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【共通テスト英語リーディングで得点率8割取る方法!】2021年第2回武田塾模試英語リーディング解説 大問6 【個別指導 上越 塾 予備校】

今から1ヶ月後は11月6日、3ヶ月後は1月6日(もう2022年!!)、6ヶ月後は4月6日・・・

え!入学式終わってるやん!

裏を返せば、今年の4月からすでに半年が経過したというわけです。

上越校講師の町と皆さんとでは年齢的にも時間の感じ方が違うと思いますが、この半年、皆さんいかがでしたか?

僕自身はなんだかんだ色々やってたと思うのですが、だから?めちゃくちゃ早かったです。

半年前というと予備試験の短答式試験の試験日よりも前ですからね。

私も来年こそは最終合格できるように勉強しなくてはいけませんが、仕事のほかに仕事でもないタスクが山積みです・・・

さて、では今日は先日実施された第2回武田塾模試を使って、共通テスト英語リーディングのラスボス、大問6の実況解説です!大問1〜2の解説でも書きましたが、これを読む塾生は必ず問題用紙を参照しながら読み進めましょう!

大問6 A

あなたはアメリカに行った留学生で、次の記事を読んでポスターを作ってプレゼンをする。

問を見る前に問題文の見出しが視界に入ってきますね。

女性の政治参加が世界的に鈍化している

ページめくって問を見ているとポスターの空所補充ですね。大問5と同じような感じ。

空所補充は周りの記述がかなりヒントになりますから、サクサク情報処理していきましょうね!

 

問1は39の空欄、ポスターの小見出し1「2021年 政治のジェンダー不平等」の4つ目の項目

世界で女性大臣の数が最も多い国を答えさせる問題

問2は40の空欄、小見出し2「それ(女性大臣の数)がなぜ重要か」の2つ目の項目

その上には「女性は男性のように意思決定に関与すべきだ」的なのがあります

問3は空欄41、小見出し3「さまざまな国での女性の政治参加」の3つ目の項目

具体例が羅列されていますね。ジョーバイデン、カマラハリス、中国の話題以外が入る。

問4は空欄42、小見出し4「障壁」の1番目の項目

その下には、多くの国では選挙に出馬するには35歳以上でなければならないところ、政治に関心を持っている若い女性は参加できない、とある。

 

まあ文系の皆さんにとってはよくあるテーマだと思います。というかこういう話題は学校の授業で扱う教材にも散々掲載されてきたように思います。時代が違うので少し違いますが、私の受験生の頃は女性の政治参加を増やそう!というものが多かったような印象です。10年経てば色々と変わるもんですね〜

 

それでは本文見ていきましょう。

第1段落は導入です。女性の政治参加は増えたが政治における男女間の不平等は拡大している。

第2段落は第1段落の具体例を示してますね。

legislaturesがなんなのかわからない人、少なくないと思います。私も知りません。私は単語帳の勉強はしていませんからね。ただ、その文の後にof the top job-president or prime minister-とあります。この2つの単語はご存知ですよね?大統領と首相です。 of the top job のtheは「その」、つまり直前の文の内容を指しています。で、そのトップの仕事が大統領や首相、ということはlegislaturesはきっと議員か何か、そんなニュアンスなんですかね?と当たりがつくと思います。調べてみると、立法府という意味だそうです。つまり読んで字の如く、法律を作るところです。

法律を作るのは我々の代表である国会議員ですよね?立法府の女性比率、すなわち国会議員の女性比率、と読み替えることができます。なので、議員でも概ね意味はあっているというわけです。(現代社会・政治経済を勉強している方ならわかるはず・・・!わかって!!

これが、読解から知らない単語の意味を推測するという技術です。別に難しいことはしていません。接続詞の関係から推論したのみです。英文というか文章の読み方ですね。

この単語の意味をもともと知ってた人はもちろん素晴らしいです!ですが、知らなくても、他の科目の知識なんかと組み合わせれば大体の意味は導けるのです。

よく、語彙力を上げるために上級編の単語帳に手を出す受験生がいますが、それはかなり余裕のある方(時間的にも脳みそ的にも)以外にはお勧めできません

人間の脳みその記憶容量には限界がありますし、そもそもこれからの時期、10月11月以降に新しい単語をインプットする時間があるならもっと過去問に取り組んだ方がいいです。

その中で出てきた新単語をストックするというのはやっていただきたいのですが、改めて単語帳(例えばリンガメタリカとか)に手を出すのは、例えば受験する学部の過去問の出題傾向から、このテーマはよく出てるなあなんてテーマの単語から重点的に覚えていくなど、スポット的な使い方をするのが実用的だと思います。文系学部の受験生が医療の難しい単語を覚える利益より社会や政治の難しい単語を覚える方が実用的ですよね?もちろん、文系学部でも理系の文章は出題されうるのですが、確率論、まさに傾向と対策からの実用性です。

さて本文に戻りましょう。

女性大臣がいない国が列挙されています。全部読まなくていいです。

第3段落は冒頭で、「女性大臣」「重要な意思決定」とありますね。キーワードが出てきました。

段落の後半で、ニカラグアは女性大臣の数が世界1位とあります。parliamentは議会ですね(シス単ベーシックに乗ってる単語ですよ!ちなみにアメリカの合衆国議会はCongress、イギリスの国会はParliament、日本などの国会はthe Diet、です。大文字で書かれている場合はこれらを思い出せたら強いですね!)。議会にいる女性つまり議員の数も世界4位。

この後出てくるAmericasはアメリカ大陸全体を指します。国に複数形は普通はつかないですからね。その後にincluding ~とあり、中南米の国々が列挙されています。その国々も強力な女性の代表がいる代表的な国として挙げられる中で、ニカラグアは。という構造です。

ということはニカラグアが女性の政治参加の進んでいる国の代表例と言えるんじゃないでしょうか。

問1は2番が正解です。

 

続き4段落は、議会全体で見ればアメリカ大陸の国々がfirstだと。このfirstは歴史的に古いという意味なのか、数が1位なのかというところで読み進めていくと、政治のはしごというワードが出てきます。「一人の政治意思が議会に、そして政策に、政党の主張に・・・」

数が多いという文脈ですね。

5段落はアメリカ大統領ジョーバイデンが出てきました。非常に新しい文章ですね。

この段落の後半にはカマラハリスも出てきました。

6段落冒頭には「パワフルな役割モデルがあることは全世代の女性にとって重要だ」的なのがあります。

7段落はアフリカのナミビアの話。女性大臣が激増した。ルワンダの話もありますね、女性大臣や女性議員が国を支配している。中国の話、モンゴルの話が続きます。

ここで、問3にいきましょう。

まず選択肢2はルワンダでは男性がいまだに支配している、とありますが逆ですね。女性が支配しているんですよ。バツ。

4はモンゴルでは助成大臣の数が落ちた。これも真逆ですね。上がったんです。バツ。

1のコスタリカはそもそも女性の代表が多い国としてあげられていましたが、世界を引っ張っているわけではありませんよね、それはニカラグアだと。そもそも文脈的に、コスタリカはニカラグアの説明の中で出てきた国であるし、すでに女性の代表が多い国の具体例として登場したに過ぎません。確かにこれをもって「世界を引っ張って」いると解釈することもできますが、△で留めておいてほしい。残った選択肢と吟味するためです。

残った3は、ナミビア政府の女性大臣の数は近年爆増している。とありますが、本文ではhad the most progress over the past yearとあり、これは近年というニュアンスです。これが正解。hadは一瞬過去の話かと思うかもしれませんが、1年前も昨日も過去は過去ですからね。

まあ1の選択肢は、選択肢の作りそのものがヒッカケを意図しているにもかかわらず、ヒッカケであることが明確ではないという点で微妙な選択肢に思います。まあ、模試ですからね。専門家が時間をかけて作る本試験ではこのようなことは起きないと思います!

残るは8と9段落。

8段落冒頭で障壁というキーワードが出ましたね。

政治の世界へ進出を目論んでいる女性の障壁は暴力のターゲットになっていることだ。

9段落は議員になる最少年齢を考え直せ、と言っています。

 

それでは問2みましょう。上の項目は3段落の冒頭で出てきましたね。

女性の政治参加はなぜ重要かという項目に該当するもの

 

まず選択肢1は「発展途上国では貧困家庭の女性は暴力の犠牲者だ。」

いや、政治家を志す女性が暴力の標的にされるのであって、貧困かどうかは関係なくない?バツ。

2は、「多くの女性は雑誌のモデルデビューがしたい」

なんの話?小池百○子?バツ!

