皆さんこんにちは!武田塾掛川校です!
本日は教育実習の体験談をご紹介します!
皆さんの中にもきっと教員を目指している人や、教員免許を取得したいと考えている人がいるのではないでしょうか?
教員免許を取得するには、大学でそのための授業を取る必要があります。
いろいろな授業がありますが、教員免許を取得する上でやらなければならないことの一つに教育実習があります。
皆さんの学校にもきっと教育実習生が来たのではないでしょうか?私も先日まで教育実習に行ってきました!
今回は、教育実習ではどんな日程でどのようなことをするのかをまとめていきます。
一日の流れ
7:20 出勤
7時45分までに出勤するように言われますが、早い生徒は7時30分くらいに学校に来るので、少し早めに行きます。
朝は挨拶をして職員室に入り、出勤簿を押して自分の指導教員と朝の打ち合わせを行います。
今日一日の流れや注意事項などを確認します。
7:30 教室に移動
教室や朝の挨拶運動に行きます。
朝から生徒のみんなの元気な挨拶を聞くととても清々しい気持ちになります!!
8:00 朝の会
朝の会では先生の話を担当しました。
三週間ともなると、話すことがなくなっていくのであらかじめ話のタネを集めておきましょう。
1時間目~4時間目
授業の見学や補助を行います。
基本的には指導教員の先生の授業を見学させていただきますが、
指導教員の先生の授業がない時間はほかの先生の授業を見学したり、生徒の日記を確認してコメントを書いたりします。
基本的に何もしない時間は作らないように、最初の三日間で三週間の計画を指導教員の先生と相談して作成します。
給食
給食は生徒と一緒に教室で食べます。
現在は黙食ですが、食事中も生徒のいろいろな一面を見ることができます。
昼休み
昼休みは特に何も指示はされませんが、個人的には教室に残って生徒と話すのがいいかなと思います。
実は教育実習中は割と生徒と話す機会が少ないので、昼休みなどでコミュニケーションをとり、どんな子なのか知っておくと後で模擬授業を行うときに少しやりやすくなります。
5時間目~6時間目
午前中と同じく授業の見学をします。
清掃
生徒と一緒に清掃を行います。
帰りの会
朝の会と同じく先生の話を担当しました。
一日の中でよかった点などを話すので、授業中や休み時間などでいいところを探しておけるといいと思います。
戸締り
生徒が全員帰るまで見届け、教室の消毒、戸締りを行います。
放課後
まず、実習録を書きます。
大学によって様式は変わりますが、最初のうちは時間がかかるので、書けるときに書いておくのがいいと思います。
実習録を書き終わったら、部活動指導に向かいます。
現在中学校は部活時間の見直しがされており、だいたい2時間半程度なので実習録を書き終わってからだとあまり時間はありませんが、とてもいい経験になりますし、話のタネにもなります。
部活後
実習録の提出、次の日の準備(指導案の作成、教材研究など)を行います。
退勤
退勤時間は日によって違いますが、授業の直前くらいはみんな八時~九時くらいまで残って準備をしていました。
教育実習で大変だったこと
指導案の作成
ダントツで指導案の作成が大変でした。全く終わりが見えず書いては消して、書いては消してを繰り返していました。
とても大変でしたが、完成した時の達成感はすごくありました!
そして何より、自分が時間をかけてどんな風に授業をやろうか、どんな問いかけや活動をしようかと考えて作った指導案は実際に授業を行うときにものすごい助けになりました。
完成させてから担当の先生に確認をしてもらうのではなく、こまめにできたとこまでを確認してもらうというやり方がおすすめです。
指導教員の先生も分からないところを質問するととても丁寧に教えてくださいます。
指導案がかけずに困っていることを正直に伝えたら、指導案を書く時のポイントや先生が昔に作った実際の指導案を見せてくれたりもしました。
早起き、体力
早起きもかなり大変でした。数週間前から生活習慣を正しておくことをお勧めします。
教育実習中は体力的にもメンタル的にもとても疲労がたまります。
一日中バインダーをもって立ち続けるので、普段使わない筋肉を使いよくわからないところが筋肉痛になります…!
