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読書嫌いのための読書入門【ショートショート文学への誘い】

みなさんこんにちは!武田塾神保町校です。

 

今回は、読書についてお話しします!

「現代文の成績を上げるためには読書をしよう!」

なんて聞いたことはありませんか?

 

実際に読書をすると、元来の読むスピードが上がりますし、語彙力が向上しますよね?

これは国語や英語の読解問題では非常に重要なスキルです。

 

はっきり言って読書という行為は損を見出す方が難しいくらい重要なものなのですが、

実際に読書をする時間があったらスマホを触ってる……そんな人が多いはずです。

そもそも文字を追うこと自体に苦手意識を持っているのではないでしょうか?

そんな人のために、読書が気軽にできるようなお話をしていきます!

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読書をなぜしたくないのか?

つまらない

結局これに尽きるという人がほとんどのように思います。

「読書の何が面白いのか分からない」

 

映画やドラマであれば最後まで飽きずに見ることができるし、

マンガやゲームだったら1日中読み進めても飽きないのに、

どうして文字だけの世界になると途端につまらないと感じてしまうのか?

 

少し分析してみることにしましょう。

 

長い

活字の文庫本1冊を集中して読み切るためには、2時間以上かかるときもありますよね。

マンガなんかだと短いものは10分とかですし、長い時間集中してられない、

スマホに気が散ってしまいます。

 

しかしよくよく考えてみてほしいのですが、

マンガだって長いものは長いと思いませんか?

映画やドラマも、シーズン2とかで結局長い時間拘束してくることは変わりません。

100巻以上発売されているマンガの内容は追えるのに

どうして1冊の本は読みきれないのでしょうか?

もう少し考え見ましょう。

 

堅苦しい

「読書をする」という行為自体に、何か遠慮したいような気持ちを持つことってありませんか?

文庫の小説を読むということは、言ってしまえばマンガを読んだりドラマを見たりのような

エンタメの1つでしかないのに、何か崇高なイメージを持っていたりしませんか?

 

確かに文庫系の小説だと、マンガにはないような重々しいイメージがあるかもしれません。

読めないというより「読みたくない」が先行するパターンです。

 

文字だけで疲れる

結局これに帰着するような気がします。

マンガやドラマのように画を追ってストーリーを読むのと、

字面だけでストーリーを追うのではどう考えても前者の方がエンタメです。

画を見れば言葉がなくてもその状況が事細かに理解できますが、

文字だけだと読む労力に見合う描写が得られない分、敬遠されがちなのかもしれません。

 

 

読書が嫌な理由が上記の3点に当てはまるという人に、おすすめの読書入門書のようなジャンルがあります。

ここからは「ショートショート」という文学ジャンルについて紹介していきます!

 

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「ショートショート」系小説の魅力

手軽な超短編小説

ショートショートとは、日本語で分かりやすく言えば超短編小説のことです。

見開き2~5ページ程度で完結する作品がほとんどで、

起承転結が短い文章の中で目まぐるしく変わることから

読書入門としてとってもオススメなジャンルです!

 

受験という観点から言えば、ショートショートの小説は

センター試験国語の第2問と同じような長さで、物語が導入から完結まですべて入っています。

 

飽きることのない作り

本を読んでいて、途中で飽きてしまうことってありませんか?

ショートショートの小説を読んでいる限り、そんなことは起こりません!

 

なぜなら、飽きる前に物語が完結するからです!

活字を長く読んでいられないという人にもピッタリですね。

 

活字慣れに最適な構造

短くて飽きがなく、突飛な内容になることが多いショートショート。

そもそも活字を読むということに慣れていない人にとっては、

最高の入門になるはずです。

 

堅苦しい文章でもありませんし、

楽しみながら読み進めることができる上に、

通常の小説の文章と同様の語彙力も身につきます。

 

書店に行けばショートショート集が文庫本で売っていますから、

朝読書などの時間が憂鬱の人にはぜひ購入してもらいたいジャンルです!

 

 

「読書は楽しい」成功体験を手に入れよう!

大人に「読書をしろ」と言われても、何が楽しいのか分からない人に向けて

読書の入門となる「ショートショート」というジャンルの魅力を紹介しました!

 

幼稚園児が最初からビジネス書を読まないのと同じで、

読書に慣れていない人がいきなり分厚い本を読もうとしても難しいものです。

徐々に本や活字に慣れていくために、

ぜひ自分なりの工夫をしてみましょう!

一度読書が楽しくなると、1冊で完結する短編小説や、

10巻1セットのような本、ビジネス書など、様々な本に興味を持てるはずです!

皆さんにとって読書が楽しいものになるよう願っています!

 

 

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