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日本初授業をしない塾!武田塾一宮校です。
武田塾では、文法系の問題集を解いたり長文読解系の参考書の問題を解いたりする場合に、
「どうしてその解答になるの?」
を明確にするような勉強法を推奨しています。
武田塾の勉強法を紹介している「受験合格は暗記が10割」(幻冬舎)にも書かれているので、武田塾生の皆さんはぜひ復習しておいてくださいね。
改めてそれはどうしてなのか?について述べていきたいと思います。
解答の根拠はなぜ必要?
その1 解答・解説をしっかりと読むため
「受験合格は暗記が10割」(幻冬舎)にも書かれているように、解答の根拠を説明できる状態にするとはもう少し具体的に言うと、自分よりも学力が低い友達に対して説明できるぐらいのレベルで解答の根拠が言えるようになることを意味します。
このような状態になるには、解説をしっかりと読み込んだ状態にしなければ、自分よりも学力の低い子に対して説明することができないからです。
皆さんは問題を解いたら解答・解説を読み込んだ方がよいということは知っていると思います。しかし、「自分なりに読んでおけばいいや!」というのと「誰かに説明しようと思って読む」のとでは、どちらの方が質の高い読み込みができるでしょうか?
それは言うまでもなく、「誰かに説明しようと思って読む」方が質は高まります。
「点の上がる講義系参考書の読み方」という記事でも同じようなことを書きましたが、壁やぬいぐるみに向けてでも何でも構いません!セルフレクチャー(自分が自分に授業をする)をやってみることをオススメします!
その2 間違えるパターンが分かる!
もう1つあるのが、選択式の問題では正解の理由だけでなく不正解の理由についても考えることが大切です(但し少しレベルが上がります)。
その際にしっかりと解答の根拠を探っていくと、間違え方が分かってきます。
例えば、ある長文の問題で解答の根拠となるポイントが3つぐらいあったとします。解答をする際にそのうちの2つのポイントしか抽出できなかったとします。すると、このポイントとそのポイントの2つしか分からなかったのであれば、答えは何番と何番を選んでしまうよなぁといった感じです。
したがって、演習をしたり解説を読んだりする際に、設問の選択肢はどのような要素で引っかけてくるのか?どこを気にしていない人を引っかけたいのか?という視点まで持てるようになると、出題者の意図を掴むことができます。
間違いの選択肢を選ぶとしたら、どの要素をどのように間違えたらそうなるのかを考えてみましょう。
すると、正しい選択肢を選べるようになり、間違いの選択肢を間違いであると判定した上で避けていくことができます。
自信の科目ほど要注意!
自信がある科目であればあるほど正解しやすい傾向が出てきます。それはそれでよいのですが、解答の根拠をしっかりと考えることを忘れがちです。実は解答の根拠が危うい状態で答えを出している可能性があるからです。
文法問題や長文系の問題集を解く場合は、解答の根拠をしっかりと言えるようにしておきましょう。
参考動画
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