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模試の結果の活用法!ー医学部受験は武田塾医進館大阪校

こんにちは!
阪急大阪梅田駅から徒歩

[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です。

5月~6月に受けた模試の結果が続々と出てくる時期になりました!

模試直後には自己採点も復習もしているとは思いますが、

今回は結果が客観的なデータとして返ってきた時にどのように活用するのかを紹介します。

模試の結果はどこを見る?

さあ模試が返ってきました!

皆さんはまずどこを見ますか?

点数・偏差値・順位・・・

このあたりを順に見ていって

志望校がE判定なんて出ていたら落ち込みますよね…なんならそのままシュレッダーにかけてなかったことに

でも、実はこれらはどうでもいい!

重要視すべき箇所は他にあるんです!

点数の内訳を確認

ひとしきり喜んだり悲しんだり怒ったりした後、各科目の点数の内訳に注目してみましょう。

まず「取れた問題」と「落とした問題」を把握します。

具体的に英語の例で見ていきましょう。

-共通テスト形式の英語(リーディング)の場合-

大問6個 80分

大問 結果
1 解き終わっており点も取れている
2 解き終わっているが結構落としている
3 解き終わっているが結構落としている
4 解き終わっているがさほど良い点ではない
5 解き終わっていない
6 解き終わっていない

後半に時間が足りなくなる、よくあるパターンです。

恐らく4番は焦りも手伝って点数につながっていないのでしょう。

ただ、時間をかけて読んだはずの2と3の正解率が低いですね。

次は「落とした問題」の原因を分析していきましょう。

正答率が悪かった原因の分析

上の例でいうと「落とした問題」2~6のうち4~6は時間切れが原因なので、それについては後で触れます。

まずは「解いてみたものの取れなかった」問題2と3を見ていきましょう。

「まだできない」問題

例えば大問3がとてつもない難問だった場合。

知らない単語だらけで構文も複雑😭

見たことない(練習していない)形式の問題だった😓

これは実力で出来ないんだからしょうがないです。

出来ないのに手を出したのが失敗ということです。

手を付けずに捨てるのも大事な戦略です。

「できていたはず」の問題

逆に大問2は「普段なら出来ていたのに」という問題だった場合。
どこで間違っていたのか、点が取れなかった要因を深堀りしましょう。

「できていたはず」の問題に対してできなかった原因を考えることが大事です!

①訳せてたと思っていたのが実は全然違っていた
→単語の覚え違いや構文の取り方のミスで全く違う内容を想定しながら解くとこうなります。

②選択肢のひっかけにもろにひっかかった
→問題形式に慣れ、惑わされないようにしましょう。

このように要因・課題が分かると「次はこうやって解いていこう」という改善策が見えてきます。
ここまで分析が進んだら「次はこうやって解いていこう!」と理想的な解き方のシミュレートをしていきましょう。

理想的な解き方のシミュレート

時間効率を考えた工夫

名称未設定のデザイン

英語の問題では特に、はじめから丁寧に読んで解いていたら時間がいくらあっても足りません。配点のことも考慮して、解く順番を工夫してみましょう。

全文を読まなければ解けない問題は後回し、のように同じ大問の中でも設問ごとで順番を変えていきましょう。
※ただしマークミスには要注意

捨て問の基準を設定

先ほどの例でいうと大問3のように、実力では明らかに太刀打ちできそうにない難問は潔く捨てましょう!
ただ、あまりに潔く何でも捨てすぎないように、自分の力の見極めも重要です。
捨てずに解ける問題を増やしていくことも忘れずに!

問題の読み方で無駄を省く

本文を全部読んでから問題を読む→解くためにまた本文を読むというのを繰り返したり、何度もページを行ったり来たり、なんていう無駄な動作はありませんでしたか?

