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文系のための数学勉強法

文系のための数学勉強法

こんにちは、武田塾伊丹校です。
一、二年の文系で国公立を目指す人にとって最大の関門が

数学

ですね。
理系の人が軽々と数学の問題を解いているのを見ると羨ましく思いますよね!
私も国公立を目指した文系学生だったので、数学はかなり苦戦しました。
もちろん、理系の学生のように論理的に解きたいと思う人もいるでしょう!

そんなアカディミックに考えるから数学ができないんだよ!

発想を変えましょう!数学の試験問題は無機質なものだと思われがちです。しかし、出題者が文章や図形、数字などを駆使して作り上げた最高傑作です!私たちは出題者の挑戦状を出題者の意図などを考えながら解くんです。
むしろ、国語や英語のような文系科目の方が無機質だと思います。なぜなら、

文章の作者と出題者は一致していないから!

当然出題者は作者の意図は読めません。だから、論理を使って客観的な能力を図るしかないんです。

話を戻しますが、文系の学生が数学を解くため、どうすればよいか?

軍師になりましょう

kuroda ka兵衛 に対する画像結果

ふざけてませんよ!!歴史が好きな学生ならご存知だと思います。受験数学とは合戦のようなものです!

受験数学(理科)と合戦は結構共通してます!

出題者⇒敵の総大将  倒すべき相手です!
問題文⇒布陣図    全体の状態を把握する
数字 ⇒兵      数字にも楽な整数や面倒な平方根や分数などの強さありますね
公式 ⇒策      敵の布陣を攻略するために必要です!
学生 ⇒軍師     状況を攻略するための策を考える人です

このように受験数学と合戦は似ているんですね。(合戦じゃわかりづらければ、スポーツの試合に置き換えてもいいですよ。)

では、軍師になるためにはどうすればよいか?
3つのステップがあります!

①兵士の特性、策の効果を知る!
 兵士にも歩兵、騎馬兵、弓兵、鉄砲兵など様々な特性を持った兵がいます。数字にも整数、分数、対数など様々な特性を持っています。まず、数字がどんなものかを知ること。そして、公式はどのようなもので、どう使うかを知ることが大事です!よく公式の裏技を使う人もいますが、公式を完全に理解しないと裏技が使えない問題のときはどうしようもなくなりますよ。

②定石を学ぶ!
定石は囲碁や将棋などで、ある場面での最善の打ち方のことですが、これも数学と一緒です。例えば、円の角度の問題があれば、すぐに円周角や内角の和が出ると思います。つまり、定石は問題の解き方のことです。定石を学ぶためには問題と解説を何度も書いて覚えてください。暗記になっても構いません。まず、数学基本問題精講などで問題の解き方を思えましょう!

③策を発展させる!
定石を覚えて使いこなせれば、中堅校に合格できるくらいの数学の力はついています。しかし、上位校は定石をひっくり返す罠を張っていることが多いです。そのとき、自分はどう考えるか?そのまま策を変化させたり、あるいは最初から策を練り直す必要があります。初見の問題でそれができれば上位校の問題も解けるようになります!
ここまでくれば一人で鍛えるのは難しいです。友人と問題を解きあって、どんな考えで解いたかを言い合ったり、先生にこのような解き方をしましたが、ダメだったので先生はどう考えるのかなど質問してみるといいです。くれぐれも、白紙でここがわかりませんと聞かないようにしましょう!

このようにすれば数学の点数は上がりますが、その過程で数学を好きになれば、必ず得点源になります。
数学はセンスだと思われがちです。センスは鍛えることはできません。しかし、戦略は鍛えられます。数学をアカディミックなものととらえず、教授との知恵比べを楽しむ気で勉強しましょう!

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