3は「アフリカの現状を改善したい」

アフリカの話はナミビアとかルワンダの話ですが、この国々はむしろ成功例でした。改善もクソもありません。バツ。

4は「女性には社会に大きな変革をもたらす力がある。」これじゃないですかね?全体的にそんな話でしたし、6段落のジャマイカとカマラハリスの例からも導けます。

 

問4は政治家を志す女性にとっての障壁について

8か9段落に書かれているでしょう、おそらく、と。

選択肢1は「高い割合の女性議員がボリビアを支配した。」

ボリビアはそもそも南米だし、そもそも支配しているなら女性にとっての障壁ですらないですよね。むしろ追い風。なのでバツ。

2は「女性は議会で最低賃金しかもらえない」

いや賃金の話どこでしてた?バツ

3は「たくさんのジャマイカ人女性は現在のアメリカ副大統領を尊敬し、彼女たちがアメリカに行くことを勇気づけた。」

ジャマイカ人女性はかつてアメリカで最初に女性副大統領に選ばれたカマラハリスを尊敬した、という記述はあります。尊敬はしているが、尊敬するカマラハリスは現在の副大統領ではないし、彼女たちがこれによりアメリカに来たという話も記述がありません。6段落2〜3行目から、ジャマイカ国内での政治参加の話です。そのきっかけがジャマイカ出身の父を持つカマラハリス元アメリカ副大統領というわけです。

なのでバツ。

4は、政治に参加している女性は暴力の標的になりがち。これは8段落の冒頭にそのまま書いてありましたね。これが正解です。

 

 

2021年本試験を使用した共通テスト型英語リーディング大問6の詳しい解き方・解説は、

【大学入学共通テスト英語で8割取る!】リーディング攻略講座<5> 大問6・A 【上越 塾 個別指導】

 

大問6 B

この形式は、前回の第1回武田塾模試のまるパクリですね笑

本試験とも形式は似ているものです。

テーマは地球の前史(先史)。

問を先に見ると案の定、表がありますね。問1。

専門的な用語がたくさん出てきますが、今回の模試の大問5との大きな違いは、専門用語や内容を理解していなくても問題が解けるという点です。

問2は、paleontologistsは〜

問3は、本文で述べられていることとして正しいもの2つ

問4は、著者が信じるもの、すなわち著者の立場から支持する意見。

 

では本文読んでいきましょう。

2行目にもう問2のpaleontologists出てきましたね。何者?かというと、科学者だと。岩を調査しながら古代の生態系を研究している。先史時代をいくつかの時代に分けた。そのうち1番興味深いのがパレオゾイック時代で、その時代をさらに6つの時期に区分した。

研究者なわけですね。

ここで先に問2見てみましょうか!

paleontologistsが出てきたので先に片付けておきたいところ。

 

選択肢2は先史時代の時代区分に彼らの名前をつけた。確かにそういうこともありますよね、新たに存在が確認された生物にその科学者の名前をつける(例えばナウマンゾウ)こと。でもpaleontologistはそうではありません。そうした言及もありませんし。

3は、パレオゾイック期がいつ始まったのか決定的なアイデアがない、とありますが、その時代を6つに分けたんですから、一応の始まりとしている時期はあるわけですよね。じゃないと時代の区分を作るなんてできませんから。なのでバツ。

4は、誰も知らなかった新生物を最近発見した、とありますが、言及がありません。岩で化石を見つけてそれが新しい生物の発見で、みたいな仕事ではあるのかもしれませんが、最近発見したという点も言及がないので、バツでいいです。

1は、とてつもなく長い期間・時代を整理する方法を持つ人。まあ岩とか調査して古代の生態を研究していて、戦死時代をいくつかの時代に分けたとありました。

というわけで1が正解。ちなみに私は2を選んでしまいました。2の「their」にひっかることができませんでした・・・・。

 

2段落目以降、各時代区分の説明が書かれています。この形式は共通テスト本試験の形式を踏襲しています。確か今年の本試験は甘味料の話でしたよね。ある甘味料は別の甘味料の〜倍甘い、とか、そういった情報をまとめていきました。形は一緒です。ハードは一緒でソフトを入れ替えているだけです。

まあ、来年の本試験はどうなるかわかりませんが!

