仙台・宮城(泉区)で塾・予備校をお探しのみなさんこんにちは。
武田塾泉中央校、校舎長の松谷です!
今回は主に現在高校1・2年生の生徒さん、
そして生徒さんをお持ちの保護者さんが主に興味深いテーマでお話ししていきたいと思います!
続々と揃ってくる情報ですが、
次々に入る情報を前に、
「一体何が重要なの?どんなことに気をつければいいの??」
とたくさんある情報に困惑気味の方もいるかと思います。
最近の受験相談でも多く、この入試改革についての質問を受けました。
そこで!
今回は、ここだけ気をつけてほしい!
という大事なポイントを3点お話しします。
それぞれ補足等が入りますが、大体の大枠を掴んでほしいので大事なポイントを強調してお知らせいたします!
2021年度入試改革抑えるポイント厳選3選!
今回お話しするポイントは3つです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
POINT❶英語の資格検定試験(4技能試験)の利用
POINT❷記述式問題の導入についてと対策
POINT❸調査書の利用
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それぞれ順番にお話ししていきます!
POINT1.英語の資格検定試験(4技能試験)の利用
今回の入試改革で一番大きな影響があるであろう科目ナンバーワンと言っても過言ではないのが、
「英語」です。
英語については他の科目と大きく違っているのが、
「他の試験が考慮される」
という点です。
その他の試験というのが題名にもある通り資格検定試験・通称4技能試験というものです。
こちらの試験は、
・GTEC
・英検(実用英語技能検定)
・TEAP
・TOEIC
・TOEFL
・・・など様々あります。
それぞれが違った観点からみた試験になっているため、
それを統一する指標のようなものができました。
それが、
「CEFR」というものです。
CEFRってどんなもの?
CEFRは正式には Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessmentの頭文字を撮ったものです。
(でもなんだかよくわからないですよね。笑)
20年以上に渡って研究されていて、海外でも共通する指標になっています。
したからA1、A2、B1、B2、C1、C2の6段階で外国語技能の評価がされています。
先ほど紹介した4技能試験でもそれぞれがレベル分けされています。
例えば英検○級であれば、A1・・・のような感じです。
大学は主にこの指標を使って、
・C1以上だったら英語試験免除
・B1以上ないと試験は受けられない
といった条件がある場合もあります。
では大学ごとにどのように扱うのでしょうか?
英語技能試験の大学ごとの扱い方
先ほどCEFRについてお話ししましたが、
ではどのように大学では使われるのか?
利用の仕方は主に4つに分かれます。
それぞれについて説明します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①出願資格 | この条件をクリアしないと試験が受けられないよ!という基準 |
②試験免除 | この条件を満たしていれば試験を受けなくてもよいよ!という基準 |
③加点 | この条件があれば、英語の点数に〇〇点追加しますよ!という形 |
④得点換算 | この条件があれば試験は〇〇点になりますよ!という形(満点になるケースもある。) |
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
先ほどお話ししたCEFRを利用したり、そのままスコアを利用したりするので大学ごとに違ってきます。
ちなみに宮城県内にある大学を例にとってご紹介しますね(2019年8月10日現在)!
東北大学 |
4技能試験を利用しない。 |
宮城大学 | CEFRに応じて加点。 (従来の筆記とリスニング250点にCEFに応じて50点満点を加点) |
宮城教育大学 | A1以上が出願要件 (1番下の段階ではあるが、この基準を満たさないと試験が受けられない) |
東北学院大学 | 利用する (がどのように利用するかは今の所明記なし) |
※ブログ執筆当時の情報のため、最新情報についてはホームページを必ずご覧ください。
POINT2.記述試験導入について
こちらも今回の入試改革で衝撃があった大きな変更点です。
大学入試共通テストという名称にはなりますが、もともとはセンター試験のことをさします。
ですがセンター試験は全教科全問題がマーク式になっていて、記述で解答することはありませんでした。
2021年度は「国語」と「数学」に記述解答が求められます。
実際に2017・2018年には試行実験という模試のようなものが行われていて、
ある数学の記述解答が求められる問題ではなんと、、
正答率0.5%
という問題まで出てしまいました。
流石に難易度の調整などが入り、極端に難しいという問題は出ないと思いますが形式慣れしていない分苦戦することもあるでしょう!
武田塾の対策は・・・?
では一体何を対策すれば良いのか?
対策するものが大幅に変わるのか?
、、と心配になる方もイルカと思いますが武田塾ではどうするのか?
結論から言うと、
変わるところもあるが、変わらないところが多い!
ということです。
確かに答える形式がマーク式オンリーだったのが記述が入るので、直前期の対策は変わります。
過去問を解いたり実践問題集などを解いたりといった部分
ですね!
でも、大事になってくるのはその前の部分。
英語であれば単語や文法、数学であれば各分野の公式暗記などは試験の形式が変わろうが、重要であることに変わりありません。
細かいルートの変更は今後ありますが、まずは安心して基礎から着実に力をつけていくことが重要です。
またこちらについても大学によって、利用の仕方が分かれてきます。
国公立であれば二次試験で記述を課しているところが多いというのもあり、
成績評価にどのように反映させていくのか。このあたりはまだはっきりしていない部分も多いので最新の情報に注意してください!
POINT3.調査書の利用について
従来は推薦やAO入試に利用されるだけに止まっていた調査書。
2021年度からは一般入試にも取り入れられることになりました。
政府の方からは「主体性を調査する」ことを主だった目的としているようですが、
各大学の現場の方が対応に苦慮している印象があり、具体的にどのように利用していくのかが明確になっていない部分です。
情報が一番出揃っているのが今の所、宮城県内では東北大学です。
ホームページを参照すると、
生徒本人が試験の際に自己評価を行い、それと実際の調査書の内容を考慮し成績評価に加える形になっています。
こちらはまだまだ明確になっていないところが多いので随時最新の情報に注意してください!
今回は2021年度入試改革についてご紹介しました。
------------------------------------------
もっと武田塾泉中央校について知りたい方はこちらをどうぞ
詳しい勉強法を知りたい方はこちらを参考にしてみてください
武田塾泉中央校では受験相談をいつでも無料で実施しています!!
「数学がどうしても好きになれない!」
「受験に向けて何からすればいいんだろう?」
そんな疑問や悩みがあればいつでもご相談ください!
ちょっとしたご相談も大歓迎です!!
無料の受験相談お申し込みはこちらから
電話受付:☎022-779-6331(受付時間:13時~21時※日曜を除く)
問い合わせはこちらから↓