一問一問解いていく中では見直し以外の重複動作をなくせるように心がけましょう。

同じミスはしない

ごく当たり前のことですが、間違った原因と対策がわかったら、二度と同じミスはしないように心がけましょう。

特にひっかけ問題にひっかかった場合は「この要素を見落としたせいでひっかかった」ということをメモしたりして、しっかり記憶に植え付けましょう。
共通テストは特にひっかけ問題が多いので、テスト形式に慣れておくことも重要なポイントです。

模試の結果から得られること

こうやって配点の分析、落とした問題の分析をしていると、自然と勉強法を見直す機会になってきます。

今回の例の場合でいうと

・共通テスト形式の問題演習不足

・長文参考書のやり方が正しくない(長文が読めていない)

・時間配分を考えずに解いている

などの課題が見えて来ましたね。

点数と判定を見て落ち込む→終了!という受験生

落とした問題を分析して理想の解き方を整える!という受験生

どちらが合格に近づけているかは明白です。

たまに「結果が悪すぎて恥ずかしいので見せられません…😭」なんていう受験生もいますが

何のための模試かお忘れですか?

悪い結果に凹む時間は5秒で十分です。

本番で合格する為に模試を受けているのですから、次にどう繋げるかの方に時間を使いましょう!

見せられない結果は伸びしろ!悪い結果は受け入れて今後に繋げる!

という気持ちで、模試の結果は最大限に利用しましょう。

なので、生徒面談、受験相談では怖がったり恥ずかしがったりせず、ちゃんと模試の結果は見せてくださいね♪

一緒に弱点を洗い出して、勉強法を改善し、戦略を練りましょう!

おまけ-模試の復習方法-

模試直後には自己採点・復習をしていると思いますが、この復習の方法についても紹介しておきます。

試験前から意識していないとできない事もあるので、ぜひ次回の模試から実践してみてください。

どれだけ時間がかかったのかを記載する

先ほども触れましたが、時間効率を考えて解き方や順番を工夫することはかなり重要です。

医学部受験は往々にして「スピーディーかつ正確に」という事が問われるので、模試だけでなく、普段問題を解いている時から時間を意識しておきましょう。

設問ごとにかかった時間の記録ができていると、どこに躓いて時間がかかったのかという分析ができ、苦手分野を洗い出したり、解く順番の戦略が立てやすくなります。

共通テストでいうとZ会の「共通テスト実戦模試」の解答には目安時間が記載されているので、合わせて参考にすると良いでしょう。

各問題に自分の理解度を〇×△で分類する

こちらは自己採点前にしておく方がお勧めですが、自信を持って解けた!という問題には〇、解答する時に若干迷った問題には△、全くわからなかったという問題には×で分類してみてください。

ここで重要になってくるのは△です。

なぜその選択肢を選んだのか説明できなければ、同じ問題が本番で出た時に確実に落とします。

「わかったつもり」という危険な状態になっているので、解答解説を読むことは勿論、参考書に立ち返って根本的な理解を深めておきましょう。

〇の問題で間違っていた場合も要注意です。

単なるケアレスミスなのか、根本的な覚え違いか、ミスの原因を把握してきちんと対策しておきましょう。

最低3回解きなおす

模試は良い教材の一つです。
最低3回、それぞれ目標を持って解きなおしてみましょう。

まずは1回目、「解ける」「解けない」を線引きする為に解いてみます。時間内に解けない問題もこの時点ではあるでしょう。
→解答解説を読み、理解を深めて解けなかった問題の練習をしましょう

2回目、時間内に全て解答することを目標に解いてみます。全て解答することを意識すると時間が足りないことを痛感します。
→ここで時間配分を意識し、戦略を立てます

そして3回目、時間内に全て解く+満点を目標にして解きます。どの問題に何分かけるか、自分でコントロールして解いてみましょう。

答えを覚えてしまうと意味がないので、少し時間をあけてみても良いかもしれません。

模試は実力を知り、本番の試験までに何をするべきかが分かる非常に大切なツールです。

結果で右往左往するのではなく、最大限に利用・活用しましょう!

最後に

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

武田塾医進館では今回紹介したような勉強法のお話やオススメ参考書のこと、さらに入塾のご相談までを、無料の「受験相談」にて承っております。

自宅での学習法、受験への悩み、科目の相談……
果ては、進学するかどうか悩んでいるというお悩みまで。

どんなことでも、お気軽にご相談ください。

多くの方とお話しできることを楽しみにしております。

 

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