2021年(2020年度)から導入された『大学入学共通テスト』。
昨年までの『センター試験』が廃止され、新たに『大学入学共通テスト』が導入されたことにより、
「センター試験と何が違うの?」「センター試験より難しいの?」など、受験生の皆さんにとって『大学入学共通テスト』がどのようなものなのかまだ分かっていないことがあるのではないでしょうか?
今回は、『大学入学共通テスト』とはどのようなものなのか、センター試験との違いや難易度、出題傾向などをご紹介していきます。
大学入学共通テストとは?
大学入学共通テスト(略称:共通テスト)とは、各大学が独立行政法人「大学入試センター」と共同で実施する、日本最大規模の試験です。
国公立大学の一般入試選抜受験者は原則共通テストを受験しなければなりません。また、多くの私立大学でも共通テストを利用する入試選抜方法が利用されています。大学進学をする学生にとって、共通テスト対策は必須となります。
センター試験との違い
これまで、センター試験と呼ばれる試験方法でしたが、2020年度から共通テストとなりました。共通テストへの移行は「大学入試改革」と言われており、国が進める「高大接続改革」のひとつです。
様々な諸問題がありますが、少子高齢化や地球温暖化などの問題に加え、新型コロナウィルスの流行により生活が変化しています。私たちはこうした問題にも対応していく必要があります。
こうした中で自ら問題を発見し他者と協力して解決していくための資質や能力を育むために「高校教育」「大学教育」「大学入試」を改革するという考えに至りました。
共通テストはセンター試験同様「マーク式」のみですが、思考力・判断力・表現力等を一層重視した評価ができるよう、問題や出題形式が見直されました。
また、暗記のみで答えられる問題は減少し「思考力」「判断力」を発揮して解くことが求められる問題が重視されました。センター試験に比べ問題数が減少しましたが、グラフや地図から読み取る問題が増えました。
共通テストの難易度は?
共通テストはセンター試験と比べて難化したといわれています。今回はメイン科目となる国語・英語・数学の難易度を科目別に詳しくみていきましょう。
国語
国語の共通テストは2019年度のセンター試験と比べ難化しました。
・設問数は減少したが回答数が多くなった
・複数の資料や文章と関連付けて解答するため、考える力が必要。
・古文では和歌から出題されているが設問も難しく選択肢も似たようなものが多く難しい
・古文では、主語の省略によって読みにくかった
・現代文で出された古い時代の小説は読みやすく比較的優しい問題であった
このような意見から、設問数は減少しましたが複数の資料や文章から考えて答える問題が増え、考える力が国語では必要になるようです。
英語(リーディング)の難易度
英語(リーディング)の共通テストは、2019年度のセンター試験より難化しました。
・すべて読解問題。読解問題が大幅に増加し、多面的に情報を処理することが求められた
・センター試験では発音問題や文法問題があったが、すべて読解問題になり読むのに時間がかかる
・総語数もセンター試験から大幅に増えた
・問題数が多く、場面設定を理解するのに時間がかかる
このように、全て読解問題になり文章を読む時間が多くなったようです。長文を読み解答するという力をつける必要があります。
英語(リスニング)
英語(リスニング)の共通テストは、2019年度のセンター試験と比べやや難化しました。
・全体的に読むスピードが速い
・図表などの視覚情報と聴覚情報を組み合わせて答える問題が増えた
・設問3以降は1回しか音声が流れないが、聞き取りやすい問題が多かった
・音声が1回しか流れないためセンター試験より難しい
設問3以降は音声が1回しか流れず聞き取れなかった場合は答えられなくなってしまいセンター試験より難しいという意見がある一方、聞き取りやすい問題が多く1回でも答えられたという意見もありました。
数学
数学の共通テストは、2019年のセンター試験と比べほぼ同じまたはやや難化しました。
・数学Ⅰ・Aでは大門数はセンター試験と変わらないが、試験時間が増加し文章量や計算量は増加した
・思考力を問う設問があった
・関数の問題が見たことのないもので焦ってしまった
・数学Ⅱ・Bでは、前半の結果を利用して発展的に考える問題構成になっていた
・計算量は減った
・問題文が思っていたより長かった
試験時間の増加により計算量や文章量は増えましたが、センター試験と比べそこまで難化しておらず、センター試験並という意見が多くありました。
今年度の共通テストはどうなる?
今年受験を控えている皆さんは、今年度の共通テストはどうなるのか気になるところだと思います。
予想としては今年度の共通テストより難易度があがるといわれています。
では共通テスト対策として何をしたら良いのでしょうか?
共通テスト対策は授業でできる
先ほど、共通テストの難易度についてご紹介しましたが共通テストで問われる力は『思考力・判断力・狂言力・読解力』です。
教科書の表面上に書いてあることだけでなく「見方や考え方」を捉えることが共通テストで点数を取る為に重要なことです。
「この事から何を伝えたいのだろう」と、常に考えながら授業を受けると共通テストで大いに役立ちます。見方や考え方を学ぼうとする姿勢が大切です。
武田塾で共通テスト対策はできる?
武田塾ではもちろん共通テスト対策も行っています!!
武田塾では「ルート」と呼ばれるカリキュラムを使い1年間のスケジュールを立てていきます。
新たに「共通テストルート」ができ、共通テストを受験する塾生は共通テストルートを使いながら勉強を進めていきます。
通常のルートの他に共通テストルートを追加するとかなり大変だと感じますが、今のうちからしっかり勉強する習慣をつけておけばスムーズにこなせるはずです。
共通テストでは、単純な暗記だけでなく意味やエピソードを覚えておく必要があります。そのために、皆さんが使用している参考書の問題を解く際は『根拠を説明できる』ようにしておきましょう。
特に選択問題では『なんとなく』で答えを選んでいる方がとても多いです。しかし、「なぜこの答えにしたのか」が言えずなんとなくで選んでしまうと答えられないという場合があります。こうならないために、解答するときは理由・根拠をつけて説明できるよう、勉強を進めていってください。
必ず共通テストで役に立ちます。
まとめ:共通テストの難易度や出題傾向、勉強法について
今回は共通テストについてまとめ、ご紹介しました。
センター試験と比べ難化していたり、出題に変化があったりしている為、対策の仕方も変わってくると思います。
今年度から導入されたことで傾向が掴めず、何から始めたら良いか分からない受験生の方もいるのではないかと思います。
そんな受験生の方に是非、武田塾の無料受験相談にお越しいただきたいです!!
共通テスト対策について詳しくご説明したり、1年間のスケジュールや過ごし方についてお話させていただきます!
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