こんにちは。武田塾各務原校です。
私立文系志望の方の中には、数学選択にするか社会科目選択にするか悩む方もいると思います。
そこで今回は、「私立文系志望の場合、数学選択はありか?なしか?」についてお伝えしていきます!
まず、文系数学の場合数学Ⅲは含まれません。数学ⅠA、ⅡBが範囲になるので、理系数学とは違うということを認識しておきましょう!
私立文系志望 数学受験はあり?なし?
私立文系の入試だと、英語・国語に加えて、数学か社会科目どちらかを選択というパターンが多いかと思います。
ここで大前提として言えることは、「自信がある場合のみ数学を選択するならあり」です!
文系数学選択のメリット
ではまず文系数学を選択した場合のメリットからお伝えします。
≪メリット1≫
難関私立ではない限り、文系数学は社会科目よりも難易度が易しめになる場合が多いです。
基礎がしっかりと見についていれば、満点近い点数も狙うことができます!
社会科目は数学と比較して対策事項が少ないので、短期間で基礎をおさえることができ、且つ覚えてしまえば安定してある程度の点数は出せるようになります。ですが、満点近くの点数を出すことは難しい科目でもあります。
それと比較すると、数学の場合は満点近くを狙うこともできる科目なので、周りと差をつけやすくなります!
≪メリット2≫
得点調整がされやすいことも上げられます。
先ほどメリット1で社会科目よりも難易度は低いと言いましたが、平均点で見ると社会科目よりも低いことの方が多いです。
これは、数学がその場の対応力が必要な科目であるがゆえに、試験当日計算ミスなどのケアレスミスをしてしまい点数を落とす人も多いからです。
そこで、得点調整が行われることがあります。
この得点調整とは、選択科目の違いによる有利不利をなくすための措置です。
例えば日本史、世界史、文系数学の内、日本史だけ平均点が以上に高くなった場合は、日本史を選択した人が有利になってしまいます。そこで、大学側で設定された得点調整によって、日本史の点数を下げるのです。
これによって、平均点が低い文系数学は点数が上がりやすくなります!
これらが文系数学選択におけるメリットです!
メリットがあればデメリットもあるので、次はデメリットについてお伝えします!
文系数学選択のデメリット
≪デメリット1≫
難関大になればなるほど難易度はあがります。
たとえば早慶では難易度が各段に上がるので要注意です。
≪デメリット2≫
社会科目と比較すると、やるべきことが多いので対策に時間がかかります。
また数学は単純暗記で乗り切れる科目ではなく、思考力が試される科目でもあるので、事前に多くの問題に触れておく必要があります。
数学が得意で、時間も十分に取れるのであれば問題はありませんが、そうでない場合は負担が大きい科目と言えます。
≪デメリット3≫
文系数学とは言えど、理系の学生が選択して受験してくることも大いにあります。
理系の生徒は併願校を選択する場合、差がつきやすい数学選択ができる文系学部を受験することもあります。
そのため、単に「数学の方が社会より好き」というような安易な気持ちで数学を選択してしまうと、後々過酷な環境下で受験戦争を戦わなくてはいけないということになります。
まとめ
以上が文系数学選択におけるメリット、デメリットです。
私立文系の生徒が数学を選択すること自体は、
「文系数学で点数をとれる自信がある」
というのであればありです!
ハイリスク、ハイリターンな科目なので、満点近く取れる可能性もあります。
ただし、安易な気持ちで選択すると痛い目を見てしまうので、自分のこれまでの各科目に対する勉強状況も踏まえながら慎重に選択してください!
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