。

そこで、今回は、模試で大切にしてほしいことについてお話しさせていただきます。

模試を有効活用

まず、模試を受ける機会がある人は積極的にどんどん受けてください。「志望校の判定はどうだろう?」「点数が低かったらどうしよう...」など受ける度にたくさんのことを考えるようになると思います。確かに、志望校の判定が思わしくなかったり、点数が低かったらとても不安になると思います。しかし、それに気がつけることで事前に対策が出来ます。

模試を受ける主なメリットとしては...

○公開会場では本番と同じような雰囲気を体感できる
⇒知らない子が周りにいる緊張した状況に慣れておかないと、本番で実力が発揮しにくいです。
 自分の手は止まっているのに、周りの子がスピーディーに解いていると焦りませんか?

「場数を踏む」という言葉があるように、回数をこなすことで緊張度は緩和されます。

○自分の立ち位置を確認することができる。
⇒得点や判定ばかり目がいっていませんか。
 現状何ができて何ができないか自己分析し、この先何をしなければいけないか軌道修正をしましょう。

○模試では失敗ができる。
⇒模試は本番ではないので、全てのミスを出し切ってしまってください。
 受験ごとに気づいたことを箇条書きにし、本番までに消し込みましょう。

各単元の平均点には目を向けていますか?
平均点が高いということは、「難易度が低い」すなわち基本問題と考えることができます。そこを大きく下回っている場合は、その単元が理解できていないことになります。点数に反映されていない場合は、分かった気になっていただけだと厳しく自己評価をしてください。

それから、志望校は満遍なく書いていますか?どの模試も複数志望校を記入することができるかと思いますが、同じランクの大学を書いている人がいます。それでは、実力相応校や滑り止めとなる大学を決めるときに判断しにくいです。大学を縦に見て、各ランクから選ぶと良いでしょう。

模試の結果はあくまでその時の実力を数値化したものです。ですので、一喜一憂するのではなく、本番で結果がだせるようにするために何をすべきか模試から学んでください。

模試で点数が取れない原因

模試で点数が取れない原因として次の4つが当てはまるのではないでしょうか。
1.基礎基本が身についていない。
2.模試の対策をしていない。
3.解くスピードが遅い。
4.ケアレスミスを必ずする。

1は言葉の通りです。基礎基本の土台が出来ていないと更に先の応用問題には到底敵いません。復習から始めましょう。

2は意外に思うかもしれませんが、模試の成績を上げるには模試の対策をしないといけません。受験する大学の過去問は解きますよね。同じように模試も過去問を解いて慣れておいた方がいいのは、言うまでもないことですね。

3は模試に慣れていないことも理由かと思いますが、習熟度が悪いため解くのに時間がかかっているとも考えられます。

一番注意しなければいけないのは4のケアレスミスです。面談をしてもよく聞くのが「ケアレスミスをしてしまって・・・。」というフレーズです。ケアレスミスについては次で詳しく解説します。

模試の後に大切にしてほしいこと

模試では、

①既習の範囲から出題された問題を正解できているか

②ケアレスミスで失った得点はないか

特にこの2点を確認してください。

まず「①既習の範囲から出題された問題を正解できているか」についてですが、まだ未習の範囲で、得点できていないのは、気にしないでください。未習の範囲のせいで、得点が大幅に低くなっていることもあると思います。しかしながら、これからそこの分野を学習すれば、大幅に得点が増加するとも言えます。それよりも大切なことは、既習の範囲から出題された問題を正解できているかです。既習の範囲で得点が低い分野があれば、そこを重点的に復習する必要があります。また、得点が思ったよりも出ていないときは、勉強の仕方が悪いこともありますので、勉強方法を見直す必要があるかもしれません。「解けなかった・間違った問題」は必ず解きなおしをしてください。

次に「②ケアレスミスで失った得点はないか」ですが、ケアレスミスで得点できていない箇所があるのであれば、本来得点できていたのに失点していることになりますので、とてももったいないです。ケアレスミスを甘く考えていると、入試本番でも同じ過ちを犯してしまいます。ケアレスミスはだれでもするものですが、「それをどう防ぐか」が大切です。どういう時にケアレスミスをしているのか分析をしておく必要があります。

全くわからずに解けなかった人

ケアレスミスで不正解の人

どちらも零点で同じ扱いになります!非常に悔しいと思いませんか。

例えば、数学の計算ミスをよくするのであれば、自分の計算ミスには癖があると思いますので、どんなミスの癖があるのかを調べてみましょう。友達や講師の人など第三者に見てもらうのも良しです。そこから、その癖を意識して、計算ミスをどうすればなくせるのかを考えて、宿題にとりくんでください。ケアレスミスはなくそうと努力することで、かなり少なります。数学の計算ミスを少なくすることで、入試や模試の点数が20点ほど(200点満点)上がった人も居ました。

ケアレスミスは意識することでかなり解消することができますので、ぜひ心がけておいてください!

最後に

受験を間近に控えた高3生だけではなく、1,2年生の皆さんも模試の機会は大事にしてください。模試は模擬試験なので本番の試験に似た形式や難易度になっています。なので、模試で正解できなかった問題を完璧に理解することが本番のテストで点数を取ることに結びつきます。

学校や塾での課題等に多くの時間を割いてしまうと思いますが、模試の解きなおしは後回しにしないで必ずやってください。それが合格への近道になるはずです。

 

 

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