まず書かれているのはカンブリア期。5億4千年前。ということは私のおじいちゃんのおじいちゃんの、そのまたおじいちゃんの・・・・

古いボケはやめなさい!(詳しくはググってください)

そもそもその時期人類おるんかって話です。いません。

次のページの表を見てみると、1番下にありますね、カンブリア期。寒ブリ食べt(

この時代は、カンブリア爆発と言って、最大数の新しい生態系が誕生した。小さな生物(水の中)が中心。今は絶滅した。

次の時代はオルドヴィシアン期(で合ってる?)、よく知られている魚が現れた。昆虫、海老、蟹など。海岸を歩き始めた。つまり水の中にしかいなかった生き物が陸に上がってきた時代ということですね。この時代の終わりに地球上がとても寒くなった。いわゆる氷河期というやつです。寒くなると生き物は死滅してしまいます。

しかしシルリアン期になると世界はまた暖かくなってきた。陸に植物が生えた、しかも今日みるような植物。動物は陸に上がっていた、スコーピオンとか。今まで海だったけど川や湖で生息する魚もいた(someの訳し方注意!)。

魚は次のデヴォニアン期に発達(進化)した。この時代は「魚の時代」で知られている。a.k.aですね。あ、最初のaはないか。

この辺で問1見てみましょうか。

表の下の方が時代が古い、本文は古い時代から述べているので下から埋めていくのが得策です。

Dはカンブリア期の次で、よく知られている海の生物が現れた。オルドヴィシアン期ですね?

この時点で選択肢1と4はバツです。

Bは「魚の時代」、つまり今読んだデヴォニアン期、ということでもう問1は2しかあり得ません。2が正解。

 

これ以降はこの表を気にせずに読み進めていくことができますね!

残りの問いは内容一致と筆者の立場ですので、最後まで読み進めていきましょう。

デヴォニアン期には8mあるサメに似た生物がいたりした。他方、植物は化学を生産した(どういうこと?)。

より高く育ち、そして木になった。なるほどね。陸地も今のような雰囲気になったと。

あっという間に第4段落。カーボニフェラス期。もっと地球が暖かくなった。平均気温は20度!(これはちなみに沖縄県の平均気温と鹿児島県の平均気温の中間です。すなわち、人間でも暮らせる暖かさということです。もちろんゴ○ブリも(きえええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・!!!!!!!))

木はとても高くなり、死んだ木は炭化した。そして石炭を生成した、のちに人間のための資源となる。

大きなスワンプ(スワップじゃないよ)が出てきた。卵を生産する生き物。トカゲって書いてますね。

そのあたりの生物が大きくなっていったのが、パレオゾイック時代の最後の2つの時期(カーボニフェラス期とペルミアン期)。

この頃陸地も広がっていってパンゲアが形成された。パンゲア覚えてます!?

今のアジアやアメリカ、オセアニアアフリカなども昔は一つの大陸だった、

そこから大陸が動いて今の形になったというあの話です。

小学校の国語の教科書で読みませんでしたか?

と、調べてみたら、かつて16年もの間小学校5年生の国語科教科書に掲載されていたものの、2004年以降は教科書に掲載されていないことが発覚・・・!私が小5だったのは2001年ですから、計算が合います。

そっか、今の子達は知らないのか・・・。文系の私も結構ワクワクした記憶のある話だっただけに、残念です。

映画ドラえもんのび太の創世日記(1995)とか、あの頃、「地球ができるまで」系の話は流行ってたような気もしますし、私も好きでした。

 

話を戻して、パンゲアができたころ、とても暑いエリアができた、reptileに愛された、砂漠が現れた。

reptileはシス単ベーシックにも掲載されている単語ですから覚えておきましょう、爬虫類です。

ペルミアン期は謎の大災害により終了した。パレゾイック時代も終わった。

その100万年後に恐竜が現れた。(生物が生きられるようになるまで地球が回復するのに100万年かかった)

 

本文はここまで。

では問3です。内容一致。

選択肢1は、多様な生物がカンブリア期爆発の頃に陸を歩いていた。これはバツですね。歩き始めたのは次のオルドヴィシアン期だし、いろんな生物がとなるとその次のシルリアン期ですね。

2は、パレオゾイック時代の生物は謎の災害により絶滅した。これは一見正解っぽいのですが、カーボニフェラス期のというのが間違い。謎の災害はペルミアン期でしたよね?なのでバツ。

