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医学部受験で最も大切なことをお教えします!

こんにちは!武田塾医進館渋谷校より、今日も医学部受験情報をお届けします。

今日のテーマは、「医学部受験に最も大切なもの!」

みなさんは、来年、あるいは再来年の春、医学部生に自分がなっているために、一番大切なものは何だと思いますか?

今日はそれを一緒に考えていきましょう!

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医学部受験で最も大切なこと!

それは、"人格"です。

私たち医療者は、職業として医療者としてあるだけではありません。
常日ごろから、患者の"健康"を守る者であらなくてはなりません。

では、"健康"とは何でしょうか?

五体満足であること?
病気になっていないこと?
死なないこと?

"健康"とはただ病気でないというだけでない。

それを知ることが、「よき医療者である」ための第一歩です。

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WHOの「健康の定義」を知ろう!

WHO(世界保健機関)の健康の定義にはこうあります。

「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます」(日本WHO協会訳)

原文は

"Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity."

となっています。

ヒトとして社会を生きる私たちにとって、「身体的な疾患がない」というのはわずか一側面でしかありません。
それだけでなく、精神的に、そして社会的に、欠けている部分がないこと。

それこそが健康なのです。

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現在、この"健康の定義"は新しく捉えなおされています。
改訂こそされていませんが、20世紀後半より、

"Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity."

すなわち、

「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、霊的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態であり続けることをいいます」

という2単語を加えるよう働きかけられ、現在はこの考えが、"健康"とは何かを考える上での常識となっています。

健康を維持する、とは何なのか

WHOの健康の定義を踏まえた上で、"健康"を維持するとは何なのか考えてみましょう。

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私たち人間を構成する要素は肉体・精神・社会的側面だけではないというのが、現在の医療の考え方です。

"Spiritual"霊的」と訳されますが、宗教になじみのない日本人にはやや理解しがたい概念かもしれません。

これは「魂(たましい)」ととらえてもよいでしょう。

人という存在を統合し、アイデンティティを形成するとなる部分、それがスピリチュアリティです。

私はこれを、「人格」と訳しています。

そして、健康とは"dynamic"な状態である。

そのときそのときが健康な状態でも仕方がない。
患者の生活の流れの中で、健康が損なわれる瞬間がないようにしなくてはならない。

それが、WHOの健康の定義をベースにした、"健康を維持する"ことなのです。

"健康"を維持するための医師の役割とは

こうしてみると、医師・あるいは医療者の役割が疾患の除去に留まらないことは明らかだと思います。

医療とは、人の健康を守る仕事、

すなわち、患者の人格(spirit)に関わるあらゆる側面を守り、維持する。

言い換えれば、患者の人生の1ページを、医療という側面から支える。

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そういうお仕事を、皆さんはこれからすることになるのです。

だから、これから医療者になる皆さんにとって、もっとも大切なこと。

それは、周りの人たちの気持ちや立場を自然と配慮できる人になることです。

どんなときに、どんな言葉で、どんな仕草で、自分より立場の"弱い"患者が「軽んじられた」と思うかはさまざまです。

「命を守る」、それ以上に「人格に配慮し、人生を守る」ことができる人になるために。

すべての人に配慮し、感謝し、そして貢献できる人になってください。

あなたが目指すゴール地点は、その先にあります。

学校の勉強、科目の勉強。これらは突き詰めれば「やるべきことをすべてやる」
そして実際にやり切れた人が、試験で高得点を取るという「あらゆるミスを排除した」結果を出し、医療者たちのチームリーダである、医師になってゆくのです。

辛い医学部受験。最難関の医学部受験。
そうではありますが、でも、ただ学力に囚われるのではなく、医療者として必要な"心"を持った人になる。
そして、その結果医学部に合格するために必要なことができる人になる。

そんなイメージでいてもらえると、合格するためだけの勉強をせずに済むのではないかと思います。

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今、合格するためにすべきことは?

さて、今回は医学部受験に必要な「マインド」の話でした。

学力ばかりが注目されがちな医学部受験ですが、実際のところは、実力以上に「マインド」を持っているかが、合格するために大切です。

医学部は「医療者になりたい」という明確な目標をもって進む場所。
どんな医療者になりたいか、受験生のうちからたくさん考えておきましょう。

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