【2024年】明治大学の入試情報・入試戦略について

みなさん、こんにちは！

武田塾岩槻校です。

さて、首都圏の難関私立大学といえばGMARCHですよね。

GMARCHに名を連ねる大学を卒業していれば、「優秀」「高学歴」と称されることが多く、就職活動も有利に進めることができます。

みなさんの中にもGMARCHブランドに憧れを持っている方がいるかと思います。

実際にGMARCHを志望する人が多いですが、GMARCHの難易度は全国で上位15%だと言われています。

さらに、近年は首都圏の私立大学が合格者数を減らしている関係もあり、難化傾向にあります。

そこで今回はGMARCHの一角である明治大学を分析し、入試情報や入試戦略についてご紹介いたします。

ぜひ志望校選びの参考にしてみてください！

※入試データは『大学受験パスナビ：旺文社』様のものを参考致しました。

明治大学ってどんな大学？

明治大学

学部（偏差値） 

法学部（60.0）　商学部（60.0-62.5）　政治経済学部（60.0-62.5）　文学部（60.0-62.5）　経営学部（60.0-62.5）　情報コミュニケーション学部（62.5）　国際日本学部（60.0-62.5）　理工学部（55.0-62.5）　農学部（57.5-62.5）　総合数理学部（57.5-62.5）

キャンパス

■駿河台キャンパス（東京都千代田区）

【アクセス】JR中央線・総武線御茶ノ水駅、地下鉄新御茶ノ水駅、地下鉄神保町駅　徒歩5分

【学部】法学部　商学部　政治経済学部　文学部　経営学部　情報コミュニケーション学部（※各学部の３・４年次）

■和泉キャンパス（東京都杉並区）

【アクセス】京王線・井の頭線明大前駅　徒歩5分

【学部】法学部　商学部　政治経済学部　文学部　経営学部　情報コミュニケーション学部（※各学部の１・２年次）

■生田キャンパス（神奈川県川崎市多摩区）

【アクセス】小田急線生田駅　徒歩10分、または小田急線向ヶ丘遊園駅からバス

【学部】理工学部　農学部

■中野キャンパス（東京都中野区）

【アクセス】JR中央線・総武線中野駅、地下鉄中野駅　徒歩8分

【学部】国際日本学部　総合数理学部

特徴

明治大学は2021年1月で創立140周年を迎えました。

GMARCHの中で、最難関と言われる明治大学は、早慶の次に入試が難しいと言われています。

そのため、明治大学を第一志望にする受験生や、早慶との併願受験をする人が毎年多いです。

キャンパスは東京と神奈川にまたがり、学部と年次によって4つに分かれているため、よく確認しておきましょう。

明治大学と言えば、駿河台キャンパスのリバティタワーが印象的です。

地上23階・地下3階の校舎で、高さ約120mもあるそうです！

私も訪れたことがありますが、まるでホテルのような空間でした。

設備も充実しているので、素晴らしい大学生活が待っていることでしょう！

明治大学はスーパーグローバル大学の一角として、グローバル教育にも力を入れております。

留学できる協定校は、2023年5月地点で、57ヵ国に渡り、全367大学もあるようです！

「国際協力フィールドワーク」や「海外実習」といった留学・研修プログラムも充実しており、国際色豊かな明治大学に今後も目が離せません。

それでは明治大学の入試情報を見ていきましょう。

明治大学の入試情報

明治大学の一般入試倍率【過去3年分】

※2023年の倍率に関して更新致しました！

人気大学だけあって、倍率は3年間で横ばい傾向にありますね。

穴場の学部を見つけにくい状況です。

【学部別入試の科目・配点】

法学部

商学部

政治経済学部

文学部

経営学部

情報コミュニケーション学部

国際日本学部

理工学部

農学部

総合数理学部

文系学部は英語の配点が高く、理系学部は数学理科の配点が高いですね。

また、総合数理学部の学部別入試では、英語と数学のみで受験することが可能です。

数学の配点が200点、英語の配点が120点となっており、数学の得意な人に軍配が上がります。

MARCH理系志望で、理科まで手を付ける時間はないけど、数学が得意な人にお勧めしたいです。

岩槻校からも今年、総合数理学部の学部別入試で合格した生徒が出ました！

見事、総合数理学部に合格したIさんの合格体験記を、ぜひご覧いただければと思います。

明治大学に合格するための入試戦略

続いて、明治大学に合格するための入試戦略について考えていきます。

注目すべき点は、文系学部の一般入試では、英語の配点が高くなるということです。（※文学部・情報コミュニケーション学部を除く）

よって、文系受験の場合は、英語の出来によって合否が大きく左右します。

明治大学の英語の特徴は、長文の語数が多いこと、問題が多く時間がタイトであることの2点が挙げられます。

これらの対策として、文章を素早く読む力（速読力）、正確に内容を理解できる力（読解力）が必要になります。

文章を何度も読み返している様では、時間オーバーでしょう。

お勧めの参考書は、関正生の「英語長文The Rules」シリーズの1～3です。

本書では、長文問題を解く上での考え方や、文章中の注目すべき点についてパターン化してくれています。

長文の苦手な人は、この本に出てくる解法パターンを、整理するところから始めてみてください。

また、文章一文ごとにSVOCMの構文が振られており、精読力を鍛えるのに役立ちます。

長文問題は答えが合っていればOKではなく、文章の意味も理解した上で解けることが重要です。

関先生のRulesシリーズは、読解力と精読力を底上げしてくれる良書となっています。

Rules3レベルの文章が理解できれば、MARCHの長文は大体読めるようになります。

最後に、文章の内容まで確認できたら、本書にあるQRコードを読み取り、解き終わった文章の音読を行いましょう。

速読力を鍛えるには、音読が一番効果的です。

音声を聞きながら、左から右への一方通行で、文章の内容が頭に入ってくるまで続けてみてください。

初めは難しくて大変ですが、1週間も続ければ慣れてきます。

筋トレだと思って、なるべく毎日意識して音読を続けるようにしましょう。

続いて理系学部では、数学が重要となります。

特に数Ⅲが頻出なので、「数学基礎問題精講」シリーズをやってから、「数学重要問題集(理系)」まで対策できると良いと思います。

時間がない場合は、数学重要問題集の必解とＡ問題を確実に押さえ、頻出分野に絞ってＢ問題まで解くようにしましょう。

明治大学の数学は、問題数が少なく、じっくり時間をかけて解くことができます。

もし苦手な分野があれば、基礎問題精講に戻って、解法を確認してみてください。

その後、数学重要問題集で演習を行い、過去問の順で進めていきましょう。

最終的に「問題文を見て解法が頭に浮かぶ」状態をつくることが重要です。

そのために、過去問演習で問題のパターンを分析し、初見問題へのアプローチ力を磨いておきましょう。

以上、明治大学の入試情報・入試戦略についてでした。

少しでも参考になれば幸いです！

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