センター試験・現代文の6割の壁を越える方法!!教えます - 個別指導・予備校なら逆転合格の武田塾一宮校

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今回の企画は、「センター試験の壁」と題して、センター試験またはセンター形式の模試を目安に、自分の課題と問題点を把握し、得点へとつなげるためにどのような学習を進めたらよいのかということをお伝えしたいと思います。

今回は、捉えどころのない科目とも言われる現代文についてお話をしていこうと思います。

センター試験国語の概要

第1問　評論文（50点）
第2問　小説文（50点）
第3問　古文（50点）
第4問　漢文（50点）

80分間で200点満点です。

センター試験現代文の特徴

センター試験は設問の文章も選択肢も長いです。私大文系大学の現代文と比べてもその傾向は顕著であり、時間切れを起こしやすい科目と言えます。

センター試験6割の壁を突破する方法

知識面について

漢字の問題で複数の問題を落とすのはキツいです。漢字の対策はきちんと行う必要があります。

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オススメは、「入試漢字マスター1800+」（河合出版）です。

次に小説で出てくる語句問題なのですが、1つ1つの選択肢を当てはめて最も合うものを選ぶというやり方をしている人はいませんか？

それはやめましょう！

辞書に載っている意味が訊かれているのでまずはそこを根拠に優先的に答える必要があります。その次に内容に適する選択肢を選ぶというルールで解いていきます。正確な意味をしっかりと理解するという意味で、辞書を引いたりしましょう。まずは過去問に登場した単語を押さえていきましょう。

本文の読み方

国語の点数が安定していない人はまず本文が読めていません。

読めていない人の中には目で見ているだけで読み飛ばしてしまっているという人が多いと思います。読み飛ばしの防止策としては音読または声に出さなくても口を動かして読むことをオススメします。読み飛ばしが怖いのは、読み飛ばしているなぁと意識して読んでいる人がいないということです。いい加減に読んでいれば話は別ですが、自覚症状がないまま読めていると思い込んでしまっていると非常に怖いです。

また、実際に設問に解答する場合は本文の中から根拠を探すわけですが、どこに書いてあったのか忘れてしまったら素早く問題を解くことができません。そこで、読む時にどこに書かれているのか覚えておくことが重要です。

選択肢の切り方

6割の壁を越えようという人は、いきなり完全に1択に絞り込むことは難しい状況だと思います。したがって、まずは明らかに違う選択肢を切れるようになることが重要です。

主な間違えさせ方としては、

・逆のことが書いてある
・書いていないことが書いてある
・書いてあるけど質問の答えと根拠が違う

といったことがあげられます。

センター試験の問題においては、本文とは違う言い回しで選択肢の中で同じ内容が表現されている場合があります。言い回しが違うので一見間違った選択肢として判断してしまう場合もあるので注意しましょう。

評論文と小説文の読み方の違い

国語の勉強の初めは小説の方が点数が取れる人が多いです。

しかし勉強が進むと評論文の方が小説と比べて点数が取れるようになります。理由は、評論文は出てきた順で問題を処理していけばよいのですが、小説の場合は出てきた順とか重要な情報が繰り返されるとは限りません。したがって、小説の方が根拠を探すのが難しいです。小説に関しては、本文に登場した順番で理解するのではなく時系列を理解することと場面における本人の心情、状況を理解することが大切になっています。

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武田塾の参考書カリキュラムの中では、評論文と小説文の読み方や解き方について詳しく書いてある参考書として「きめるセンター現代文」（学研）を紹介していますが、これをじっくりと読みこむことをオススメします。

一方の評論文は選択肢の文章の違いをしっかりと判断することが大切です。その上で本文から根拠を探すことをオススメします。すると、「1番が違うということは同じ内容の4番の選択肢も違うよね」といった形で選択肢をつぶしていくことが可能となります。これができるようになると、選択肢を切るスピードも上がっていきます。