こんにちは。武田塾各務原校です。
皆さん、自分の得意科目、苦手科目って何ですか?
色々な方の話を聞いている中で、「古文が苦手…」という方の話をよく聞きます。
確かに古文って日本語のはずなのに現代語とは全然違うので読みづらいですよね。
そこで今回は古文の勉強法についてお伝えします!
武田塾流古文勉強法
古文は昔の日本人の方が書いている文章なので日本語ではありますが、文章を見ても言葉の意味や世界観がわからないということがあるかと思います。
私たち現代人の言葉も変化していくように、言葉は変化を遂げて今の形になってきました。
最初はなじみのない文章を読むことに苦戦するかと思いますが、正しく勉強していけば古文が得意になり、入試では自分の武器にすることができます。
また、古文は日本語ですが「英語」の勉強法と似ています。
昔の言葉である古文もある意味外国語としてとらえてしまえば割り切って勉強できるかと思うので、そんなイメージで勉強していきましょう!
①古文の世界観を知ろう!
古文が苦手という方の中にはそもそも物語のイメージがつかないという方もいるかと思います。
昔の人と私たちの生活様式は全く異なるので、世界観も違ってきますよね。
古文が苦手な方は、まず「古文の世界観を知る」という目的で以下参考書を使いましょう!
こわくない国語 古文・漢文
こちらは高校入試レベルの参考書ではありますが、古文の世界観を学ぶのに最適な一冊です。
この参考書は、1つの物語が「入門編」と「実践編」の二部構成になっています。
使い方は、まず「実践編」で問題を解き、その後「入門編」で実際にどのような話であったか確認します。
この「入門編」は漫画になっているので物語がイメージしやすいです。
まずはこの参考書で漫画も読んで楽しみながら古文の世界観を知りましょう!
②単語・文法を覚えよう!
古文の世界観を学んだら、次は単語と文法を覚えましょう!
単語と文法を覚えよう!となると英語の勉強法と似ていますよね。
単語・文法を覚えることで、少しずつ文章の意味がわかるようになってきます。
覚えるのは大変かと思いますが、まずはここを頑張りましょう!
古文単語を覚える上でおすすめしたいものが2冊あります。
古文単語ゴロゴ
こちらの単語帳は古文単語をゴロで楽しく覚えることができるので、古文がものすごく苦手!という方にお勧めです!
ただし、実用性を考えると最終的には次に紹介する単語帳で覚えることがおすすめです!
読んで見て覚える古文単語315
古文は多義語が多いですが、こちらの単語帳ではそれぞれの単語の意味や、どのような場面で使われるのかについてイラストでも表されているので非常に覚えやすくなっています。
各単語の意味の背景知識も記載されています。
では次に文法の参考書を紹介します!
富井の古典文法をはじめからていねいに
こちらの参考書は、古典文法について覚えるべき事項が簡潔にまとめられています。
また、文章も話し口調で書かれているので読みやすくなっています。
古文が苦手な方はこの参考書をよく読んでから問題演習に入りましょう!
やさしくわかりやすい古典文法
「富井の古典文法をはじめからていねいに」を読んでこちらの参考書で問題を解くことで力が付きます!
覚えたことをこちらの参考書でアウトプットしていきましょう!
③読解練習
ここまで単語、文法のおすすめ参考書を紹介しました。
ただし、単語と文法をおさえたら古文が読めるようになる!というわけではありません。
古文は英語と似ていると言いましたが、英語と違う部分は「省略されていることが多い」ということです。
実際に読んでいて動詞や台詞が出てきたときに、誰が誰にしたことなのかわからないということはありませんか?
古文ではこの省略部分を自分で補って読むという力が必要になってきます。
そのために何が重要となってくるかというと「敬語」です。
敬語を覚えることで主語の判別がしやすくなります。
例えば天皇と女中の会話だったとしたら、使われている敬語が尊敬語なら天皇が主語だな。使われている敬語が謙譲語なら話の相手が天皇だな、と断定する事ができます。
完全に訳すことは難しいかと思いますが、主語がわかることで物語の構成を掴むことができるので、敬語もしっかり覚えましょう。
他にも読解のポイントがあるので、実際に読解の練習をしながらおさえていきましょう。
その時使用する参考書としておすすめするのが次の参考書です。
富井の古文読解をはじめからていねいに
こちらの参考書は、主語等の補い方等省略の多い古典の文章をどのように読み解いていくのかがまとめられている参考書です。
古文が苦手な人は、まずはこの参考書で読解のポイントをおさえましょう!
古文上達基礎編
こちらの参考書は読解の基礎をおさえることができる参考書です。
「富井の古文読解をはじめからていねいに」を終えたらこちらの参考書で問題演習をしましょう!
文法の再確認もできる上、文章も短めなので解きやすいかと思います。
これをやって古文の力が大きく変わったという方も多くいます。
基礎的なレベルの読解問題集となるので、古文が苦手な人はこの参考書で問題演習をして読解力をつけましょう。
古文読解多読トレーニング
こちらの参考書は色々な物語の文章が読めるようになっています。
「古文上達基礎編」が終わったらこちらに挑戦してみましょう!
様々な問題形式に対応できるような作りになっており、難易度も幅広いです。
こちらの参考書は何度もやり込むことで読解力をつけることができるので、初見の点数はあまり気にしなくても良いです!
繰り返し何度も解いて読解力を身につけましょう!
以上が読解についてのおすすめ参考書です。
基礎から丁寧に積み上げることで古文を得点源にすることができます。
焦らずじっくりやっていきましょう!
そして実際に問題を解くときに一つやってほしいことがあります!
それは、動詞と台詞すべてに主語を振ることです。
実際に手を動かして省略を補うことを習慣化することで、省略を補う力がどんどん身についていきます!
古文は完全に一語一句訳すことは難しいですが、省略を補うことで物語の全体像をつかむことができます。
基本的な読み方のポイントを掴んで古文を得点源にしていきましょう!
古文の勉強法についてもっと詳しく聞きたい、他の科目の勉強法についても詳しく聞きたいという方は、ぜひ武田塾各務原校の無料受験相談をご利用ください。
皆さんの悩みを一緒に解決していきましょう!
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