こんにちは。武田塾医進館から、今日も受験情報をお届けします。
大学入試センター試験が共通テストへと変わり、問題形式が大きく変わりました。
最も大きく変わったのが英語!
英語外部試験との併用が前提であったため、文法・発音アクセントなどの出題が省かれたのが大きな特徴。
その分、長文問題は増えたものの、文章自体は英検2級レベル?
などなど、さまざまな情報が飛び交っていますが、実際にはどうなのでしょうか?
今回は、医学部受験生向けの「高得点が取れる」共通テスト対策について解説していきます!
【共通テスト】高得点が取れる英語勉強法とは!?【リーディング編】
共通テストの特徴は
とにかく文章量が多い
こと!
センター試験英語が約4000単語だったのに対し、共通テストの単語数は5000単語以上にまで増えます。
大問の数自体は変わりませんが、大問がABに分かれていることで、合計10個ものコンテクストを受験生は読む必要があります。
一方で単語・構文のレベルは決して高くなく、
簡単な文章をいかに手早く処理できるか
が問われていると言えるでしょう
共通テスト対策① 単語力
先述の通り、居痛テスト英語に求められる単語力は高くありません。
武田塾標準採用のテキストで言えば、システム英単語Basicレベルで十分対応できます。
それでもあえて対策の①を「単語力」としたのは単語の完成度が大切だから!
文章量の多い共通テストでは、いかに覚えた単語を早くアウトプットできるかが大切になります。
「単語の意味が分かる」 ではなく
「見た瞬間に単語の意味が分かる」 レベルまで、
単語帳一冊を完璧にしましょう。
★さらなる得点強化のために 一語一訳を越えて覚えよう★
英単語は「読めればいい」となりがち。
"challenge"=「挑戦する」 みたいな暗記法ですね
武田塾も、スタートは一語一訳で始めます。
しかしながら、「速読力」を鍛えるには一語一訳では対応できません。
例えば"challenge"には「挑戦する」以外に「抗議する」という意味もありますね。
これをいちいち考えながら読んでいるようでは、共通テストの速度には対抗できません。
ちなみに"challenge"が「挑戦する」「抗議する」両方の意味を持つのは、本来「(大きなものに)立ち向かう」という意味があるからです。
ただ複数訳をまる暗記するのではなく、「なぜその訳になるのか」を辞書の例文や原義で理解しながら学習すると、より深く英語を身につけることにつながります。
共通テスト対策② 構文力
速読のベースとして必要なもう一つの力は、与えられた文章の構造を瞬時に見切る力!
共通テストでは、ひとつひとつの文で逐一構文を取って丁寧に訳す、ということはできません。
パッと読んで、
このコンマは並列なのか、非制限用法なのか、
この前置詞はどこにかかるのか
このitは代名詞か、形式主語か
このthatはなんのthatか
といった文法項目を判断し、前から読んでいくことが必要です。
求められる文章自体は難しくないのであえて難しい構文系の参考書に手を出す必要はありませんが、目安として武田塾入門ルートの「大岩のいちばんはじめの英文法」に掲載しているレベルの文法事項すべて即答で説明できるくらいの力がほしいところです。
共通テスト対策③ 音読
読解速度を上げる手段、ずばりそれは音読です。
音読といっても、ただ読んでいるだけではダメ!!
共通テスト(および私大・国立大まで)の英語を読めるようにするためのゴール地点は
簡単な文章を早く読めるようにすること
です。
音読に用いる文章はさほど難しいものでなくて構いません。
文章のレベルではなく、「和訳が理解できている状態で」「どれだけの早さで」読めるかを大切にしてください。
「和訳が理解できている状態で」というのは、例えばお経を読むように、英語を読むのに必死になってしまって、自分が何をしゃべっているのかわからない状態にならないようにしよう、ということです。
共通テスト対策④ 戦略
共通テストの問題は、多くがスキミング(本文をザっと読んで内容を把握する)とスキャニング(必要な部分だけ抜き取る)を求めてきます。
大問1-2がスキャンニングの問題となっていますので、ここは問題文をサッと読んで、必要な情報を抜き取りましょう。
(ほかの部分は読む必要がありません)
大問3もスキャニングの要素が強いですが、このあたりから「必要な情報を探すくらいなら、全部読み切っちゃった方が早い」
という設問になります。
ここで↑で鍛えた速読力を活かしましょう。
どの大問でも、問題文を先に読んでおいて「どこを強く読むのか」という判断を事前にしておくことは必須です。
それだけでなく、後半に行くほど読む文章が増えますので、どこから解くのかという戦略もあらかじめ立てておきましょう。
実際生徒の様子を見ていても、大問後半に行くほど集中力を落として失点することが多くあります。
スキャニングの問題を集中力の低下する後半で解き、後ろの大問から解き始めるという戦略もアリでしょう。
そういった自分なりの戦略を、毎回の演習の中で立てることが大切です。
医学部医学科志望生は共通テストリーディングで何点を目標にすべき?
ずばり100点です。
というよりも、このレベルの文章で100点を取れることが、超難関大に合格する必須条件と言えるでしょう。
とはいえ、まずは基礎!
単語・文法の力を高め、まずは1文1文正確に読めるようにする
→速読でできるだけ正確に文章を把握できるようにする
という流れで、英語の学習をしていきましょう!
こんな相談、まずは「受験相談」へ!
今回は共通テスト英語対策【リーディング編】をお届けしました。
武田塾では、勉強に関するあらゆるご相談を、受験相談で承ります。
武田塾医進館では、医療系学部を目指す生徒を歓迎いたします。
難関とわかっているけれど、それでも逆転合格したい!
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「どう勉強したらいいの?」は受験相談でお伝えします。
知恵と技術のために、貪欲に。
学び続ける姿勢を身につけ、一生の財産となる時間を作りましょう。
「私じゃ合格できない」と悩んでいるなら、まずは一緒にお話ししてみましょう。
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