こんにちは！武田塾掛川校です。
最近、受験相談に来られた受験生の方から
「コロナ禍での大学ってどうなっているの？」
という質問がありました。
今回は『コロナ禍の大学事情』についてまとめ、ご紹介します。
コロナ禍で起きた大学の変化
2020年3月頃から、日本でも感染拡大により自粛をするように呼びかけられましたね。
志望校に通うことに期待を膨らませていた新入生の皆さんの気持ちを思うと心が痛くなりました。
大学構内への立ち入りができなくなったといいますが、
それにより授業や課外活動、行事はどうなったのでしょうか。
コロナウィルス感染拡大前と直後では、どのような変化があったのかを見ていきます。
オンライン授業への移行
今までは、大学には授業がある時間に合わせて登校し、
対面で授業を受けることが当たり前でした。
しかし、コロナ禍による外出自粛により自宅と大学をインターネットで繋いでおこなう
『オンライン授業（リモート授業）』
により大学に通うことはほとんどなくなったといいます。
行事は中止・規模縮小/課外活動の自粛
毎年4月には入学式や新入生歓迎会、オリエンテーション合宿などの行事が多く、
友人ができたり同じ学部の先輩と交流が持てたりする行事が多くありました。
しかし、コロナウィルスによって、多くの大学では入学式の中止や規模の縮小、
新入生オリエンテーション合宿などの行事も中止となりました。
屋外で行われる部活動やサークル活動も含め、
活動ができず交流が持てなかったそうです。
大学生に聞いた大学の変化によるメリット・デメリット
大学生の皆さんや大学に勤務している教授、関係者の皆さんも、
コロナ禍で様々な変化に戸惑いながらも対応してきたことと思います。
実際、コロナ禍での大学生活の変化を大学生はどう思っているのでしょうか。
オンライン授業について
まず、オンライン授業のメリットとして
「通学時間が削れて楽」
「ゆっくり寝られる」
「感染のリスクが軽減された」
「時間にゆとりができた」
など、リモート授業による好意的な意見として多かったのが、
「授業以外にかかる時間がかからなくなった」ということです。
公共交通機関を利用して大学へ行く学生は、
通学時間がかからないことや時間にゆとりを持って行動できることがメリットだと感じたようです。
デメリットとして
「課題が増えた」
「家だと気持ちの切り替えができない」
「友達に会えない」
「回線状況により授業が遅れたり自分だけ見られなかったりして不便」
などの意見がありました。
対面授業よりも課題の量が増えたことで「通う方がマシだ！」と思う学生が多いようです。
また、友達に会えないという意見も多かったです。
大学生活について
課外活動やイベントの中止により『大学生活の思い出』ができないことは悲しいものです。
大学生意見も、ほとんどがマイナスな意見でした。
「楽しみにしていた学園祭が中止になった」
「入学式や合宿も中止になり友達ができない」
「サッカーサークルに入りたかったが活動自体していないのでどうすれば良いか分からない」
など、授業以外の大学生活は辛い意見ばかりでした。
どんなに起きるのが辛くても、授業に行くのが面倒でも、
大学に行けば友達がいて、一緒に授業を受けたり学食を食べながら雑談したりする毎日が楽しく尊い時間だと思います。
そえができないことの悲しさは計り知れません。
コロナ禍で頑張っている大学生・受験生の皆さんへ
コロナウィルスの影響により、当たり前にできていたことができなくなりましたね。
志望校合格に向け懸命に努力し、やっと入学するという時にこのようなことになった事で悲しい気持ちになった方も大勢いると思います。
これは、実際に通う皆さんしか分からない苦しみだと思います。
楽しみを奪われた怒り、悲しみは計り知れませんし、とても辛いことと思います。
あるテレビ番組のインタビューで「コロナ禍の学校生活どうですか？」と聞いていました。
「体育祭や文化祭が中止になった」
「引退試合が中止になった」
「修学旅行が中止になった」
など、行事や部活動が中止になり悲しむ声が多くありました。
そんな中、ある女子高校生が
「オンライン授業になり、今まで知らなかったことが分かった。
オンラインによる弊害をなくし、世界中の様々な人と交流ができるコンテンツを作りたいと思うようになった。」
と話していました。
このインタビューで「新たな気付きを得られた」と考えた人がいることにとても驚き、
それと同時にすごいと思いました。
そして誰もが経験したことのない状況に苦しみ、どこかネガティブになってしまい悲観的になっているように思います。
私もそうでした。好きなアイドルのライブが全公演中止になり、
楽しみにしていたことが無くなったことで失望し、悲しくなりました・・・。
そんな中、このインタビューを聞いた時に「私も何か物事を好転させたい」と思うようになりました。
きっと大学の教職員の皆さんは、様々な縛りがありながらも工夫して皆さんが勉強できる環境を作り、努力してくれています。
大学生の皆さんは将来の夢や目標を見失うことなく、
この状況だからこそできることはないか考えてみてください。
受験生の皆さんは、もしかしたら入学当初は思っていた大学生活ではないかもしれませんが、
志望校合格まで努力し続けた自分を信じて、ここから学びたい分野の基礎から徹底的に勉強していってください。
そして目標を明確に、未来を決めていきましょう。これからどうにだってなります。
どうか受験することを、挑戦することを諦めないで欲しいです。
まとめ：コロナ禍による大学生活の変化とメリット・デメリット
今回は、コロナ禍による大学生活の変化についてまとめました。
コロナ禍での大学生活に直面している学生の皆さん、受験生に伝えたいことがあり、
このブログを書きました。
コロナウィルスにより、様々な被害があります。
「こんなことがなければ・・・」と何度思ったか分かりません。
しかし、
「これがあったからこんなことに気づけた」
「こんな趣味を見つけた」
など、何かポジティブな発見があれば、
ネガティブな感情に光を差し込むことができるのではないかと思っています。
この先どうなるか分からない不安がある毎日ですが、
皆さんが夢を諦める必要は全くありません。
夢や目標に向かって努力している皆さんは必ず報われると信じています。
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