センター試験世界史で○割の壁を突破する方法、教えます！ - 個別指導・予備校なら逆転合格の武田塾一宮校

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今回の企画は、「センター試験の壁」と題して、センター試験またはセンター形式の模試を目安に、自分の課題と問題点を把握し、得点へとつなげるためにどのような学習を進めたらよいのかということをお伝えしたいと思います。

今回はセンター試験世界史の勉強法について、目標得点率に応じて書いていきたいと思います。

センター試験世界史の概要

制限時間は60分で配点は100点。

問題数はだいたい40問前後です。だいたい1問2点から3点ぐらいです。

世界史は日本史と比べると年号がより重要になってきます。
日本史は1つの国の話であり、ある程度できごとの順番が分かります。
しかし世界史はいろんな国のできごとの順番を同時に覚える必要があります。
国ごとのできごとを1つの軸で繋げられることが大切です。
その軸になるのが年号というわけです。

世界史は日本史と比べて一般常識的なものが少ないように思います。
例えば中国史のような場合を除いてカタカナで表記されるので地名なのか人名なのかできごとの名前なのかが分からないとか都市名を聞いただけでいつの時代の都市名なのか（日本史であれば江戸か東京かはすぐにわかりますよね）が分からないとかあると思います。
きちんと言葉の意味を理解していないといけません。

出題傾向としては、

4択の正しい問題を選ぶ問題、並び替え問題、正誤を判定する問題が主に出題されます。

センター試験は地歴科目全体に言えることではありますが、写真や図を多用する問題が多いことが特徴です。文化史の勉強をする際には要注意です。

センター試験世界史で6割～8割を目指す人が行う勉強法

世界史で6割をとれていない人はまず通史を走り切れていないというパターンがあげられます。特定の範囲で止まっていて最後まで全部を終わり切れていないといった感じです。

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通史を一通り終わらせる参考書としては、講義系として「神余のパノラマ世界史」（学研）、問題集として「高校世界史基本用語問題集ツインズマスター」（山川出版社）をやっていきましょう。

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通史を終えた後は、各地域の歴史をタテの流れで整理して覚えてみましょう。教科書は地域や時代が飛び飛びになっていて知識を整理しにくくなっています。また、東南アジアなど教科書に載っている時代そのものがとびとびになっている場合もあります。国ごとにタテの軸の整理をした後にヨコの整理（その時他の地域では...）をするのがよいと思います。各地域の歴史を整理するための参考書として、「元祖世界史の年号暗記法」（旺文社）と「流れがわかる各国別・地域別世界史Bの整理」（山川出版社）がオススメです。タテの整理を行うコツとして、まずは一つの国でやってみてコツをつかむのがよいです。中国史はだいたい全時代をとおして登場するのと苦手な人が比較的多い地域でもあるので、中国史からやるのがオススメです。時代・国の名前・建国者・首都・主なできごととそれに関わる人物といった観点で押さえていきましょう。

基礎知識を入れる→大まかな国を押さえる→細かい国を押さえて周辺諸国をつなげていく

こんな感じで各地域の歴史について整理して覚えていきましょう。

センター試験世界史で10割を目指す人が行う勉強法

ここからさらに点数を伸ばそうといった場合に出てくる問題点としては、

1. 苦手な時代がある
2. 地図問題への対応

といったことがあげられます。

苦手な時代を克服しよう

イスラム系の歴史や東南アジア史などは苦手としている人が多いです。歴史が広範囲の地域にまたがって動いていくと、歴史の流れやできごとも複雑になる傾向にあります（西アジア・東欧・アフリカなど）。

したがって、一定の地域での一連の流れをつかむことや近隣国との関係も把握してできごとを整理していきましょう。

設問自体は決して多い地域ではありません。したがって、8割ぐらいを目指すのであれば何とかなるのですが、9割や満点を狙うとなると苦手地域があるとちょっとマズいです。

地図問題対策

一言！

「ビジュアル世界史問題集」（駿台文庫）をやろう！

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世界史は全世界を扱っているので、位置関係の把握は重要です。

世界史の勉強をしていると、実際の地図と自分が思い浮かべている地図とがズレていることがあったりします。このズレを修正していきます。
地図を見ないで世界史の勉強をすると、用語が頭の中に入っていてもイメージがズレていることが多いです。トルコ（今のイメージとオスマン・トルコのイメージのギャップ）やブルガリアなどは自分の認識とズレていることがあります。