みなさんこんにちは!武田塾神保町校です!
受験勉強を始めた受験生も多いところですが、皆さんこう思ったことないですか?
現代文ってどう勉強したら良いんだ……?
今回は、こんな疑問に対しての答えの一例をお教えします!
ちなみに現代文の勉強法については、武田塾チャンネルでも扱っています!
こちらも確認してみてください!
前提:現代文の勉強法に正解はない
英語であれば、
単語 → 文法 → 構文 → 長文
のようにある程度勉強の流れが決まっているものですが、現代文にはあまり定型がありません。
ここで知っておいてほしいのは、
参考書や先生によって現代文の教え方は違う
ということです。
そして、どの先生の授業や参考書が自分に合っているかは、
実際に触ってみるまで分かりません。
武田塾のルート上にある「ゼロから覚醒はじめよう現代文」などは
万人に受ける内容になっていますが、勉強を進めるにつれて
他の読解法にシフトする人もいます。
ただ、どれが正しいということもなく
自分に合った解法で、得点できているのであればそれで良い
ということも意識しましょう。
選択肢を先に読もうが後に読もうが、
安定して解けていればなんでも良いのです。
とは言え、現代文の学習で意識しなければならないことは決まっています。
どのような解法をするにしても、次のことを意識してみてください。
「次の文章を読んで、後の問に答えなさい。」の意味を理解する
この文章は、共通テスト国語の第1問の前置きの文章です。
これに限らずどの現代文の問題も「これを読んで、後の問に答えよ。」のような文章で問題が始まります。
実はこのフレーズはとても大事です。
どうして現代文の問題はこの文言から始まるか、考えたことありますか?
この文章を、少し悪意のある言い方で読みかえてみるとこのようになります。
「次の文章から読み取れることを答えてください。ここに書いていないことや、あなたの考えは訊いていません。」
マークシート式の問題であれば、このように見ることもできるかもしれません。
「次の文章から読み取れることを答えてください。不正解の選択肢は、設問の解答になっていないか、この文章から読み取ることのできない内容です。」
これで気づいてもらえたでしょうか。
国語、もとい現代文という科目で一番大事なことは、
文章中に書かれていることだけを参照して解答する!
ということです。
評論文だったら自分なりの意見を持つかもしれません。
小説であれば自己解釈を持つこともあると思います。
しかし、現代文で求められているスキルは
文章中でどう書かれているかを読み取ることであり、
あなたの考えは何も解答に影響してはいけないのです。
筆者の気持ちなんて知らないんだけど?
前の項目の内容を理解してもらえたなら、よくヘイトを集めている問題へも解答ができるはずです。
「この時の筆者の気持ちを20字以内で説明せよ。」
「○○はどのような心情が読み取れるか?」
このような問題は、自分で場面を想起して答えさせる問題ではなく、
文章中でどのように表現されていましたか?
と訊かれているのです。
現代文という科目は、文章を読んで相手の心情を察するような科目ではなく、
文章に書いてあることを正確に過不足なく読み取って、正しく理解できるかを問う科目です!
現代文こそ復習が大事!
現代文の問題となる文章は、もう2度と見なくなるものがほとんどです。
2度と見ない文章について復習なんて……と思っていませんか?
それは、解答の活用方法や復習の方法を知らないからそう思うのです!
一例ではありますが、解答の読み方を基に復習方法をお教えします!
復習がまだ定着していないという人は、一度真似してみてください!
①時間通りの解答する
大体の問題には時間設定がされていると思うので、まずはそれ通りの時間で解きます。
現代文の勉強を始めたばっかりでまだ慣れていないという場合には、
一度制限時間を無視してもらっても問題ありません。
②答えを見る前に「解答の根拠」をそれぞれの設問で見つける
漢字や文学史の問題以外は、文章中に解答の根拠があると思います。
制限時間内の解答が終わったら、改めて自分で解答の根拠を文章中から探してみてください。
その時点で、最初に解答していたものと答案が変わっても構いません。
(ただし、最初に解答したものと訂正する回答はそれぞれ区別がつくように控えておきましょう)
③答えだけ見て、間違っていた問題の解答の根拠を自分で探す
ここでまだ解説を読まないのがミソです。
解答を受けて、どうしてこれが答えになるのか、どうしてこれが答えではないのかを、解答を見る前に自分で考えます。
④解説を読んで、解答の根拠が本当に正しいかを確認する
正解した問題も含めて、すべての問題で根拠とした内容が合っているかを確認します。
解答としては正解していたとしても、それが本当に正しい根拠かどうかまで確認しましょう!
ここまで読み込むと「復習」としての意義を発揮してきます。
習慣化して復習を行えば、今後のまだ見ぬ文章への対策もバッチリです。
無意識にに解答の根拠を見つけるようになるのが一番大きいと思います。
現代文は勉強すれば伸びる科目!
ここまで読んでくれた皆様なら、分かっていただけたと思います。
現代文は、勉強すればするほど点数は伸び、安定していく科目なのです!
逆に、ちゃんと現代文という科目を理解していないと大きく失点する科目だということも分かったのではないでしょうか。
その他科目について聞きたいことなどあれば、
ぜひ武田塾神保町校にご連絡ください!
より具体的な参考書ルートなどをお教えします!