よく寝た時の記憶がないなんてこともありました。
おそらく学校では自分が思っている以上に気を張っていたり、頭を使っています。
家に着くと急に気が緩みもはや気絶のような感じで寝てしまうことが多々ありました。
なので、やることを家に持ち帰るのはあまりお勧めしません。
できるだけ学校で終わらせるのがいいと思います。
そのためにあまりやることの多くない一週目から計画的に指導案の作成などを進めていきましょう。
給食
個人的に地味に大変だったのが給食です。
自分がご飯を食べるのが遅いということもありますが、普段時間を気にせずにご飯をゆっくりと食べていたので、割と短い給食の時間内に食べきるのはなかなか大変でした。
中学校に行く人はぜひ早くご飯を食べる練習もしておいてください!
ICT機器の利用
ICTに関してはいまブログを読んでくれている皆さんの方が詳しいかもしれませんが、実際に自分が授業でICTを通して生徒に伝える立場になると、どのように使うのがいいのかがとても難しかったです。
ただやみくもにICTを導入すればいいのではなく、生徒がより学びやすくなるためにICTを利用するという視点をもって授業を作っていくことが大切だと感じました。
教育実習で気を付けること
身だしなみ
当たり前ですが、身だしなみはきちんとしましょう、生徒は意外と教育実習生のことをよく見ているそうです。
私は大学の授業で男性の場合ネクタイは出来るだけ毎日変えた方がいいと言われました。
細かい部分かもしれませんが清潔感を保っていけるといいと思います。
授業見学の仕方
先生方は忙しい合間を縫って実習生のことをとても気にかけてくださいます。
授業の見学を快くOKしてくださったり、実際に実習生の授業を見に来てくださったりします。
授業後には、お礼を伝えるのはもちろん授業を見学して自分が学んだことや疑問に思ったことを伝えましょう。
何も考えずに授業を見学するのではなく、後々自分が授業をするときのことを考えてこの部分は取り入れてみたいなとか、こういうときはどうしたらいいのかなどの視点をもって授業を見学することがとても大切だと感じました。
最初の方はどうしても先生ばかりを見てしまって自分も授業を受けているかのようになってしまいましたが、それだと生徒と何ら変わらなくなってしまうので、むしろ生徒の反応や取り組み方を観察すると自分の授業につなげていきやすいのではないかと思います。
やったほうが良いこと
板書の練習
まずそもそも、普段書き慣れていない黒板にチョークで文字を書くというのが難しかったです。
さらには授業の時には生徒に向かって話しながら、時には生徒の意見を柔軟に黒板に書きいれるということが要求されます。
時間がある時に、学校の黒板などで文字を書く練習をしておくといいと思います。
生徒の日記をしっかり見る
生徒の日記は生徒が普段どんなことを考えているのか、どんな子なのかを知るチャンスです。
一人一人にコメントを残していくのはなかなか時間のかかる作業でしたが、生徒の新しい一面を知れたり、自分が朝の会や帰りの会で話したことについて書いてくれる子もいて、自分
のことがしっかりと届いていることが実感できてとてもうれしい気持ちになりました。
他の実習生とのコミュニケーション
放課後など、他の実習生と過ごす時間もかなり多くあります。
自分以外の実習生の存在はとても心強いものでした。
指導案などで行き詰った時に助言をしあったり、授業での失敗を共有したり、実際に授業を見あってアドバイスをしあったり、一緒に板書練習をしたりもしました。
先生方が下さる的確なアドバイスはもちろんとても助けになるものですが、同じ立場の実習生からもらうアドバイスもかなり助けになります。
教育実習をより実りのあるものにするために他の教育実習生と相談しあえる関係生づくりも重要だと感じました。
まとめ:教育実習の流れや大変だったこと・気を付けることについて
ここまで教育実習の流れや内容について書いてきました。
大変な三週間でしたが、とても充実していて、たくさんのことを学ぶことができた三週間でした。
実習を終えて改めて先生になりたいという気持ちが強くなりました。
今回は教職に関してでしたが、大学に入ると今まで自分が漠然と抱いてきた夢に対して、より実践的に貴重な体験を積み重ねることができます。
きっとこの夢をかなえたいと強く思う瞬間が来ると思います。
皆さんもぜひ大学について考えるときに、大学で、もしくはその先で自分が何をしたいかということも考えてみてください!
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