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早稲田大学法学部の過去問分析{英語国語}

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今回は早稲田大学法学部の過去問分析(英語・国語)について書いていこうと思います。

 

早稲田大学法学部の英語で求められるものは?

英語は総合力で

早稲田大学法学部の英語で求められるのは読解、文法、英作文、アクセントと、幅広い総合力が求められます。英文法は高2生でも解けるようなレベルですが、上記のような理由でミスは許されません。また、読解問題の出題傾向の癖は強め。具体的に説明すると、読解問題が当学部と早大の国際教養学部でしか出題されない形式で出題されます。それはパラグラフの題意をよみとる問題です。また、「次の選択肢から本文の内容からして間違っているものを五つ選べ{もちろん設問は英語}」のような独特な問題も課されます。政治経済学部や教育学部のように設問が本文の流れに沿って順に来ることはないでしょう。以上、列挙したのはほんの一例であり、よって、当学部を受験する予定の方は何年分も過去問を解く必要があります。そして出題形式に慣れる必要があるでしょう。英文の内容も1000字を超える超長文が必出です。評論文の出典は、学術論文やイギリスの知識人向けの雑誌『THE ECONOMIST』などの文章です。物語文はときには2000字を超えるものも出題されたこともあります。

過去問3

 

出題傾向から見える受験生に求める読解の技術とは何か?

正確な速読力

読解問題の出題傾向から見えてくる早稲田大学法学部が受験生に求める読解の技術、それは正確な速読力に他なりません。だから受験生には夏休み終わりまでは精読力を鍛え、夏以降は速読力を鍛えていくことが望まれるでしょう。また、厄介なのが自由英作文です。政治経済学部ほど難問ではありませんが、法学部を攻略するうえで自由英作文での大きな失点は許されません。攻略するにはまず、英文法を自動化すること、すなわち英文法の核心を勉強するのです。現在完了形と聞かれて先に言葉で説明してしまうのではなく、イメージが瞬時に浮かぶようになれば問題ないのです。そのあとはひたすらに書く練習をし、添削を受ければ法学部の自由英作文で合格点が取れるようになるでしょう。ただし、大切なのは無理に難しい単語や構文を使わないことです。中学レベルの構文を使い、短時間で論理的な、説得力のある文を書けるように何回も練習することが大切です。

過去問 写真2

 

早稲田大学法学部の国語で求められるものは?

現代文がかなめ?

早稲田大学法学部の国語は、特に現代文が大学入試最高峰の一つといっても過言ではないでしょう。国語が難しいことで知られる早稲田大学であるが、早大の他の学部と相対的に比較しても、法学部の国語がとびぬけて難しいです。現代文が大学入試最高峰の一つといっても過言ではない理由の一つ目の理由としては、本文が非常に硬質であるからです。設問を解く以前に本文が難しすぎて読めないということも少なくありません。二つ目は、設問自体が難しいからです。一つの選択肢が四行以上に及ぶことも少なくないうえに、正否の判断が非常に微妙で難解です。三つ目は時間がかなりシビアであるからです。これは過去問を解いて慣れるしかないでしょう。そのうえ、時間がシビアであるのに120字以上180字以内の記述問題が課されるのです。しかもそれにかけられる時間は7、8分程度とかなり厳しい為、英語と同様過去問でしっかり対策しておくことが望まれるでしょう。古文漢文はそれほど難解なものではなく、解きやすいです。ゆえに法学部を攻略するうえで、いかに古文漢文で早く正確に解いて、現代文に時間と労力をかけるかということがカギになるでしょう。

配点は?

配点は英語が60点、国語50点、地歴又は数学40点 数学はセンター試験の成績を圧縮して利用。また、全教科に成績標準化がなされ、平均点に左右されて素点から得点を落とされることが毎年あるので、実際は公開されている合格最低点より高めの点数を取らなければなりません。

受験者層は?

当学部は政治経済学部と同様に東京大学を始めとした最難関国立受験者の併願先として人気であるため、全ての教科を高い水準で維持することが望まれます。ただ政治経済学部と違い、国立大医学部医学科志望の受験生が少ないことが特徴としてあげられるでしょう。

以上が早稲田大学法学部の過去問分析(英語・国語)についての記事でした!!

 

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