そもそもこの謎の災害ってなんなんですかね?こういうの、地球の歴史では何度かあったようですが、彗星でも落ちたんでしょうか。映画ドラえもんのび太と竜の騎士(1987)では、海に彗星が落ちて大津波が発生したという描写がありましたね(読者はまだ生まれてないのよ・・・。お前も生まれてないのよ・・・)

3は、この時代(パレオゾイック時代)の何かのコンディションは人々が何百万年も後に使うことになる燃料を生み出した。石炭を生み出したって記述ありましたよね。正解っぽい。

4は、デヴォニアン期(いわゆる「魚の時代」)の海を泳ぐ魚は今日の魚と全く似ていなかった。いや似てたやん!8mもある大鮫(鮫じゃないのよ、鮫に似た魚)とか言ってたやん。バツ。

5は、パレオゾイック期には気候や陸の形にたくさんの変化があった。

ありましたよね、寒くなったり暑くなったり(気候の変化)、陸地も増加してパンゲアができたと。いずれもたくさん変化がありました。

というわけで正解は3と5です。

 

問5、筆者の立場

選択肢1は、この時代の陸上・海中の生物は気候変動の影響を受けていなかった。バツですね。寒くなって死滅したものもいましたし、暖かくなると生物増えましたよね。

2は、科学者はなぜ大規模な絶滅が起きるのかその解決策を知っている。バツですね。最後の段落の後ろから3行目「unknown」とあります。

4は、パレゾイック時代の高いポイント(盛り上がった時期って意味?)は恐竜が現れた時期だ。バツですね。恐竜はパレゾイック期時代が終わって100万年後の話

3は、描かれた時代(パレゾイック時代)は特にスペシャルなものと考えられている。これは1段落の4〜5行目に書かれてます。正解は3です。

 

2021年本試験を使用した共通テスト型英語リーディング大問6Bの詳しい解き方・解説は、

【大学入学共通テスト英語で8割取る!】リーディング攻略講座<6> 大問6・B 【上越 塾 個別指導】

 

解く順番と形式への慣れ

さてここまで数回に分けて第2回武田塾模試・英語リーディングの実況解説をやってきました。

7割以上の得点率を目指すのであれば、まずは解く順番を試験開始前にある程度決めておく。もし試験問題を見て形式が変わった!と思ったら多少の変更はできるように気持ちに余裕を持っておきましょう(変わるかもしれない!という心構え)。これ結構大事で、昨年の生徒はそれまで実践問題集を何台も説いていて準備万端にしていたにもかかわらず、本番で見たことない形式が出題されパニックに陥り、誰も予想しなかった低得点率に終わってしまいました。基本はこの形だと思うけど、変わるかもしれない。そうしたらどうしようかな、くらいに思っておくといいように思います。

あとはやはり形式への慣れです。

確かに内容を把握しなければいけないのですが、全ての問題が読解を要するわけではありませんでしたよね?これまで解いてきて。

本文と問いの選択肢を照らし合わせるだけで解ける問題もかなりの数あったように思います。

現代文的な読解を要するのは後半がメインです。本文の内容を把握するという意味での「読解する力」もちろん必要なのですが、書いてある情報を整理するという意味での「読解する力」を、この形式の試験では必要とされています。こういった点を問う問題は後半の大問5や6でも見られました。

本文に書いてある情報を処理する(まとめる)、そういう意識で問題に取り組んでみてください。

言い換えると、情報を整理する力ですね。

この力、社会で生きていくのに必ず必要になってくる能力です。

試験勉強をしながら、人生の勉強もしているんです、皆さん。

 

次の模試まであと1ヶ月ですね。この模試の点数は受験校の選択に大きな意味を持ってくる模試になると思います。

今自分に足りていない点について、しっかり分析をし、合格ラインに近づけるようギャップを埋めていきましょう。

 

英文の処理(読んで理解する速度)がまだ遅い人速読英熟語などのCDを聴きながら同時に訳をしていきましょう。それを毎日やります。範囲は1〜25、26〜50と分けてもいいです。

1〜25を30日間、毎日リス黙します。次の30日間で26〜50をやって、次の30日間は1〜50です。

これ、熟語も習得できるし、読んで理解するスピード、すなわち読解スピードが格段に上がります。

目標は1分間で130語程度処理できることです。

もう本番まで時間がありません。長文の読解スピードで伸び悩んでいる方、この方法ぜひ試してみてください。

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