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[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です!!!
日本各地では雪が観測され始め、いよいよ本格的に「冬」がやってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
特に空気が乾燥しがちな毎日ですので、暖房と一緒に加湿器も使うなど、万全の健康管理を心掛けましょう。
さて、今回は共通テストの勉強にいそしむ皆さんに向けた記事となっております。
過去の共通一次試験からセンター試験、そして今回の共通テストと、いくつか変遷はありましたが、本質や形式などは大きくは変わっていません。
そこで、共通テストを受けるうえで特にこれは知っていてほしい…といった内容を今回は紹介していきます。
これらを踏まえて効率的に試験を乗り越えていきましょう!!!
避けるべき勉強法5選
①オーバーワークな共通テスト勉強
皆さん共通テスト勉強にはどれほどの熱量を注いでいますか??
例えば、私立大学を専願する人の多くは、共通テスト利用方式を活用するほか、学校から受験が強制されているなどで、簡単に勉強をするでしょう。
また、国公立大学を受験する人の場合、二次試験との兼ね合いや圧縮の程度から、半分以上を共通テスト勉強に費やす人もいれば、二次試験勉強にほとんどの時間を割いている人もいたりと、人それぞれ熱の注ぎ方が異なることでしょう。
ただ、再度思い出してもらいたいことが、共通テストの出題問題は、原則高校で勉強する範囲内に限られています。
極端に言えば、教科書の範囲からしか出ないのです。
しかしながら、実際は多くの受験生がその範疇を超えた、応用問題集をたくさん解いたり、二次試験でしか出題されないような問題に積極的に挑んだりする受験生が多く見受けられます。
これでは、いくら計画を綿密に練ったとしても、共通テスト勉強ばかりに時間と意識が行ってしまい、大事な二次試験に対する勉強が非効率となってしまう恐れがあります。
例えば、数ⅡBの問題では、相加相乗平均や複素数、高次方程式など、融合問題も含めてあまり出題が多くない分野に関しては、勉強を張り切りすぎないことが重要です。
そして特に注意すべきなのが、理科・社会についての勉強です。
これらは、全体的に浅く広く出会ったり狭く深く出会ったりと、極めれば極めるほど確かに得意にはなります。
しかしながら、2次試験で利用する予定であるならまだしも、利用しないのにその教科の細かい応用問題や二次試験用の問題集を解いたりすることは、はっきり言って効率が悪すぎます。
あくまでも共通テスト勉強という本質を見失わず、いかに計画的に自分の重要度に沿った勉強が出来るかを再度考えて、オーバーワークを避けることはもちろん、より力を入れたい勉強に熱を入れるといった、効率の良い学習方法を追求していきましょう。
②用語や公式の単なる暗記
共通テストを、初歩的な問題しか出ない意外と簡単なテスト、だと誤った認識をしていると、足をすくわれることとなります。
一度問題に目を通してみてください。単なる暗記だけで解ける問題なんてほとんどないのが現状です。
それはもちろん、理科や社会といった一般的に「暗記科目」とされる教科においても言えることです。
例えば、実際の共通テストの日本史問題を見てみましょう。
(出典)2021年大学入学共通テスト日本史B
一見暗記だけで解答できそうな問題に思えますが、これには部分的ではない全体を通した理解が出来ているかを問われています。
ちなみに、実際に出題されている問題のほとんどがこのような正誤問題となっています。
要するに、暗記をするにあたっての正しい知識理解が出来ているかが重要視されているという訳です。
こうした問題になれるためには、教科書を見て用語や公式を断片的に覚えるだけではなく、それと付随した問題や関連用語や時代背景などをしっかりと理解しておく必要があります。
また、説明から用語を導き出す以外にも、用語から説明できるようになるといった、決して一方通行にならない勉強が重要となってきます。
③過去問や予想問題のみの勉強
共通テストの出題範囲については、上記の通り高校での教科書内容からとなっています。
つまり多くの問題は、基本的な内容理解さえできていれば解答が可能となっています。
ただし、そう簡単な話でもありません。
これまでのセンター試験では暗記力も重要視されていたのですが、今回の共通テストでは、特に「思考力」「読解力」が求められるようになっています。
したがって、共通テスト対策として過去のセンター試験の問題さえ解けばいいというとそうではないのです。
それでは逆に、共通テストの予想問題集を集中的にすることはどうでしょうか。
自信の受験するテストの大まかな形式理解としてはとても重要なことです。
ただしここでの注意としては、それを解いただけで満足していないかというところです。
「私はすでに共通テスト対策問題集を10回分解いたよ」と自信を持っている人は要注意です。
その理由としては、しっかりと復習が出来ていない可能性があるからです。
問題集の後ろについている解説を読んで、「わかった」気分でいても、もう一度解き直して確認してみて下さい。
果たして3日後に、答えと同様に正しい回答が出来るでしょうか。
共通テストを受ける人の大半は、受験する科目数がとても多いために、一つ一つをぱっぱと進めがちです。
ただし、しっかりと間違えた問題のみならず、正解していた問題でも、解説を読むことで別解や違う視点を理解することが出来るかもしれません。
先へ、先へと急ぎすぎることなく、正確に進めていきましょう。
④勘で当たった問題の未復習
誰しもあるでしょう、分からない問題をとりあえずそれっぽい答えや勘に任せたことが。
学校の先生や予備校の先生からも、確かにそういった問題でもあきらめずに何かしらの解答をすべきであることは言われてきた人も多いのではないでしょうか。
実際、ほんの数点が合格の成否を決めることとなるためには、このような悪あがきも大切なことです。
ただ、それをした時の解答の正誤に関わらず、しっかりと復習はしていますか。
次こそは必ず自信をもって解答するとの意気込みで、二度同じ過ちを繰り返さないように、しっかりと復習は心掛けるようにしましょう。
⑤タイムマネジメント
いくら問題を解くための知識や基本を押さえていても、制限時間をオーバーしてしまうとそれらは発揮できません。
共通テストには「情報処理」の面をも持ち合わせたテストなのです。
簡単に言うと、制限時間内で50問解くみたいな感じになっているわけです。
実際に共通テストを見ると英語リーディング長文大問1~6まで80分で答えられますか。
数学ⅠA選択問題を含んで大問4問解き切れますか。
かなり大変な問題量になっていると思ってください。
じゃあ、共通テストを攻略する方法はないのか。
そんなことはありません。
解答不可能である問題を出すわけがありません。
共通テストへの取り組み方は、
①時間無制限で解く
その次に、解けなかった問題の分析と復習を行い完全に解けるようになる。
②時間を計って問題を解く
時間内に解けなかった問題の理由の分析、どうやったら時間内に解き切れるか対策を考える。
③再度、時間を計って問題を解く
上記のような地道な取り組みが共通テストを攻略する唯一の方法になります。
普段から時計などで時間をしっかりとはかり、常に本番同様の形式で勉強を行うことが重要です。
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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