ブログ

【受験生必見】苦手科目の克服法!間違った手順で勉強しているかも!

皆さんこんにちは!
仙台市営地下鉄
泉中央駅から徒歩3
武田塾泉中央校です!
武田塾
今回は、泉中央校で活躍してくださっている講師のM先生です(^^)/
M先生流の苦手科目克服の方法についてご紹介いただきます♪

はじめに

こんにちは!武田塾泉中央校講師のMです!

 

入試本番まで残り約半年となりましたが、勉強の方は順調に進んでいるでしょうか?

school_test_enpitsu

現役生はここからぐんぐん点が伸びる時期ですし、浪人生はここから追い込んでいく時期となります!

一日一日を大切にして勉強を進めていきましょう!

 

さて、今回の内容ですが、多くの人が悩む、”苦手教科”の克服”についてお話したいと思います。

 

多くの科目がありますが、今回はその中から特に多くの受験生が苦手とする古文英語数学について取り上げたいと思います。

 

それでは早速行きましょう!!

 

古文の苦手克服

 理系の受験生に限らず、文系の受験生の中にも古文アレルギーの方がいらっしゃるのではないでしょうか?

 

古文アレルギーになってしまうと、古文を勉強するのすら嫌になって、勉強しないから成績は上がらず、、、

 

どんどん負の沼へと誘われてしまいます。

 

では、なんで古文アレルギーになってしまうのでしょうか?

study_chienetsu_girl

古文アレルギーの原因は古文に対する意識?!

 古文はひらがなや漢字で構成されているがために”日本語”という意識を持っている方が多いのではないでしょうか?

 

しかし、実際古文の世界では”古文常識”と呼ばれるものもあり、単語の意味も現代とは異なります。

 

つまり、私たちの世界とは別の世界なんです。

 

そのため、古文を勉強するときは英語を勉強するときと同じように、外国語を勉強するなりに丁寧に勉強していかなければいけません。

 

ただの日本語だと思って適当にやろうとすると古文アレルギーへの道が開いてしまいます。

 

ではどうやって古文アレルギーを克服するのか

まずは基本的な単語と文法知識が身についているかを確認しましょう。

 

基本的な単語は150~300程度、単語帳一冊分もあれば十分でしょう。

 

文法知識についても市販で売られているものを一冊こなせば大丈夫です。

 

さて、基本的な単語と文法知識が身につき、多くの人はすぐに長文に取り掛かろうとしますが、まだ早いです。

 

ここからが大切なことなのですが、まずは”古文と現代語訳を照らし合わせながら10~20長文読む”ということをすると言いと思います。

 

こうすることで、今まで身につけた文法や単語が実際にどう使われているのかを知ることが出来るうえ、古文というものに慣れることが出来ます。

 

古文だけを読むと、読めないために嫌になりますが、現代語訳と照らし合わせて読めば嫌にはなりにくいです。

 

また、この際の題材としては、センター試験の古文が良いと思います。2000年~2020年だけでも本試験追試験合わせて40回分あるので20題じゃ足りないという人にも対応できます。

 

センター試験は1年以上かけて作られているのでこれ以上に出来のいい問題はないと思われます。質も量も文句なしとなっていますので、ぜひ活用しましょう。

IMG_1097

古文アレルギーの方はここまでやってみてからもう一度長文などにチャレンジしてみてください!!

 

英語の苦手克服

単語も熟語も文法も構文解釈もやったのに長文になるとうまく読めない!

 

という受験生は多いのではないでしょうか?

 

この場合の原因としては

 

・単語、熟語の完成度が低い

・長文慣れしていない

 

などが考えられます。

 

まず、単語、熟語の完成度が低いという点についてですが、

 

武田塾では、単語、熟語が出来るようになったと言えるのは、その単語や熟語をみて1秒以内で訳が浮かぶというレベルまできてからです。

study_english_ondoku

例えば、1つの単語に5秒も悩むことが10単語に1回も出てきたら、それに意識が向いてしまい、長文の内容は入ってこなくなってしまいます。

 

文法についても、英文を読みながら意味も考えていかなければいかない為、基本的な文法に関しては悩むことなく当たり前のようにできている必要があります。

 

長文の前に、基礎をしっかりと固めなければいけないというのはこういうことからも言えます。

 

時期に焦ってどんどん進めていきたい気持ちもよくわかりますが、基礎をおろそかにしたまま進んでいってもすぐに基礎に戻ってくることになってしまいますので二度手間にならないようにしましょう。

 

単語や熟語などの基礎が”完璧”になっているのに”長文になるとわからなくなるという人は古文のところで書いたのと同じように、センター試験の大問6の長文を訳と照らし合わせながら10年分ほど読んで見てください。

 

その際、「なんでここはこの訳になるんだ?」とわからなくなる部分があれば、そこがあなたの苦手ポイントです。

 

苦手ポイントがわかったら、その分野の文法や構文を参考書などで徹底復習します。

 

そしてそれを10年分繰り返します。

 

センター試験の長文は二次試験に比べたら簡単なのでこのレベルは悩むことなくスラスラとよめるまで繰り返してください。

 

10年分で足りなければ追加してやっても大丈夫です。(追試も難易度は変わりませんのでそっちをやってもいいです。)

 

ここまでやれば基礎レベルは問題なくなると思います。

 

2次試験対策については大学によって異なるので省略させていただきますが、武田塾チャンネルでは紹介しているので是非参考にしてみてください

 

数学の苦手克服

数学の苦手については文系の皆さんに当てはまってくることではないでしょうか?

 

また、共通テスト模試や旧センター試験で数学で失敗してしまったり、なかなか数学嫌いを解消できない人も多くいると思います。

 

数学が苦手になる理由として、非進学校や自称進学校でよく言われる二次の勉強をしておけば共通テストでもなんでも大丈夫という言葉が大きな影響を及ぼしているのではないかと思います。

 

私Mも高校時代にはよく言われていました。

 

しかし、この言葉、少し考えてみたら「ん?」となると思います。

 

二次試験、教科書、共通テスト(センター試験)をレベル別に並べると、

 

教科書→共通テスト(センター試験)→二次試験

 

となりますよね。

 

しかし、あの言葉では

 

教科書→二次試験→共通も大丈夫!

 

という風になってしまっています。

 

「大は小を兼ねる」という言葉もありますが、勉強に限っては段階的にレベルを上げていくことが一番効率的だと思います。

数学者

つまり、教科書レベルが完璧になったら、二次試験の勉強を始める前に共通テストレベルの対策をやるのが、「自分は数学が苦手だ!」とならないようにするためにも良いと思います。

 

共通テストやセンター試験の問題は教科書レベルの問題で構成されていますので、二次試験の勉強への前段階として有効です。

 

少なくとも、時間延長してでもセンター試験の本試験問題で75%~80%以上が安定してとれるようになるまでは二次試験対策にはいかない方が良いと思います。

 

練りに練られた良問だらけのセンター試験問題を有効活用してほしいです!

 

さいごに

今回は古文・英語・数学を取り上げて苦手克服方法をお話しました。

 

どの教科にも共通して言えることとして、基礎がとても大事ということです。

 

そもそも、基礎ができないのに応用ができるなんてことはありません。

 

基礎の勉強はつまらないかもしれませんが、長文や実践的な問題を解けるようになるためにも基礎の徹底をしてほしいと思います。

 

頑張ってください!!

 

 

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる