ブログ

入試古文の勉強法を徹底的に解説しちゃいます!

一宮近郊のみなさん。
一宮市役所から徒歩1分、名鉄・JRの一宮駅から徒歩数分
武田塾一宮校でございます。

今回は古文の勉強法について解説しちゃいます。

uta_yomu_man

受験相談で皆さんの受験に対するお悩みを聞いていて、

「古文が得意!」

という人はほとんど聞いたことがありません。だいたい苦手と答えます。

そんな人向け、古文の勉強法について語ります。

学校の定期テストと入試の古文のちがい

まず学校の授業と入試の古文との違いについて述べたいと思います。

学校の定期試験とは違って、入試の古文は見たことのない古文がいきなり出てきて、少ない時間の中で問題を解かなければなりません

これをどれだけリアルに受け止めているかなんです。

学校の授業では先生が丁寧に主語や客体を補ってくれて全訳をしてくれます。
では入試の古文。当日に隣に先生が座ってくれて古文を1文ずつ解説してくれるかと言えばもちろんそうではありませんね。

知らない文章を自力で読んで制限時間内に解かなければならないのです。

何をすると古文ができるようになるのか?

ポイントを2つ述べます。

①全訳しないこと

試験には制限時間があります。

たった20分ぐらいの試験時間に細かく全訳をしている時間はありません。

全訳をしようと思うと、かなり時間がかかります。

②省略を補えるようにすること

入試における古文は、あらすじを掴むことに意識を向けてください

では、あらすじはどうやったら掴めるのかというと、「誰が誰に何をした」かを積み重ねることです。これで「あらすじ」になります。

ところが、英文とは違って古文には「あらすじ」を掴むことを困難にする要因があるんです!

それが

動作の主語や客体が省略されてしまう

ところなんです。

 

だから、古文単語をものすごくたくさん覚えても、精緻な古典文法の知識があったとしても、省略が補えない限り、文の「あらすじ」すら掴めないのです。

ですから、古文の基礎とは、自力で古文の「あらすじ」を掴めるようにすることなのです。

省略を補えるようにする方法

入試の古文でやるべきことはこれで分かったと思います。

それでは、具体的に何を勉強していくのか?ですね。

①古文単語を覚えること

古文単語を覚えましょう。

覚える古文単語とは、

・現代語と古語とで意味が異なるもの
・現代語で使われていない古語

の2つです。

入試でよく出るものは、古文単語帳にまとめられています。

○古文が苦手な人向け→「古文単語ゴロゴ」
○古文が苦手ではない人向け→「読んで見て覚える重要古文単語315」

注意すべきなのは、1語1訳ではいけないという点です。古語には1語でプラスの意味とマイナスの意味と2つの意味が存在するものがあります。1語しか覚えていないと、あらすじを取り違える可能性が高くなります。

古文単語は1語多訳で覚えましょう。

②古典文法

古典文法は文法問題を解けるようにするためだけに行うものではありません。

例えば、「ぬ」という言葉1つとっても、

・打消の助動詞「ず」の連体形
・完了の助動詞「ぬ」の終止形

の2つがあり、どちらにあてはまるのかは文法知識がないと区別できません。もしもこれを取り違えると、意味を逆さに捉えてしまうことは分かると思います。

また、省略を補う際に、敬語が分からないと省略を補うことが困難になります。

古典文法はしっかりやっておくべき分野です。

具体的には、

問題集は「やさしくわかりやすい古典文法」
講義系参考書として「富井の古典文法をはじめからていねいに」

などを使用します。

③省略を補う練習をする

古文単語と古典文法の基礎が終われば、今度は省略を補う練習をしていきます。

使用する参考書は、「富井の古文読解をはじめからていねいに」という参考書です。

主語や目的語の省略を補う方法は、敬語や古文常識や話の展開から推測します。

この1冊をしっかりとやり込みましょう。

「富井の古文読解をはじめからていねいに」で省略を補う基礎を習得したら実践です。古文上達 基礎編 読解と演習45」がオススメです。単に問題を解くだけでなく、省略をきちんと補えるか練習をしてみて下さい。具体的には、文章の中の動詞に全部マルを付けて、その動詞について誰が誰に(何に)どうしているのかを1つずつ補う練習をしていきます。これをやり込めるようになれば、「あらすじ」を掴めるようになります。

武田塾では各科目の勉強法を明確にします!

武田塾では各科目の参考書のやり方を明確にします。

そしてそれがしっかりとできているのかチェックを特訓の中で行っていきます。

授業を受け続けるよりも、正しい方法論に基づいて自学自習を進めていった方が成績は伸びます!!

武田塾ではみんなの自学自習のサポートをしています。

他の科目のことが気になる!?

とかどんなことでも大丈夫です。

お気軽にお問い合わせ下さい!!!

 

武田塾一宮校の無料受験相談

武田塾一宮校では、随時無料受験相談を受け付けています。

一宮市内に住んでいたり一宮市内の高校に通う高校生及び浪人生に向けて、日頃の勉強のお悩みから武田塾ってどんな塾なのか?まで、何でも相談できちゃいます!

無料受験相談

お気軽にお問い合わせください。

武田塾一宮校の校舎責任者の紹介記事はこちら↓。

塾生の目線に立って話しやすい雰囲気を作るのが得意な副校舎長の三谷(みたに)先生を紹介します!

武田塾一宮校の合格実績

2023年度

2022年度

2021年度

2020年度

2019年度

2019年度の武田塾一宮校の合格実績と合格体験記を紹介します!

■ 90秒で分かる武田塾

■ 武田塾生の1日

*********

一宮市(一宮、尾西、木曽川)・稲沢・清須・江南で、手厚いサポートのある塾・予備校を探すなら…

JR尾張一宮駅&名鉄一宮駅から徒歩7分
一宮市役所からすぐ近く

武田塾一宮校

〒491-0859
愛知県一宮市本町3丁目5番9号 尾張交通ビル6階
WEB:https://www.takeda.tv/ichinomiya/
TEL:0586-85-7050 
FAX:0586-85-8050

【開校時間】
◆原則
・月曜日から土曜日→10時00分から22時00分まで(電話受付含めて)
・日曜日→10時00分から19時00分まで(自習室利用のみ)

◆以下の期日のみは例外です。
8月12日から8月17日までは10時00分から19時00分まで
12月30日から1月2日までは休校

Twitter:

Instagram:

insta_takedajuku

武田塾は愛知県内だけでなくお隣の岐阜大垣飛騨高山はじめとして、全国各地にございます。お近くの武田塾にお問い合わせください。

関連記事

現代文が苦手なキミへ。対策方法が実はあります!方法を公開します!

現代文は勉強の仕方が分からない科目です。現代文が苦手な人にオススメする現代文の勉強法について武田塾が解説してみました。

短期間で完成できる!入試対策の漢文勉強法をお伝えします

一宮近郊のみなさん。一宮市役所から徒歩1分、名鉄・JRの一宮駅から徒歩数分青いビルが目印!武田塾一宮校でございます。 今回は漢文の勉強法について解説しちゃいます。 漢文は難易度も低く、対策の立てやすい ..

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる