言語聴覚士・視能訓練士、医者だけじゃない医療の仕事！Part２

こんにちは！！

逆転合格が専門の大学受験予備校、武田塾伊勢崎校です！！

前回の記事では、医者以外の医療職として理学療法士と作業療法士をご紹介しました。

理学療法士が座る・立つなどの基本的な動作のリハビリに携わるのに対して、作業療法士は散歩・体操・料理などさらに高度な動作のリハビリを行うんでしたよね？！

今日は、そんな理学療法士・作業療法士と同じくリハビリに携わる医療系のお仕事を紹介したいと思います👍

前回の記事をまだ読んでないかたはこちらのリンクから閲覧できます

１，言語聴覚士

このお仕事を知っている人は少ないと思います

というのも、結構最近できた資格だからです！

1997年に国家資格となりました

主なお仕事は、

ことばの障害（失語症や言語発達遅滞など）

きこえの障害（聴覚障害など）

声や発音の障害（音声障害や構音障害）

食べる機能の障害（摂食・嚥下障害）

に対して原因を突き止め、改善するように訓練、指導、助言を行います

医師、歯科医師、薬剤師、看護師、歯科衛生士、理学療法士、作業療法士などの医療専門職、ソーシャルワーカー、介護福祉士、介護

支援専門員などの保健・福祉専門職、教師、心理専門職などと連携して仕事を行うので高いコミュニケーション力が求められる仕事で

す

また、言語聴覚士は養成校が少ないことから人手不足で非常に需要のあるお仕事です

今後需要はも増えると思われるので、リハビリテーション職を考えている方は是非どうでしょうか？！

ほとんどの言語聴覚士が病院で働いているそうですが、昨今は高齢化やコロナの影響で訪問リハビリなども行っているようです

２，視能訓練士

視能訓練士はその名の通り、目に関する検査やリハビリを担当します

日本視機能訓練協会によれば視能訓練士の仕事は大きく下記の4つに分類されます

1.視能矯正

視覚の発達する年齢は限られています。お答えを引き出すのが難しい低年齢の小児の視機能検査をおこない、弱視や斜視に対しての視力向上や正常な両眼視機能の獲得を目的とした視能訓練をおこないます。

2.視機能検査

人間の眼は、とても複雑で大切な器官であるため、多くの検査があります。視力検査・屈折検査・眼鏡処方検査・コンタクトレンズ検査・視野検査や、眼の奥の写真や組織の断層を撮影する画像診断検査、正確な手術をおこなうための手術前の検査など様々な眼科一般検査および精密な特殊検査も担当します。医師の診断や治療に必要な的確なデータを提供し、眼科医療をサポートしています。

3.健診（検診）業務

母子保健センター等で実施される3歳児健康診査における視覚検査や成人の生活習慣病検診などにも参加し、眼疾患の早期発見にも貢献しています。

4.ロービジョンケア

眼疾患や外傷などにより視機能が低下した状態となったロービジョンの見えにくさを様々な方法で補い生活の質（Quality of Life)の改善を支援します。視機能検査だけでなくロービジョンによる日常生活、学業や仕事の継続などへの影響を聞き取り、一人一人に合わせた光学的補助具（拡大鏡、遮光眼鏡等）を選定、見え方を補う様々な工夫、視覚リハビリテーション施設との連携などのアドバイスを行います。乳幼児から成人、高齢者と幅広い年齢層を対象としています。