関西大学（理系）科目別勉強法、傾向と対策　武田塾伊丹校

関西大学（理系）科目別勉強法、傾向と対策

こんにちは、武田塾伊丹校です。今回は、関西大学（理系）科目別勉強法、傾向と対策について書いていきます。

関西大学は英語の配点が高い傾向があり英語が合否を分けるといっても過言ではないありません。そのため英語が苦手という理系の方のため英語は大問ごとに説明していこうと思います。

英語　９０分　マーク式

第１問

Ａ：会話問題
　　２００～２５０語程度の会話文を読み、文章中の空所に適切な文を補充する問題です。
　　会話特有の表現は出題されることはほとんどなく、文脈判断の力が問われます。
　　会話問題では指示語や省略、代名詞がキーワードになることが多いのでそれらを意識して解くようにしましょう。
　　難易度はそれほど高くないので是非とも満点を取りたいところです。

Ｂ：パラグラフ整序
　　6つのパラグラフを1つの英文になるように整序する問題です。
　　論理語や指示語、文脈を把握し正しい順番に並べるため英語力だけでなく国語力も必要になってきます。
　　しかし、しっかり対策をすれば難易度は高くないため満点が狙えます。
　　ここも過去問などでしっかりと演習をし満点を取りたいところです。

第２問　長文読解

Ａ：空所補充　例年15題
　　問題パターンとしては以下の3パターンある。
　　(a）前後関係から解ける問題
　　(b）文法知識から解ける問題
　　(c）文構造から解ける問題　　　
　　(a)は比較的簡単であるが、(b),(c)は差がつく問題である。
　　(b)は文法はしっかりと身に付け、(c)は文構造SVOCや「何を修飾しているか」を意識するようにしましょう。

Ｂ：内容把握　　
　　難易度は高くないため、きっちり本文を読む力があればこれといった対策は必要ありません。
　　過去問や参考書でしっかりと演習を積みましょう。
　　読解力に自信がない方は「システム英単語」「速読英熟語」「入門英文解釈の技術７０」で基礎を固め、「英語長文ハイパートレーニング」や「英語長文レベル別問題集」で読解力を鍛えましょう。

第３問　長文読解

Ａ：下線部訳
　　文構造を理解し正しい訳を作る力つまり英文解釈力が必要です。
　「入門英文解釈の技術７０」を使って英文解釈力をつけるのをお勧めします。

Ｂ：内容把握
　　ここも第２問Ｂと同様に対策しましょう。

数学　１００分

数学は記述式と結果のみを答える形式の2パターンあります。
全体を通して基本～標準レベルが中心です。
小問集合は計算に時間がかかるものが多くここをすばやく解くことが合格へのカギとなります。
記述式の問題は難易度は高くないため完答を目指しましょう。

「初めから始めるシリーズ」で基礎を固めて「基礎問題精講シリーズ」で典型問題対策をしましょう。

物理　７５分

大問２つの構成で力学と電磁気とは必ず出題されています。力学はどの分野もまんべんなく出題されているのでとりわけ出題されやすい分野はありません。したがってどの分野が出題されても解答できるようにしておきましょう。電磁気は磁場、電場に関する問題が多いがやはりどの分野もしっかりと対策をしておきましょう。傾向としては問題文の文章量が多いです。マーチレベルの参考書をクリア出来たら、問題文の読み落としがないかに注意しながら過去問で対策をしてください。

「物理のエッセンス」と学校のワークで基礎固めをし、「良問の風」で受験レベルの問題に取り組みましょう。