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【受験勉強】量より質!完璧に理解できる問題を増やそう!

みなさんこんにちは。

武田塾加古川校です。

共通テストまで約3か月となりましたが、受験勉強は順調に進んでいますか?公募推薦や特殊推薦枠など、今がまさに受験真っただ中の方もいると思います。いつ受験勉強を始めたかは人それぞれですが、受験生のみなさんの中には、受験勉強も終盤に差し掛かり、どっと疲れが出てきた人も居るのではないでしょうか。体調管理も大事な自己管理の一環です。くれぐれも体調を崩さないように。特に、大事な試験前後はしっかりと睡眠や休息時間を確保してください。また、モチベーションの維持は大丈夫ですか?推薦などで受験を既に終えた人を見ていると、羨ましい気分にもなります…!どうしても気持ちが晴れないときは、気分転換をするなどモチベーション維持にも気を配りましょう。

さて、今日は具体的な教科や単元についてではなく、受験勉強全体、特に「勉強の量と質」についてお話したいと思います。

自己管理とモチベーション

先ほど冒頭で自己管理について触れましたが、そもそもみなさんは自分は自己管理が出来ているほうだと思いますか?武田塾では授業を行わないので、自学自習をモットーに、講師陣の方々にサポートしてもらいつつ自己管理を意識している生徒さんが多いはずです。塾生以外のみなさんもそれぞれ思い思い計画を立てて、自己管理をしていることでしょう。今回は自己管理の中でも特に勉強量についてです。

自分で勉強の計画を立てる際に気を付けて欲しいことは、勉強の量と質についてしっかり考えることです。自分が立てた計画は無謀なものではありませんか?その逆もまたしかりです。勉強のノルマが異常であったり、逆に、気が付いたら簡単な問題を繰り返し解いているだけになっている人も要注意です。

しっかり計画を立てていても、勉強のノルマが異常であると、そのノルマ(量)を達成することに必死になり、結果身につく知識(質)がそれに見合ってきません。いわゆる解いただけで終わらせているケース(=やっただけで満足)の状態です。確かに、自分の立てた計画はクリアはしていますが、そのやり方で本番で使える力が身についたといえるでしょうか。解き終わった参考書の内容はしっかり網羅できましたか?いつの間にか、先に進むことだけが目標に変わっていませんか?また、無理のしすぎは直接的な勉強疲れや、勉強へのモチベーション低下の原因となります。無理をしすぎず、あくまでも継続的な勉強をしていくことが理想です。

逆に、簡単な問題を繰り返し解いているだけになっていると、機械作業のようになり、それ以上の大きな向上は見込めません。刺激や達成感が感じられず、こちらもまた勉強へのモチベーション低下につながります。もちろん、基礎を固める事は最重要項目ですし、演習の繰り返しも大事ですが、ある程度自信がついたら先に進みましょう。しかし、難しい問題になってくると、正答率が下がってきたり解くのにも時間がかかってきます。なかなか気が進まない気持ちも分かります。しかし、その場にとどまっていては「志望校合格」という大きな目標に向かって勉強をしている意味がありません。少しずつでもいいので先に進みましょう。

自己管理がずさんであると、せっかく時間を費やした勉強時間を無下にしかねません。次のセクションで述べることをしっかり意識してください。

量より質!

武田塾の勉強のやり方の1つに、「量より質」というものがあります。誰でもイメージは簡単にできると思うのですが、ここで具体的に説明していきます。

簡単に言えば、10問中7問を理解したことよりも、5問中5問全部を完全に理解した方が良いとする考え方です。武田塾では、毎週行われる確認テストの合格ラインを8割で設定しています。不合格となると、翌週も同じ範囲の再復習となり、先に進むことはできません。8割を取れた部分についても講師陣の方には口頭諮問で理解度を確認してもらい、勉強の質を落とさないように気をつけていきます。ただの答案暗記になっていると、本番での応用がきかないため、その実質を確認するためです。仮に8割で合格したとしても、2割は落としたことになりますよね。この落とした2割が入試に出題されることを想定すると危険です。再復習をし、更なる質の向上に努めましょう!

毎週の確認テストでの成績が思わしくない週が続く人は、勉強量が見合っていない可能性があります。これは、塾生でない方々にも言えることですが、単元や、範囲、参考書の難易度が上がった時などは特に注意してください。強行突破ではなく、きちんと理解したことを確認してから先に進むことが大事です。課題の量が多すぎて理解している暇がない、覚える時間が足りないなど無理を感じる際は、自分の計画を今一度確認し、必要であれば見直しをしてください。勉強量を調節し、勉強の質の方を高めていきます。

例えば、英単語学習を例にしてみると...ノートで分からない単語を何度も繰り返し書いただけで満足していませんか?ひとしきり書いたあとは、英単語の意味がすぐに出てくるようになったか参考書や単語帳などで確認しましょう。実際の問題演習で出くわした時に、解けなければ意味がありません。文に組み込まれるとどのような使い方をされるのか、例文を確認しておくのも大切ですね。発音が不確かな時も、それがその単語の暗記がなかなかできない理由であったりします。また、実は書いて覚えるよりも声に出して読んだ方が覚えられたなど、勉強方法を変えてみることによって、自分に最適な勉強スタイルに出会うこともあります。型にとらわれず、色々な勉強方法を試してみるのも良いでしょう。

最後に

長々と述べましたが、簡潔に述べると完璧に解ける問題を増やしていくことにこだわってほしいと思います。必ずしも「勉強量=身についた知識」ではありません。ただし、単純に勉強量を少なくしろということではないことに注意してください。みなさん一人一人に合った適度な勉強量、適切な勉強法があります。量より質!そのことを踏まえて、改めて一日、一週間の計画を見直してもらえればと思います。

無理をせず、的確に進めていきましょう!

 

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