こんにちは!
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[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です。
今回は
英作文の対策方法
について紹介します。
なお、こちらのテーマについては武田塾公式チャンネル『武田塾チャンネル』でも取り上げていますので、気になる方はぜひそちらもあわせてご覧ください!
英作文とは?
英作文には大きく分けて和文英訳と自由英作文の2つの出題形式があります。
和文英訳とは、与えられた日本語の文章を英語に訳すという問題です。
自由英作文とは、与えられたテーマについて自分の意見を英語で書くなど、書く内容が指定されていない問題です。
この2つは求められるものが違いますので、取るべき対策も変わってきます。
英作文の対策を始める前に、まずは自分の志望校がどちらの問題を出題しているのか、あるいは両方を出題しているのかを確認しておきましょう。
和文英訳対策
和文英訳の対策で重要なことは以下の2つです。
①使える表現を増やす
②書きやすい日本語に変換する
①使える表現を増やす
使える表現を増やすというのは、文法や語法を押さえるということです。
単語帳で単語と意味を一対一で対応させて覚えてきただけの状態では、単語の意味が分かっていても使い方がわからず文を作れません。そこで大事になってくるのが語法です。
語法とは、ズバリ単語の使い方のことです。
例えば、その動詞はどの文型を取るのか、前置詞は必要なのか、その名詞は加算なのか不加算なのか、冠詞はいるのか、その形容詞は限定用法と叙述用法の両方で使えるのか、などです。
こうした語法が身に付いていない人は案外多く、tellやspeakですら使いこなせないという人も少なくありません。
また、文法についても、文法問題は解けるが文法知識を英作文で活かせないという場合があります。
現在形はいつ使うのかなど、基本的なことがマスターできているのかを今一度確認しておきましょう。
加えて、コロケーションやニュアンスの違いを覚えていくことも必要です。
コロケーションとは単語同士の相性のことで、ニュアンスとは似た意味の単語の微妙な意味の違いです。
要は、似た意味の単語を使い分けられるようになろうということです。
例えば「捨てる」という日本語に対応する英語はthrow away, throw out, dump, give up, abandon, discardなどたくさんありますが、「プライドを捨てる」というときに使えるのはどれでしょうか。
こうした文法や単語の知識を身に着けていくことで、自分が自信をもって使うことができる表現が増えていきます。
②書きやすい日本語に変換する
和文英訳で出題される日本語の文章にはかなりこなれた表現が使われていることが少なくありません。
例えば、「一事が万事」、「とりもなおさず」、「生兵法は大怪我のもと」、「転ばぬ先の杖」、「目の保養」などなど、挙げればきりがありません。
こうした日本語を直接英語にすることは難しいので、一度書きやすい日本語に変換してから英語に訳すことが必要になります。
例えば、「眉唾物」という言葉は直接訳すにはハードルが高いですが、「疑わしい」という言葉に変換することで格段に訳しやすくなります。
とはいえこの変換も簡単ではなくある程度の慣れが必要ですので、出題された日本語の文章を訳しやすいように噛み砕く練習をすると良いでしょう。
自由英作文対策
自由英作文の対策で重要なことは以下の2つです。
①自由英作文の型を身につける
②アイデアを出せるようにする
①自由英作文の型を身につける
自由英作文では英語の表現のみでなく、文章全体の構成も見られます。
論理の破綻した文章や、支離滅裂な文章を書いてしまっては、いくら英語が完璧でも点を伸ばすことが出来ません。
自由英作文は大学によって求められる語数がある程度決まっていることがあります。例えば70語、80語、100語などです。
語数によって、文章はいくつで、それぞれどのような役割の文を書くべきかということがある程度決まっています。
まずは自由英作文の型を身につけましょう。
②アイデアを出せるようにする
自由英作文では自分で書く内容を考えなければならないため、普段からアイデア出しの練習をしておく必要があります。
それまでの人生で一度も考えたことがないようなトピックが出題されると、かなり焦ってしまいますし、限られた試験時間を浪費してしまいます。
こうしたことがないように、事前に様々なトピックについて自由英作文で書けるようなアイデアを出す練習をしましょう。
この時に、自分が英語にしやすいようなアイデアを出すことが大切です。どれだけ素晴らしい意見でも、正しく英語にできなければ意味がないからです。
また、時事ネタを入れておくのもいいでしょう。
自由英作文では近年話題になったことが出題されることも多いです。
AI、感染症、SDGs、電子書籍など、出題されそうなトピックについてはその周辺知識と対応する英語を覚えておきましょう。
これら2つに加えて、和文英訳と同じく、使える表現を増やすことも大前提必要になります。
英文を書いたら見直しを
和文英訳と自由英作文に共通して言えることで、書いた後に必ず見直しをするということがあります。
書きなれた日本語と異なり英語での作文では自分が思っている以上にミスが多くなります。
特に、三単現のSや、名詞の単数複数など、初歩的なものほどうっかり抜けてしまう事がありますので、念入りに見直しを行いましょう。
おすすめ参考書
和文英訳対策では、
『英作文トレーニングドリルTransform』
『英作文ハイパートレーニング』
の2つがお勧めです。
自由英作文では、
『大学入試英作文ハイパートレーニング自由英作文編』
『大学入試問題集関正生の英作文ポラリス』
の2つがお勧めです。
また、時事ネタを入れる上では『関正生が予想するFINAL時事英語』などが役立ちます。
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