人を簡単に騙せるグラフ
武田塾伊勢崎校です。
最近はコロナでいろいろなグラフが飛びかっていますね(すぐコロナと繋げる)。
そこで今回はグラフを使って人を騙す方法を通して疑う力の大切さを伝えたいと思います。
(悪意のあるグラフから自分を守るためにだけ使ってください、悪用厳禁!!)
グラフを使う目的って?
まず、なぜグラフを使うのかを整理してみましょう。下に適当に作ったグラフを用意しました。
一目見てA社、B社の売り上げは近いことがわかります。このようにグラフは自分の伝えたい情報を伝えやすくする手段です。しかし、一目で主張がわかるということは悪用しやすいということです(わかりやすいもの程人は考えない)
グラフの悪用の仕方
ここからが本題です。次のグラフを見てください
上のグラフを見るとA社、B社は売り上げにかなりの差があるように感じます。さて、先ほどのグラフと何が違うのでしょうか?
正解はグラフの軸です。最小値が0→80に変わっています。
軸を少し変えるだけでグラフが与える印象が変わったのがわかると思います。
次はA社が作った円グラフです(A社は実在しません)。また下の例を見てください。
ぱっと見だとA社は過半数のシェアを占めていますよね。しかし、実際はどうでしょうか。計算してみると
Aのシェア=100/(100+75+85)=100/260≒0.384
なんと約38.4%しかありませんでした。実際のグラフは下のようになります
扇の中の数字は同じですが大きさが違うので与える印象が変わってきますね。
このグラフから実際の数値ではB,C社との差がそこまでないのでグラフを改ざんすることで差別化したいというA社の思惑がわかります。
このように、グラフを見たからといってそのまま信じることは危険だということがわかったかと思います。
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共通テストではグラフを使った問題が増えると予想されています。
武田塾では参考書を用いてグラフ問題にも対応することができます。
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