国公立後期試験の対策方法【小論文・面接】
皆さん、こんにちは。武田塾伊丹校です。今回は 国公立後期試験 についての記事になります。
この記事を見てくださっている人の中には、前期試験が終わってから浮かれてしまってあまりやる気が出ないという人かもしれません。
実際に前期試験が終わってから全く勉強をしなくなる人は少なくなくありません。実はこの記事を書いている講師もその1人なのですが、後期試験の勉強は絶対にやった方がいいです。
周りが勉強できていない分きちんと勉強すれば後期の合格可能性はかなり高まります。前期で落ちてしまった大学に後期で受かった人は毎年います。逆に全く対策をしなければ受かるものも受からなくなってしまいます。受験生の皆さんには是非後期まで気を抜かずに頑張ってほしいです。
そうはいっても具体的にどんな勉強をすればいいか分からないという人も多いでしょう。英語や数学といった科目ならやることは前期と変わりませんが、小論文や面接となると何から手を付ければいいか分かりづらいですよね。
そこで今回は国公立後期試験の具体的な対策方法について紹介していきたいと思います。
気持ちの切り替え
まず大切なのが後期試験へと気持ちを切り替えることです。既にできていてやる気万全という人は飛ばしていただいて構いません。
やる気が出ない原因は人それぞれだと思います。前期で燃え尽きたから、周りが遊んでいるから、後期の大学に魅力を感じないから……
それではお聞きします。「あなたは後期の勉強をしなくて後悔しないと言い切れますか?」
私は無理にでも後期の勉強をしろと言っているわけではありません。そもそも勉強しなかった私にそんなことを言う権利なんてありません。
でも1つだけ言えることがあるとしたら、それは勉強しなかったことを後悔することはあっても、勉強したことを後悔することはないということです。
前期試験で確実に上手くいった自信があっても、予想外のところでミスを犯しているかもしれません。今は行きたくないと思っている後期の大学でも、進学してみたら考えが変わるかもしれません。
未来のことはそのときまで分からないのですから、どうせなら今できる精いっぱいの事をやってみてはどうでしょうか。
やらなければならないことが分かっているのにどうしてもやる気が出ないという人は、友達と一緒やるのが一番いいと思います。みんなが遊んでいる中で勉強を続けるのは精神的にしんどいです。一緒に頑張っている人がいること自体が心の支えになりますし、何よりサボりにくくなります。
小論文の対策
続いて小論文の対策方法についてです。
小論文が課される大学は多いと思います。特に文系はほとんどが共通テストと小論文といった形ではないでしょうか。
小論文で大事なことは、当たり前ですが問題の傾向をしっかりと理解することです。
与えられた課題文を要約したうえで自分の意見を書くという形がオーソドックスですが、題材となるテーマには多様性があって、経済学部なら社会・経済系、文学部なら哲学系、理工学部なら自然科学系というように、その学部で学ぶ内容と関連していることが多いです。
大学に入ってからの勉強にも直接役に立つので、そうした分野の背景知識はしっかりと押さえておきましょう。おすすめの参考書は『小論文の完全ネタ本』です。自分が受ける学部に一番近いものを選んでください。
それ以外にもSDGsやコロナウイルス関連などの流行のトピックが出題される可能性もあります。ニュースや新聞などをチェックしておくと役に立つかもしれません。
また、課題文が英語という場合もあります。逐語訳ではなく素早く要旨をつかむ練習を積んでおきましょう。
小論文では文章のうまさというよりも、いかに論理的な説明ができているかということが問われます。これはちゃんと練習していないと意外に難しいです。自分1人ではよく書けていると思っていても、実際にはそうなっていないというケースも多いです。書いたらそのままにするのではなく、必ず添削してもらうようにしてください。
面接
次は面接の対策法です。
面接はあまり合否には関係ないとよく言われていますが、全くの無対策のまま臨むのは危険です。本番の雰囲気に圧倒されたり、予想外の質問が飛んできたりして受け答えが出来なくなってしまうと、面接官に悪い印象を与えてしまいます。
志望動機や入学後にやりたい研究など、聞かれる可能性の高い問題についてはあらかじめ答えを用意しておきましょう。改めて自分の将来について考えるきっかけにもなります。
大学のアドミッションポリシーやどんな研究室があるかなどは、必ず把握しておいてください。
専門的な質問をされることもあるようです。小論文のところでも書きましたが、受験する学部や専攻したい分野の内容の基本的な知識は押さえておいた方がいいでしょう。
最後に、面接にはマナーというものがあります。最低限の言葉遣いや礼儀さえ守っていれば大丈夫ですが、決して面接官に失礼な態度を取らないようにしましょう。大学受験に関係なく人間として大切なことです。
小論文と同じで1人では対策のしようがないので、学校の先生などに手伝ってもらいといいでしょう。英語の面接が課されるところもあるみたいですので、その場合は特別な対策が必要になってくるかと思います。
まとめ
いかがでしたか?今回は後期試験の対策方法について詳しく説明させていただきました。
小論文に関してはとにかく過去問を解いて練習を積むことが大事です。あまり差がつかないと思うかもしれませんが、前期が終わってからきちんと対策ができているのといないのとでは雲泥の差です。
面接はそこまで重要ではないかもしれませんが、対策しておくことで余計に焦る必要がなくなります。
それでは受験生の皆さん、頑張ってください。この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
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