みなさんこんにちは!!!いつも勉強お疲れ様です!!
だんだんと受験が近づき、第一志望以外の受験校選びに悩み始める方も多いのではないでしょうか。
もちろん第一志望の大学に受かるに越したことはありませんが、受験校の組み方によって最終的な結果が大きく変わってしまうことも十分にあり得ます。
今回はそんな併願校の選び方についていくつかポイントを述べておきたいと思います!
1.偏差値のイメージを持つ
まずは志望する大学のレベルを客観的な数字で把握する必要があります。
志望校を選ぶうえで、大学の名前のイメージだけで決めてしまうのは大変危険です。
学部によってレベルが大きく変わる大学もありますし、例年よりも志望者のレベルが高くなることもあります。
したがって、自分が併願しようとしている大学・学部がどれくらいの偏差値なのか調べ、イメージを持っておくことが大切になります!
図などを用いてそれぞれの大学がどのレベルにあるのかまとめるのもおすすめです。
2.自分のレベルを把握する
ある程度大学の偏差値がイメージできたら、それに対する自分の立ち位置を把握する必要があります。
その際、模試の偏差値だけを頼りに決めるのは大変危険です。
なぜなら実際の受験では問題の相性が勝敗を大きく分けることが多いからです。
そこで相性による敗北を減らすためにおすすめなのが、過去問を使って自分のレベルを把握する方法です。基本的には過去問を解いてみて七割程度取れるようであれば、その大学レベルの偏差値に相当すると考えられます。
特に大学・学部によっては二科目で受けられるところや入試方式が分かれているところなどがあるので、模試だけを基準にするとレベルを見誤る可能性があります!
3.入試形式に注意する
大学と自分の立ち位置を把握できたらいよいよ具体的な併願校を考えていきます。
その際、第一志望の大学と「相性」のよい大学を積極的に選ぶのがポイントです。
例えば、第一志望では漢文が出ないのに、併願校に漢文を使用する大学を受けるのはおすすめできません。その分だけ一から勉強しなければならない部分が増えるからです。
上記の例は極端ですが、第一志望でマーク式の問題しか出ないのに、英作文がある大学を併願校にしてしまったり、他の大学では長文しか出ないのに文法問題に重きをおいている大学を選んでしまうなんてこともあると思います。
必ずしもそれが間違いではありませんが、併願校の勉強によって第一志望の勉強する時間が減ってしまうのは少しもったいないです。逆に問題が似ている大学を選べば、併願校の受験自体が第一志望の練習になることもあります。いずれにせよ入試形式には十分注意して選ぶことをおすすめします!
4.入試日程をまとめる
1〜3のポイントを意識してある程度併願校を吟味できたら、最後に必ず確認しておかなければならないことがあります。それは入試日程です。大学によっては入試日程が被ってしまっていることが多々あります。
第一志望と日程が被っているところはもちろん併願校にはできませんし、相性の良い併願校が複数あったとしても、日程が被っていれば二つは受けられません。学部・入試形式単位で日程を把握し、まとめておくことを強くおすすめします。
5.合格発表日と入学手続き締切日を把握する
併願校に合格した場合は期日までに入学金を支払わなければ入学することはできません。しかし、その日付は第一志望の結果が出るよりも前のことがよくあるのです。特に第一志望が国公立の場合はほとんどの場合このような事態に直面します。
そのため、合格発表日と入学手続き締切日は必ず把握し、何校までなら入学金を払えるか、親御さんとも話し合って決めておく必要があります。
6.第一志望で最大のパフォーマンスを出せるように組む
併願校を考えていると、第一志望相当の大学にどうしても受かりたかったり、併願校ですら受かるかどうか不安になってきたりといった理由で、ついたくさん受けすぎてしまうことがあります。
しかし、たくさん受けすぎてしまうと、その分だけ対策に時間をとられ、さらに第一志望目前に体力が切れてしまうことも考えられます。
そのような事態を防ぐために以下の点に注意しましょう。
①レベル別の受験校の数を定めておく
②第一志望を最後に持ってくる
③連続する日程には注意をする
「①レベル別の受験校の数を定めておく」について、まず志望校を三つのレベル別に分けましょう。
(1)チャレンジ校(第一志望相当)
(2)実力相応校(2.のときに把握した実力相応の大学)
(3)滑り止め
そして、一般的にはそれぞれ、
(1)を2~3校、(2)を2~3校、(3)を1~2校
というのが目安になります。
ちなみに、共通テストを受ける場合はそれにプラスして共通テスト利用を(2)、(3)から2〜4校
出すのが目安です。
このようにあらかじめ基準を決めておくことで受けすぎを防げます。
「②第一志望を最後に持ってくる」というのは第一志望に受験のピークを持ってくるためです。
併願校の観点から考えても、第一志望の受験が終わった後にやる気を保ったままでいることは難しいと思われます。
基本的には偏差値の低い大学のほうが比較的早い日程で行われることは多いですが、日程を確認し、だんだんとレベルが上がっていくように入試日程を組むと、第一志望に向けて勢いをつけることもできるでしょう。
「③連続する日程には注意をする」というのは、入試本番では想像よりもはるかに体力を消費するからです。本番の緊張感はもちろん、会場までの電車や道での人込み、慣れない土地での移動はとても疲れます。なのでできれば二日連続、多くても三日連続までで収まるように入試日程を組むことをおすすめします。特に第一志望前はその大学に集中するためにも空けておいたほうがよいでしょう。
まとめ
1.偏差値のイメージを持つ
2.自分のレベルを把握する
3.入試形式に注意する
4.入試日程をまとめる
5.合格発表日と入学手続き締切日を把握する
6.第一志望で最大のパフォーマンスを出せるように組む組む
いかがだったでしょうか。
併願校を適切に選ぶことができれば、第一志望を受けるときのプレッシャーも軽減されると思います。
少しでも皆さんの志望校選びの参考になっていれば幸いです。
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