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大学に行く必要ある?受験前に考える大学に進学する意味とは!?

『大学に進学することは当たり前』と思い込んでいるそこのあなた!

大学に進学するメリットだけでなく、デメリットも考えていますか?
「なんとなく大学に進学すればいいや」と考えていませんか?

大学進学とは、人生の大きな意思決定の1つです。
メリットばかりでなく、デメリットも含めて多角的に考えてみてください。
そうすることで、大学4年間の時間の使い方がより濃くなるはずです。
また、志望校や学部の選定に対しても時間をかけて、慎重に吟味するようになるはずです。

本記事では、100年時代の人生の中で大きな意思決定となる、大学進学に対して違った視点で考える機会になるので、是非最後まで読んで見てください。

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そもそも大学進学率はどの程度か?

2021年の大学進学率54.9%です。
これは2001年の進学率39.9%と比較すると、15pt増加しています。

では、まず大学に進学するメリットから考えてみましょう。

 

大学に進学するメリット

・学問を探求するため
・就職活動を有利に進めるため
・大学生ブランドを活用して活動するため
・4年間という自分探しの時間を得るため

 

学問を探求するため

本来の大学の目的とは、学問を探求するために存在します。
自身が探求したい学問の領域を『学部』として選択し、1,2年時に学部関係なく共通の基礎科目及び学部の基礎科目を学びます。
1,2年時での学びは、大学生ならびに学部での土台となる基礎知識の学び、例えるなら基礎編といったイメージです。
3年時から、『学科』『専攻』『コース』が分かれることが多く、学部の中でもより細かい学びを探求していきます。
また、この時期から1,2年時での基礎知識を『発展』させていくような授業やワークショップなどが始まります。
4年時では、学科などで学んだ発展の学びを活用して、自身の興味を持つ事象を『ゼミ』に所属し探究していきます。
1,2,3年時で学んだ土台の知識と、専門的な知識を4年時に興味のある事象の探究の実践編といったイメージです。
このように大学では、学問を探求することが本来の目的となります。

 

就職活動を有利に進めるため

悲しい事実ですが就職活動時に、大学を卒業しない非大卒の人と大卒の人がいた場合には高い確率で大卒の人材が選ばれます。非大卒では選考すら受けられない企業も存在します。
人生で一番長い時間を過ごす会社を受ける際に、大卒の人は有利になることがあります。
また、就職活動時には大卒でも「偏差値の高い大学」と「偏差値が低い大学」の学歴格差があると言われることもあります。しかし、実際には「どこの大学か?」よりも、「大学4年間という時間を何の目的のために活動してきたのか?」が評価になる場合も多いため、大学生活の4年間が重要となってきます。
改めて、大学に進学することは就職活動に対してプラスに働くことは間違いないと言えます。

 

大学生ブランドを活用して活動するため

これは少し難しい考え方かもしれません。
誤解がないようにお伝えしますが、大学生だと『社会人の大人は少し寛大に受け止めてくれます。』社会人になると、会社を変えることは容易にできません。しかし、大学生はインターンを活用すれば、複数の会社で同時に働くことや3ヵ月程度で辞めることも比較的許されます。4年間という時間を通して4,5社で働く経験も難しくありません。社会人であれば4,5社を経験していると、ネガティブに捉えられる傾向がありますが、大学生はポジティブに捉えてもらえる可能性が高いです。
また、留学やインターンという事情での休学などもネガティブに捉えられることも少ないでしょう。
このように、『大学生』というブランドを存分に活かすことにより、自分自身の人生を広げる重要な時間となるでしょう。

 

4年間という自分探しの時間を得るため

言葉の通り、物理的に4年間の時間を得られます。
まず、高校生であれば22時以降の外出は補導対象になりますが、大学生はありません。
そのため、24時間を自分自身が使いたいことにあてられます。
バイトをする人もいれば、インターンする人もいれば、留学する人もいれば、学業に専念する人もいます。
物理的な4年間という比較的自由な時間の中で、様々なことに挑戦し自身のやりたいことを見つけることが出来るはずです。

 

ここまでは大学に進学するメリットのお話しでしたが、ここからは大学に進学するデメリットです。

 

大学に進学するデメリット

・お金がかかる
・受験対策に時間がかかる

 

デメリットは物理的に受験、学費、4年間で発生する「お金」と「時間」です。

まず、お金の話しからしていきます。
お金は総額からお伝えします。

 

大学受験及び大学生活でかかるお金

・受験料     :293,000円
・学費(私立文系):3,270,179円
・生活費(寮生) :3,408,000円
合計:6,971,179円

受験料の詳細です。
・センター試験:18,000円(3教科以上)
・センター試験:12,000円(2教科以下)
・国公立大2次試験:17,000円
・私立大学一般入試:35,000円
受験料の293,000円という数字は、国公立1校、私立大学4校を受験したケースです。
また、遠方で交通費なども含めた金額になります。

続いて、私立大学の文系に進学した場合の総額の学費になります。
私立大学文系の平均学費
入学金:234,763円
授業料:758,854円×4年=3,035,416円
合計:3,270,179円

最後に、大学4年間の学生生活にかかる費用です。
今回は、寮生として算出しています。
自宅生:34,000円×48カ月=1,632,000円
寮生 :71,000円×48カ月=3,408,000円
下宿生:91,000円×48カ月=4,368,000円

これらを合計すると、6,971,179円が総額でかかる計算になります。
通常は、奨学金を借りる学生が大変です。
しかし、近年奨学金破産をしてしまう人たちが増えていることも社会問題の1つとして取り上げられています。

続いて、大学進学のデメリット2つ目の「受験対策に費やす時間」に関して説明します。
通常は、学校から出される宿題以外に、受験対策のために時間を確保する高校生が多いです。
仮に、1年生から学校の宿題とは別に受験対策の勉強時間を確保した場合の計算になります。

 

受験対策に費やす時間

高校1年生:平日1時間、休日2時間勉強した場合、年間で469時間
高校2年生:平日2時間、休日4時間勉強した場合、年間で938時間
高校3年生:平日4.5時間、休日8時間勉強した場合、年間で1,622時間

上述の計算なら3年間で、学校の授業+定期テストの勉強時間+受験対策として3,029時間もの時間を受験対策に費やすこととなります。

 

まとめ

大学進学には大きなメリットがある一方、「お金」と「時間」でのデメリットがあることも理解しておくと良いでしょう。
その上で、強い覚悟を持って大学受験に望むことを推奨します。

 

 

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