皆さんこんにちは
自由が丘校の田山です。
今日は高1,2生は特に必見!
高校と大学の偏差値の相関について
考えていこうと思います。
偏差値60の高校に通っているから
日東駒専は余裕???
GMARCHは手堅い?????
そんな甘い考えは今日打ち砕かれる
かもしれませんね・・・
目次 ①そもそも偏差値とは |
そもそも偏差値とは
偏差値:同じテストを受けた人の中で
成績が上位何%に入っているかの指標
だと思ってください。
漠然と頭のいい度合だと思ってる人は要注意。
同じテスト、同じ点数でも周りの受験者層で
偏差値は上下しますよ。
イメージとしてはこんな感じ。
偏差値70:上位2.3%(44人に1人)
偏差値65:上位6.7%(15人に1人)
偏差値60:上位15.9%(6人に1人)
偏差値55:上位30.9%(3人に1人)
偏差値50:上位50%(2人に1人)
偏差値45:上位62%(1.6人に1人)
もうちょっと詳しく知りたい人は
こちらのブログをチェック!!
今回重要になってくるのは高校の偏差値と
大学の偏差値の差です。
高校入試における偏差値
令和2年の日本の高等学校への進学率は
通信制高校も含めると98.8%です。
(文科省HP より)
要は義務教育を終えたほとんどの人が
進学するため、高校の偏差値は
同年代のほぼ全員の中で比べた
自分が上位何%に位置するかの指標
となります。
大学の偏差値
令和2年度の学校基本調査によると
18歳人口のうち大学(学部)進学率は
54.4%でした。
浪人生を考慮せず、
高校生を学校の偏差値順にならべ
上位54.4%が大学進学希望者だと
仮定すると…
こんな感じになります。
例えばあなたが偏差値50の高校で
真ん中くらいをキープしている場合
日東駒専は頑張ればいけるかな?と
思うかもしれませんが現実は厳しいものです。
これに加え浪人生もライバルになるため
もう少し数字は変動するでしょう。
受験業界でもよく
高校の偏差値-10=妥当な大学の偏差値
と言われています。
ただしこれは学年上位20%以内に
入っている場合に限ります。
下位50%になるとほぼ
読めないのが現実です。
また、大学が国公立か私立かによっても
いくらか変わってくる部分があります。
大学区分別 偏差値比較
国公立志望か私立志望は受験人数や
科目数、受験者層が異なるので
基準となる偏差値もまた変わってきます。
まずは各大学区分の特長をおさらいしましょう。
進学データ
こちらも文科省のデータですが、
大学区分別の進学状況は以下のように
なっています。
(令和2年度 一般入試のデータです)
倍率を見てみると一見私立大学が
異常に高いように思えますが、
私立大は入学辞退者が出ることを見越し
様々な入試方式を実施し、また
合格者も多めに出しています。
1人の受験生が複数の大学、学部、
および入試方式に出願するため
このように私立大の志願者は膨れ上がります。
最終的に進学する大学(学部)は1つなので、
合格者数に対する入学者数の割合が
国公立に比べて低いのはそのためです。
国公立と私立で偏差値の基準も変わる?
基本的に私立大が高く、国公立大が
低く偏差値が出やすくなります。
本来は文理でも基準は変わりますが
今回は国公立と私立のちがいを
主に受験者層に着目し説明します。
≪私立大受験者層≫
基本的に3科目で受験可能で様々な学力層の
学生が受験するため、高得点を取った時に
おのずと偏差値が高く出やすくなります。
→受験者のばらつきが大きい
≪国公立受験者層≫
5教科7科目の共通テストを突破する必要が
あるため、一定以上のレベルの学生が受験する
ため、平均点が同じくらいになりやすいです。
→受験者のばらつきが小さい
そして偏差値というのは
同じテストを受けた人 のデータ内で
算出されるので、国公立志望者の中だけでの
位置づけが出されます。よって偏差値は
低く出やすくなるのです。
つまりまとめるとだいたいこんな感じ
同程度の学力の場合私立のほうが
偏差値は高く出やすくなるのです。
大きな違いは偏差値50近辺の
ボリュームゾーンと下位層の存在ですね。
超上位層はどちらも同じくらいと思って
大丈夫です。
さあ2つの表を出してみたので
まとめてみましょう!!
高校の偏差値と各区分大学の偏差値の比較
私大志願者=国公立志願者+私大志願者
でもあるので進学希望者内の偏差値は
私大の偏差値と同じくらいになります。
どうでしょうか、なかなか
シビアですね。
例えばあなたが偏差値60の高校に
通っており、学校の順位が上位20%以内
であれば
私大:日東駒専~城城明國
国立:偏差値50前後の大学
が見えてくるかな?というところです。
学年の下位50%のついては前述したとおり
全く読めません。
例えば高校入試の際にすごく頑張ってギリギリ
合格、入学後も成績は下位
のパターンもあれば
そこそこ余裕で合格して定期テスト対策は
さぼってるけど模試はそこそこ取れる
みたいないわゆる地頭のいいひともいるからです。
もしくは国立志望者が多い高校で早慶など
私大を目指すパターンとかもありますね。
なので学年での順位もある程度大切ですが、
定期的に模試等を受け同じ区分(私立か国立か)
を志望する生徒の中での立ち位置を確認する
ことです。
まとめ
自分は大丈夫そうだな!と
思った人、
厳しそう・・・と思った人
それぞれだと思います。
厳しい現実に直面した時に
やらない理由を探すのではなく
頑張るきっかけにできる生徒が毎年
志望校、難関大学に合格していきます。
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